「東陽ソリューションフェア2020 Online」レポート
先進自動車計測ソリューションを展示とセミナーでご紹介
東陽テクニカは2020年12月9日(水)~11日(金)、当社の最新計測機器とそれらを用いたソリューションをお客様にご紹介するためのオンライン展示・セミナーイベント「東陽ソリューションフェア2020 Online」を開催しました。
イベントにご参加くださった方々には心より御礼申し上げます。
延べ1,790名の方にご参加いただいた本イベントは大盛況のうちに終えることができました。ご好評につき、2021年2月にセミナーアンコールを開催する予定です。

図1:「東陽ソリューションフェア2020 Online」のロビー
当社は幅広い分野の計測機器を取り扱っておりますが、その中でも本イベントは「先進自動車計測」と「5G&セキュリティ」にフォーカスしました。本記事では「先進自動車計測」における展示・セミナー内容をご紹介いたします。
ご興味を持っていただけた方には、ぜひ「セミナーアンコール」にご来場いただきたく存じます。
セミナー
全45講演のうち、先進自動車計測をテーマとしたセミナーは以下の通りです。
- 「自動運転システム研究用MILSシステムの構築と、HILS、VILSへの適用例」
- 「ミリ波レーダーシミュレーターを用いたADAS機能の検証のためのHILSのご紹介」
- 「自動運転/ADAS開発・評価ツール最前線」
- 「Unreal Engine を用いた、駐車スペース検知のための学習データ生成 ~次世代自動駐車システム実現に向けて~」
- 「自動車×通信の最新評価手法」
- 「5G/V2xの通信評価のためのコンパクトレンジ(CATR)でのアンテナ測定の解説」
- 「車載ソフトウェアのサイバーセキュリティとISO/SAE 21434」
- 「EV充電を覗いてみた ~EV充電機構の開発に最適なソリューション~」
- 「高エネルギー化する電動車両を試験する ~安全で高精度な試験のための最新計測ツール~」
今後のCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)分野の開発を支援する様々なツールを紹介させていただき、特に、自動運転・コネクテッド・電動化をテーマにしたセミナーは多くの方にご視聴いただきました。

図2:「自動運転/ADAS開発・評価ツール最前線」のセミナーより:
自動運転/ADAS開発に必要な海外の最新機器のオーバービューを紹介しました

図3:セミナーのリハーサル風景:撮影機材や配信機材を用いて最終的な配信状態をチェックします
展示
リアルな展示会と同じようにホールに複数のブースを設置し、それぞれのブース内で複数の製品を展示しました。
「先進自動車計測ホール」の中には以下の8ブースを設置しました。
- 電源/電子負荷ソリューション
- 自動車OTA測定
- 自動運転/ADAS開発支援
- 電動車両用計測ツール
- コネクテッド
- 車載ソフトウェア開発支援
- 自動車サイバーセキュリティ
- 自動車耐久試験

図4:「先進自動車計測」ホールに設置された8ブース
ホール内でブースを選択すると、ブースに入ることができます。各ブースでは、展示説明員とのチャットやビデオ通話、メールでのやり取りが可能になっており、オンライン展示会であってもブース担当者とコミュニケーションが取れるようになっています。

図5:「自動運転/ADAS開発支援」ブース
先進自動車計測関連のテーマで、非常に多くのセミナーと展示を行ったため、本レポートで全ての詳細をお伝えすることはできませんが、冒頭に記載の通り2021年2月にセミナーアンコールを開催しますので、ご来場いただけなかった方々はぜひご来場ください。
※セミナーアンコールはセミナーのみのオンデマンド配信となります。展示ブースはご覧いただけません。