メッセージ

人財総務部長から

あらゆる産業の技術革新という、とどまることを知らない仕事。
挑戦できる環境があなたを待っている。
人財総務部 部長 綿貫 克彦

求める人物とは?/誠実さ、柔軟な姿勢、そしてチャレンジ精神

当社が従業員に望む行動指針は次の2つです。

  • プロフェッショナルであれ/誠実に物事に取り組み、品位と能力の向上に努める
  • イノベーターであれ/柔軟な発想と勇気を持って、新しい技術や事業に挑戦する

つまり私たちは、この2つを備えた方、あるいは目指す方にぜひ入社してほしいと願っています。

まず「プロフェッショナルであれ」、つまり誠実に物事に取り組む姿勢とはチーム意識に通ずるものがあると考えています。人はそれぞれ努力するものの、1人でできることは限られます。一方で、会社で働くという組織のメリットを生かし、より大きな仕事に臨む人がいます。

そうした人たちは相手の立場に立って物事を考え、素直さや謙虚さを併せ持ち、仲間と共に何かを成し遂げることに長けています。根底にあるのは、やはり「誠実さ」でしょう。その上で現状に満足せず、努力を惜しまない方が当社に加わってくれるとうれしいです。

続いて「イノベーターであれ」は、アイデアやスキルの引き出しの多さや、チャレンジ精神に関連します。何かに取り組むことの意義は、他の誰かに与えられるものではありません。我々は自ら考えて行動する人を必要とし、評価したいのです。「前任者がそうしたから」と、慣例をそのまま受け入れるような人は、東陽テクニカでは通用しないでしょう。

また、企業として、既存の概念にとらわれず新たな技術革新に貢献することを目指したいと考えています。そんな当社自身が思考を停止したらその先の進歩は見込めません。新しく迎える方にも現状を分析して理解し、改善に向けて柔軟な発想を持ち続け、次の領域に向かう挑戦力を期待します。

私自身を振り返ってみても、東陽テクニカには意欲がある人間を後押しする風土があります。私の肩書きを見れば分かるように、当社では人材を「人財」としています。まさに社員を宝物と考えている証ですね。

自身の経験は?/「大変な所に来た……」海外出向のおかげで今の私がある

私は前職でIT企業のシステムエンジニアでした。ある会社の経理システムを構築する中、経理の仕事そのものに興味を持ち、転職を意識するようになりました。実務経験はありませんが、大学時代に簿記を専攻して基礎は身に付いていたので前向きに考えられました。

複数の会社で内定をいただく中、東陽テクニカに入社を決めた理由は「人」です。面接官が親身で、現場担当者とも波長が合い「この人たちと一緒なら楽しく働けるだろう」と感じられたのが大きかったですね。また、仕事内容の説明も分かりやすく未経験からのキャリアアップをイメージできました。

入社後の第一印象は「居心地の良い会社」でした。上司と気軽に話せる職場で、社長もいつも身近な距離にいます。以来、長く経理に携わり、財務や税務の仕事、企業の信用調査、決算時の開示書類作成などを担当しました。そして10年が経った頃、中国の子会社に出向することになります。このことが私にとって、キャリアの転換期でしたね。

当時は前任者との交代で、経理財務責任者のつもりで着任しました。ところが実際には、人事も総務も、物流もインフラ関係の調整も、バックオフィスのすべてを管理する役割だったのです。はじめての仕事ばかりのうえ、日本人は総経理と私のみでした。「大変な所に来てしまった……」と、特に1年目は追われる毎日でしたね。

しかし、中国人スタッフと信頼関係を築き、社内外を問わず多くの人と交流するなど、出会いの素晴らしさを知りました。また、営業部の責任者と共に戦略会議を開いたり、子会社の運営について経営陣に報告したりと、通常の経理職では味わえない経験も得られました。ここでの時間があるからこそ、今の私がいると思っています。

出向中、経理部の上長から気遣いのメールがこまめに届き、出張で訪れた営業部長も話の聞き役に徹してくれるなど、周囲のサポートがありがたかったです。異国で1人奮闘する中「会社が自分の気持ちを理解してくれている」と感じられて、心が落ち着きましたね。

当社を目指す方へ/挑戦できる環境を用意。共に、産業の技術革新に貢献を

経理未経験で入社し、中国での日々を経て、私は今、人財総務部で部長を務めています。チャレンジは、それが始まる前や軌道に乗るまでは不安感や苦労の連続ですが、いざゴールが見えてくると充実感が芽生えます。そして節目で振り返ると、共に取り組んできた仲間との絆も感じられます。今の東陽テクニカは、そんな「挑戦したい」という思いに応えられる会社です。チャレンジを繰り返し、自身の成長や仕事の価値を見いだしてください。

現在、働き方改革など、新しい考え方が浸透して社内各所で改革が進む中、変わらないのは企業としての発展であり、常に戦略を立てて実践しています。これからも「“はかる”技術で未来を創る」をキーワードに、多様な産業の技術革新に貢献していくでしょう。

その実現には社員の成長が必須で、我々も投資を惜しみません。だからこそ「今のままでいいのか?」「可能性を信じて新しい道に進みたい!」と、意欲的で未来への努力を惜しまない方に入社してほしいのです。立場や社内外を問わず人から学ぶ素直さや謙虚さをお持ちの方、人に共感したり人から共感を引出せる、誠実で人間味のある方のご入社をお待ちしています。