IR情報 会社情報

ブログ

EMC測定ソフトウェア新機能のご紹介(ラジオノイズ測定)

カテゴリ:EMC 投稿日時 2019/02/13(水)10:30:48

このたび、自動車用放射・伝導ノイズ測定ソフトウェアEP9/VEに、完成車に搭載されているラジオの受信音声に混入するノイズの測定を自動で行うオプション機能を追加いたしました。

従来のラジオノイズ試験では、車載アンテナで受信する試験用放送波の電界強度が定められたレベルになるように送信アンテナに接続した信号発生器(試験用放送波の信号源)の出力を調整し、その状態で、測定者がラジオの聞こえ具合を耳で判断し、混入するノイズの評価(聴感試験)を行ってなっていました(図1参照)。このため、定量的な評価が困難でした。 
 

201902131016_1.jpg      

図1 従来のラジオノイズ評価方法

 

本製品では、測定機器を制御し、以下を行うことで、ラジオノイズ試験を自動的かつ定量的な評価が可能となります。測定システムの構成を図2に示します。

  • 試験用放送波の出力レベルの自動調整
    測定対象の周波数ポイント毎に、車載アンテナで受信する電界強度が定められたレベルとなるように、信号発生器の出力レベルを自動で調整します。

  • ノイズ評価の自動化

    測定者による聴感試験の代わりに、復調信号のSINAD値を評価基準とします。本製品は、あらかじめ指定された測定対象となるすべての周波数に対して、SINAD値を自動で取得します。図3は、復調信号を評価している際のスペクトラムアナライザの画面です。


    201902131016_2.jpg

図2 ラジオノイズ評価システムの構成

 

201902131016_1.png

図3 試験用放送波復調時のスペクトラムアナライザの評価画面

 

SINAD値が閾値を超える場合、ノイズが混入している可能性が高いと判断します。閾値を超えた周波数ポイントについてのみ測定者が確認のために聴感試験を行なうため、本自動化により全ての周波数ポイントで聴感試験を行なう必要がなくなり、測定時間の短縮が期待できます。

 

測定した結果は、測定対象の車両部品の種類・状態毎にExcelファイルとして出力することができます(表1参照)

 

表1 結果レポートの例

201902131016_2.png

 

本製品に関するお問い合わせ先はコチラ

当社オリジナルEMC測定ソフトウェアのラインナップはコチラ

evernote share Google plus Face Book Google plus Liked In

detail__vid--text.png

はい (0)
いいえ (0)

PAGE TOP

本ウェブサイトではサイト利用の利便性向上のために「クッキー」と呼ばれる技術を使用しています。サイトの閲覧を続行されるには、クッキーの使用に同意いただきますようお願いいたします。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。