SYNESIS Ver 3.5リリース
SYNESIS
2018年2月7日に「SYNESIS」の最新ソフトウェアVer 3.5をリリースしました。
操作性や管理機能が改善され、ユーザーにとってより使いやすくなりました。
「SYNESIS」 ver3.5の新機能
~パケットリプレイヤー機能~
- パケットリプレイヤーパケットストアからデータを連続してリプレイすることが可能になりました。
SYNESISのメニューから直接選択および操作可能となり、操作性が改善しました。
~キャプチャ機能~
- PTP機能
PTPによる時刻同期が可能になりました。 - キャプチャフィルタ
AND/OR条件が設定可能となりました。
パターンによる指定がANDまたはOR条件で結合できるようになりました。 - 保存フィルタ
従来のフィルタに加え、L2/L3プロトコルによるフィルタも設定可能になりました。
ポート番号およびVLAN IDが範囲および複数値で指定できるようになりました。 - デコード
EoEヘッダのデコードが可能になりました。
最大で4GBのトレースファイルまでデコード可能になりました。
デコード画面でVLANフィルタが使用できるようになりました。 - ダッシュボード
L3統計情報(ICMP、TCP、UDP、OTHERSのバイト数、パケット数)が確認可能になりました。 - エージェント画面
ユーザー任意のKPIグラフを選択できるようになりました。
~管理およびその他機能~
- ログインセッションの管理
同時ログイン数を確認できるようになりました。
また無操作が30分以上続いた場合自動的にログアウトするようになりました。 - 通知・アラート機能・レポート機能改善
パケットドロップ、リンクステータスの変化、自動保存の失敗が通知できるようになりました。
各種アラート、および周期レポートの通知先を個別に指定できるようになりました。
APMアラートの入力上限値を2,100,000,000ミリ秒に拡張しました。 - レポート機能(DLC統計データ周期レポート)
従来PDF、Word、Excelのみ選択可能でしたがCSVも選択可能になりました。 - SYNESISの管理機能
SYNESIS上から時刻サーバの管理が可能になりました。
キャプチャ条件を含む各設定の保存が可能になり、毎回の設定が不要になりました。
設定が初期化できるようになりました。 - ログの出力・取得
SYNESISの操作履歴が確認可能になりました。 - Wireshark/tsharkの利用
SYNESISにインストールされたWiresharkのバージョンを任意に変更できるようになりました。 - リモートデスクトップ
SYNESISポータブルモデルでもリモートデスクトップ利用可能になりました。
製品の詳細については、東陽テクニカ情報通信ページを参照してください。