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Polarion 2013 SR2の新機能

注目の新機能と重要な変更を含む Polarion のニュー・リリース -- Polarion 2013 SR2

Polarionは、夏が終わりに近づいた時期に、再び重要なアップデートをリリースしました。Polarion 2013 Service Release 2 (SR2) としてパッケージされる今回のアップデートには、すべてのPolarion製品に対するアップデートが含まれ、保守契約を締結していただいているお客様に限り無料でご利用いただけます。保守契約を締結していただいているお客様は、アップデートを以下のサイトからダウンロードしてご利用ください: http://www.polarion.com/downloads/update.php

今回のアップデートに含まれる新機能とは?

通常のバグ修正およびユーザビリティやパフォーマンスなどの強化に加え、本リリースではPolarion Software社の増分方式のアジャイル開発プロセスにより、将来的にPolarion 2014メジャー・リリースに統合される予定の、複数の新機能と重要な機能改善を提供します。

UIでユーザーの目に見える形で最も重要で改善された機能は、LiveDocエディタとリッチテキスト編集フィールドにおけるテキスト・ブロックのフォントと色に関するサポート対応です。コンテンツ内の特定のセクションをハイライト表示しやすくしたり、ドキュメントをよりプロフェッショナルに見せることができます。

もう一つの目に見える改善された機能は、ワークアイテムの優先順位をつけ易くする新しいサイドバーパネルです。(詳細は以下を参照)

目に見えない、強力な改善点

次のセクションでは、UIでは見えない、いわばバックエンドに「隠れて」いるいくつかの強力な改善点について説明しましょう。 今回は、スタートアップタイム、再インデックスタイム、大きなツリービューのブラウジング(閲覧)など、数多くのパフォーマンスの改善がリリースされました。

記事の後半では、Polarion 2013 SR2で実装されている上述した機能以外の、比較的重要な新機能および変更を紹介します。本リリースで対応されたすべての問題と機能強化について確認する場合は、配布版に同梱されているResolved Work Itemsファイルをご参照ください。

リッチテキストの強化

フォント

PolarionのリッチテキストとLiveDocエディタで、フォントスタイルとサイズの変更が可能になりました。その用途はパラグラフのハイライト表示、コードブロックのサイズ固定フォント使用、大きいテーブルにフィットさせるためなど多岐にわたります。

Screen Shot 2013-08-30 at 11.27.46 AM

LiveDocドキュメントやリッチテキスト編集フィールドでこのフォントが利用可能で、インポートまたはRound-Tripのためのフォント変更は、システムプロパティcom.polarion.ui.richText.fontsで設定可能です。

以下の場合にフォント変更が行われます:

  • Microsoft WardおよびMicrosoft Excelからのインポート。
  • 上記のRound-Trip。
  • Polarion以外のソース(例、Wordドキュメント)からコピーし、LiveDocやリッチテキストフィールドにペーストしたテキスト。

フォント変更では、特定のフォントをPolarionで定義されたフォントに置き換えます。Polarionで使用不可能または変更できるフォントがない場合は、Polarionのデフォルトフォントに置き換えられます。使用可能なフォントはセミコロンで区切られ、フォントの変更はコロンで区切られています。次の例を参照してください:

com.polarion.ui.richText.fonts=Arial, Helvetica; "Courier New", Courier, monospace, HanWangKanTan; Georgia, Garamond; "Times New Roman", Times

  • Arial、Courier New、Georgia、Times New Romanが使用可能フォントとして登録されています。
  • HelveticaはArialに置き換えられます。
  • Courier、monospace、HanWangKanTanはCourier Newに置き換えられます。

この定義済みフォントはクライアントのコンピュータにインストールされていなければなりません。ここに無いフォントはすべてデフォルトフォントのArialに置き換えられます。これはPolarionでハードコーディングされており、管理者レベルでの変更はできません。

色の選択

フォントと同じように、テキストと背景に様々な色を選べます。

Screen Shot 2013-08-30 at 11.29.38 AM

優先順位付け

Polarionではワークアイテムの優先順位をつける、非常に柔軟な方法を提供します。変更フックを使ったサブレベルレベルからの自動計算で、マルチレベルの優先順位づけ設定が可能です。しかしユーザストーリーの順序リスト、つまりバックログを管理するだけでよい場合もあります。新しい優先順位づけサイドバーパネル、およびそれを呼び出すテーブルビューの優先順位づけモードで、テーブルに項目をドラッグ&ドロップするだけで項目の優先順位を変更できます。

Screen Shot 2013-08-30 at 11.33.58 AM

必要であればいつでも、全てのあるいは選択した項目の優先順位を組みなおすことができます。

Screen Shot 2013-08-30 at 11.40.13 AM

パフォーマンスの改善

ファイルシステムあるいはSVNプロトコルを用いたシステムアクセス

Polarionでは、システムからレポジトリへの接続にファイルまたはSVNプロトコルを用いて接続するように設定できます。これは、読み取り動作およびシステムの読み込みだけが目的です(例、LuceneやSQLでインデックスを付けるドキュメントを読み込むシステム)。これによりシステムの安全性が損なわれることなく、パフォーマンスに非常に良い影響を与えます。SVNプロトコルを使えば、再インデックスにかかる時間が最高で3倍早くなります。

違うプロトコルでシステムアクセスを設定するには、システムプロパティを利用してください:

repoSystem=file:///opt/polarion/data/svn/repo

file:// または svn://両方のプロトコルが使用できます。

短時間でより多くの作業を - 並列化

二番目の改善点は、LuceneとSQLのインデックス化改善のために、非依存エンティティをインデックス化する際に複数のCPUコアを使用することです。SVNプロトコルを用いたSubversionへのアクセスと併用すると、このプロセスは2013-SR1に比べて5倍以上速くなります。

最適化されたツリークリエイター

ワークアイテムのツリービューによるメモリ消費量が減少したため、ナビゲーションのノードをクリックするとツリービューのロードがより速くなりました。ユーザのクエリで非常に大きなツリーをロードする場合に、Polarionではデータの上位項目(通常必要となるデータ)だけをロードするオプションを提供します。

Screen Shot 2013-08-26 at 11.54.07 AM

ビッグデータにおけるプリロードデータの最適化(80%)

Polarionサーバを起動するとすべての設定ファイルがプリロードされ、クエリのビルドなどコンポーネントの呼び出しが素早くなります。SR2では最大で80%早くなりました。

管理者への警告

管理者への警告を追加しました。Polarionシステム管理者は以下の通知を受けます:

  • Polarionサーバがメモリ不足を起こす可能性がある場合。
  • サーバにディスクスペース不足が起こる可能性がある場合。
  • ユーザがSQLクエリを使用しており、その実行にhttpタイムアウトを超える時間がかかる場合。
Screen Shot 2013-08-30 at 12.17.28 PM

新しいシステムプロパティでこの警告を設定できます:

com.polarion.platform.monitoring.notifications.receivers=mail@something.com, mail2@something.com

Polarion診断ツール

Polarionには自己診断ユーティリティであるPolarion Diagnostic Tool (PDT)が付属しています。システムのパフォーマンスに不具合がある場合、このツールで包括的な診断テストを行い、診断結果をPolarionのテクニカルサポートチームにEメールかFTPアップロードで送信できます。

このユーティリティはすべての製品に付属していおり、I Polarionインストーラの下のdiagtoolフォルダにあります。PDTユーティリティーの設定および実行に関する完全なドキュメント(diagtool.pdf)もこのフォルダに入っています。

このツールはコマンドラインから、またはPolarionジョブとして実行できます。

PDTジョブ設定サンプル:

<job name="Polarion Diagnostic Tool" id="execute.command" scope="system">
  <command>$[com.polarion.home]/diagtool/run$[shellExtension]
   <arguments>
    <argument>-sendResults</argument>
    <argument>yes</argument>
    <argument>-resultsDir</argument>
    <argument>$[jobDir]</argument>
    <!--
    <argument>-mail.subject</argument>
    <argument>SUPPORT_CASE_IDENTIFICATION</argument>
    <argument>-mail.sender</argument>
    <argument>VALID_RETURN_EMAIL_ADDRESS</argument>
    -->
    <argument>-mail.host</argument>
    <argument>$[announcer.smtp.host]</argument>
    <argument>-mail.port</argument>
    <argument>$[announcer.smtp.port]</argument>
    <argument>-mail.auth</argument>
    <argument>$[announcer.smtp.auth]</argument>
    <argument>-mail.user</argument>
    <argument>$[announcer.smtp.user]</argument>
    <argument>-mail.password</argument>
    <argument>$[announcer.smtp.password]</argument>
  </arguments>
 </job>

その他の改善点

ここまではバックエンド側の改善点を数多く説明してきましたが、ここから「目に見える」有益な改善点をいくつか挙げていきます。

ダイアグラムエディタ: 新しいステンシルと改善点

ダイアグラムエディタが改善されました。標準のInernet Explorer 8でのパフォーマンス改善を行い、同時にシェイプライブラリに新しいステンシルや他の編集オプションが追加されました。

Screen Shot 2013-08-30 at 11.53.05 AM

ユーザの自動アサイン

ログイン中のユーザにワークアイテムをアサインする新しい自動アサインルールが追加されました。シンプルですが、便利です。

Screen Shot 2013-08-30 at 11.55.35 AM

一貫したUIのタイムゾーン対応

以前から、UIでクライアントのタイムゾーンがサーバのタイムゾーンと一致しない問題がありましたが、本リリースから、サーバのタイムゾーンを常に使用するようになりました。これで期日や予定日の指定がある場合の混乱を避けることができます。

システムアップデート

最後に、他のアップデートを以下に記します:

  • 新しいバージョンのFirefox - FF23でSR2のテストを行い、Google Chromeの新リリースにも全てサポート対応しています。
  • Microsoft Office 2013は公式にWord/Excel Round-tripへのサポート対応を開始しました(Office 2007とOffice 2010は対応済み)。
  • Java 7がサーバで公式対応および推奨されました。
  • Windowsプラットフォームで32と64ビット、2つのインストーラを用意しました。デフォルトインストーラは64ビットJava 7です。デスクトップやノートPC eval、小型VMで必要な場合は、32ビットインストーラが利用可能ですが、本番使用には64ビットバージョンを推奨します。

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