トルクリップル計測システム
特長
- 高速リップル計測 : モータの常用回転域(数千rpm) での計測が可能
- 負荷ノイズの少ないブレーキ採用 : ヒステリシス/エディカレントブレーキ
- 使いやすいソフトウェア : タブ切り替えだけの簡単操作
- 簡単なFFT解析機能
- ソフトウェア無し (FFT別途ご用意) で購入可能
用途
- EPS(電動パワーステアリング)用モータの評価
- 家電用モータ各種
- モータ制御回路の電流とトルクリップルの評価
仕様
ソフトウェア仕様 | |
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サンプリング速度 | 最速20kHz |
測定項目 | 時間、トルク、回転角度、汎用アナログ電圧 |
算出項目 | トルク・汎用アナログ電圧のFFTデータ |
データファイルの形式 | 生波形はバイナリ形式 エクスポート処理でタブ区切りテキスト形式 |
動作環境 | Windows 7 / 8 |
ハードウェア仕様 | |
対応TMモデル | 全てのTMシリーズ(17機種) |
ブレーキ制御機能 | OpenLoop制御 PIDトルク制御 PID回転数制御 |
回転数分解能 | TMの60パルスの場合1rpm |
トルク電圧分解能 | 18bit または16bit (ロガーによる) |
システム構成
構成品
- TMトルクトランスデューサ
- ヒステリシス/エディカレントブレーキ
- データロガー
- DSP7000 コントローラ
- 信号分岐ボックス
- パソコン
- トルクリップル測定ソフトウェア
- システム架台・冶具
- (オプション※1) 外部インクリメンタルエンコーダ
- (オプション※2) ブレーキアンプ
接続図

※1 回転角度を高分解能で計測する場合に追加します。 (TMシリーズは60パルス: 6°分解能)
※2 電流1A以上が必要なブレーキに追加します。(AHB-6, AHB-12, AHB-24, HB-3500M-2)
※3 Ripple-Test と一緒にM-Test7ソフトを用いると、モータの静特性試験としても使用可能です。
※4 トルク電圧の他に、±10V以内の汎用電圧を収集することができます。
外観

FAQ
ソフトウェア画面
冶具
モータ固定台
![]() TAMFL型 L型 上下・水平調整 面板交換で複数モータ対応 |
![]() TAMFV型 Vブロック型 上下・水平調整 外径φ5~35mm用、 φ30~100mm用など |
![]() AMF-1 上下・水平調整、 斜めのボルトで固定 |
![]() AMF-3 |
T溝プレート


300mmから1500mmまで長さ100mmごと
トルク計やモータ固定台を自由な位置に固定可能
軸合わせ冶具

モータとトルク計間の芯合わせ
最小目盛り10μm