imc CANSAS-FBG-T8
新商品
光ファイバー温度計測モジュール「imc CANSAS-FBG-T8」は、周囲の電場・磁場の影響を受けない専用の極小径光ファイバー温度センサ「imc FBG-Temp」を用いて温度計測を行うモジュールです。計測データは、汎用データロガーで記録可能なCANバスで出力するため扱い易く、また導入コストも抑えることが可能です。
さらに、極小径光ファイバー温度センサ「imc FBG-Temp」は、大きな隙間のないEV(電気自動車)用モータ内部やバッテリセル間にも設置できるよう新規に設計されており、計測部最小径0.5㎜という業界最小レベルを達成しています。
本製品は、熱電対温度センサでは強磁場由来のノイズで測定が困難であった電気モータコイルの内部温度の低ノイズ計測や、高電圧による感電の危険が高い車載バッテリセルや鉄道車両パンタグラフの温度計測の安全な計測を実現します。
特長
光ファイバー温度計測モジュール(CAN出力)「imc CANSAS-FBG-T8」の主な特長
- 扱いやすい1センサ1入力チャンネル(総入力チャンネル数:8ch)
- 汎用的なCANバスインターフェースによるデータ出力
- imc CANSASflexシリーズのクリック接続に対応
- 最高サンプリングレート:1kHz
極小径光ファイバー温度センサ「imc FBG-Temp」の主な特長
- 強磁場によるノイズの影響なし
- 高電圧環境下による計測中の感電の危険性なし
- 測定精度:±0.7℃
- 計測レンジ:-40~+190℃ (動作範囲:-40~+220℃)
ラインアップ
モデル名 | xxs | xs | s |
---|---|---|---|
マテリアル | ガラス | ガラス+セラミック | ガラス+セラミック+テフロン |
直径 | 0.5 mm | 1.0 mm | 1.5 mm |
応答速度 (0..90%, 2.3*τ) | 0.2 sec | 0.7 sec | 1.5 sec |
時定数τ, fg | 100 ms, 1.6 Hz | 300 ms, 0.5 Hz | 600 ms, 0.27 Hz |
各モデルの特徴 | 極小径 高速応答 |
小径 強固 |
より強固 |
推奨するアプリケーション | モータコイル | 汎用 | 耐久性を要する用途 |