光絶縁プローブ ISOBE5600
HBM GmbH (旧 LDS Test & Measurement)ISOBE 5600
は、高電圧や高EMI環境下そして危険な環境下で遠隔測定を可能にする光ファイバ絶縁プローブ
です。周波数帯域は20MHzで、最長50mの遠隔 測定が可能です。ISOBE 5600は、1ch対応の送信ユニット、最大4chまでの送信ユニットに対応できる受信ユニット、両ユニットを接続する光ファイバケーブルで構成されます。危険な環境下におかれたバッテリ動作の送信ユニットで測定を行います。測定信号は光ファイバで受信ユニットに送信されて受信ユニットからアナログ信号 として出力されます。受信ユニットから出力されたアナログ信号は被測定点から完全に絶縁されているので、オシロスコープなどで安全に測定することができます。特長
- 光ファイバ採用による高い絶縁性と広いアナログ・バンド幅
- CMRR:100dBmax.バンド幅:DC~20MHz
- デジタル伝送による温度ドリフトのない測定
- 高精度測定: 0.3%
- 連続12時間測定(オプションバッテリの追加で最長24時間連続測定)
- 50m迄の遠隔測定
- 最大40kV(ピークAC)まで測定可能なオシロスコープ用プローブを用意
仕様
総合仕様 | |
周波数帯域 | 20MHz(-3dB) |
立ち上り時間 | 18n秒 |
入力フィルタ | 6次ローパスベッセルフィルタ(10MHz)、オン/オフ切り替え可能 |
C M R R | DC~10kHz 100dB以上 10kHz~100kHz 90dB以上 100kHz~1MHz 70dB以上 1MHz以上 20dB/ディケードの割合で悪化 |
平坦性 | DC~1MHz ±0.3dB 1MHz~10MHz ±1dB |
入力インピーダンス | 1MΩ(±2%)//38pF(±5%) |
入力レンジ | ±100mV~±50V、1、2、5ステップ、全9レンジ |
カップリング | GND、DC、AC(1.6Hz、-3dB) |
出力電圧 | ±1V(50Ω負荷) ±2V(1MΩ負荷) |
ノイズ(RMS) | 0.07%FS ± 0.1mV |
最大静的誤差 | 0.3%FS ± 0.05mV |
オフセット誤差 | 0.3%FS ± 0.05mV |
過大入力 レンジ ±2V以下 レンジ ±2Vまたは以上 |
125Vピーク 250Vピーク |
伝送遅延 | 630ns ± 50ns(光ケーブル1mあたり) |
受信ユニット | |
電源 | 90~264VAC、47~63Hz、40VAmax |
光ファイバ | |
光源 | レーザ、クラス1 |
ケーブル | マルチモード、50/125μm |
コネクタ | LCデュープレックス (送信ユニット、受信ユニットとも) |
ケーブル長 | 3m、15m または 50m |
送信ユニット | |
バッテリ | 1ヶ標準添付、最大2ヶ装着可能 |
動作時間 | 12時間、最大24時間(バッテリ2ヶ使用時) |
充電時間 | 3時間 (オプションのチャージャにて充電) |
温度範囲 | |
動作温度範囲 送信ユニット |
-15℃~50℃ 0℃~40℃ |
保存温度範囲 | -20℃~70℃ |
寸法 | |
送信ユニット | 175 (W) x 280 (D) x 119 (H) mm、ハンドル含む |
受信ユニット | 220 (W) x 270 (D) x 91 (H) mm |
衝撃と振動 (非動作時) | |
衝撃 | 25g、ハーフサイン、6ms (IEC68-2-27による) |
振動 | 2g、0.15mm、5-500Hz (IEC68-2-6による) |
事例紹介

用 途
■ 高EMI環境下における測定
■ 高電圧、高電磁場における測定
■ 交流モータの電圧測定
■ インバータ回路の設計
■ 高電圧回路の設計
■ スイッチング電源やトランスの設計
■ フォト・サイリスタなど絶縁素子の測定
■ レーカ回路設計
■ 爆風圧の伝播測定
■ 高電圧、高電磁場における測定
■ 交流モータの電圧測定
■ インバータ回路の設計
■ 高電圧回路の設計
■ スイッチング電源やトランスの設計
■ フォト・サイリスタなど絶縁素子の測定
■ レーカ回路設計
■ 爆風圧の伝播測定
はい
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いいえ
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