Tabor Electronics Ltd.(テイバー / イスラエル)
30MHz ±15V 高速高電圧アンプオプション A10160型
A10160型は、WXシリーズ 任意波形/ファンクションジェネレータと接続して、高速かつ高電圧波形を出力する専用オプションアンプです。最大:±15V(50Ω負荷)、高速立ち上がり:10ns(30Vpp50Ω負荷)で、標準関数波形からユーザー定義の任意波形まで出力できます。
株式会社東陽テクニカ 理化学計測部
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特長
A10160型は、WX218xC、WX128xC、WS835x型 任意波形/ファンクションジェネレータと接続して、高速かつ高電圧波形を出力する専用オプションアンプです。
最大:±15V(50Ω負荷)、高速立ち上がり:10ns(30Vpp50Ω負荷)で、標準関数波形からユーザー定義の任意波形まで出力できます。
半導体/有機半導体の評価、各種センシングデバイスのフロントエンド試験、その他 高速かつ高電圧を要求されるアプリケーションに最適です。
導入例
■OLED 発光効率測定(緩和時間測定)
パルス発光後の緩和時間を観測する事によりOLEDの発光効率特性を評価する事が出来ます。
パルス発光には、高速な立ち上がり/下がり特性を持ち、かつ十分な出力で印加できるジェネレータが要求されます。
WX2181C/A10160型シグナルジェネレータは、最大17V(1)、10nsの高速立上り/下がり(2)の波形を出力する事が可能で、 OLEDの発光効率特性を評価に最適です。

■OFET スイッチング試験
有機トランジスタのスイッチング特性を評価するには、高速な立ち上がり/下がり特性を持ち、かつ十分なゲート電圧で評価する必要があります。
WX2181C/A10150型シグナルジェネレータは、最大16V(3)、2.7nsの高速立上り/下がり(4)の波形を出力する事が可能で、 OFETのスイッチング試験に最適です。

仕様
A10160型は、ケーブル、負荷インピーダンスのマッチング(50Ω等)を想定したアンプです。
高インピーダンスの負荷に急峻な立ち上がりのパルス波を印加すると反射によるリンギングが生じます。リンギングの収束時間はケーブル長などに依存します。
負荷が高インピーダンスの場合は 別モデル A10150型もご検討ください。
入/出力特性
- 入力インピーダンス:
- 50Ω(差動SMA)
- 出力インピーダンス:
- 2.5Ω(BNC)
- 出力電圧:
- ピーク:0~34Vpp(±17V) (50Ω負荷)
連続:0~30Vpp(±15V) (50Ω負荷)
- 出力電流:
- ピーク:1Amax
連続:750mAmax
- ゲイン:
- ×10
- 周波数帯域(-3dB):
- <10Vpp:45MHz typ.
<34Vpp:30MHz typ.
- 矩形波特性:
- 立ち上がり/下がり:10ns@30Vpp
アベレーション:
<5%(10Vpp)
<10%(34Vpp)
- 出力保護:
- ショート保護、温度保護
その他
- 本体寸法:
- 高3.0cm×幅4.5cm×奥8.5cm (突起部を除く)
- 重さ:
- 本体約115g(ACアダプタを除く)
- 電源:
- ACアダプタ
- 規格:
- EN61010-1、CEマーク取得
- 付属品:
- ACアダプタ
