【STシリーズ】連続フロークライオスタット(サンプルは真空中)

STシリーズは、連続フローのクライオスタットで 液体ヘリウム(LHe)または液体窒素(LN2)を使用し、高速(15分以下からLHeで4.2 K)の冷却、2K未満から325Kの温度範囲、および正確な温度制御機能を提供します。 光窓や電気測定用端子も備え、経済的で使いやすいパッケージです。

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特長

STシリーズは、2K~800K(高温オプション使用)の広い温度範囲で簡単にご使用いただけます( 77 K~325 K(LN2)および4.2 K~325 K(LHe)の温度範囲が可能。システムのベントポートの圧力を下げることにより、4.2K未満の温度での連続運転が可能 )。いったん真空ポンプにて真空断熱した後は、冷却時には真空ポンプを使用せず冷却できます。また、サンプルは真空中に設置します。
付属するフレキシブルトランスファーチューブは、スーパーインスレーションを使用した高効率のトランスファーラインでフレキシブル部の長さも標準で約1.8mあり、冷媒の流量を調整できるフローバルブ付きトランスファーラインです。トランスファーチューブのデュアへの必要な径は、直径0.50インチです。温度コントラーラーはPID制御で内蔵ヒーターと兼用すれば50mK以下の温度安定性を得ることが出来ます。

ラインアップ

ST-100 光学用連続フロークライオスタット

幅広い用途に適した光学用連続フロークライオスタット:
有効径41mm(f=1.0)の光学窓が4方向装備され、窓の材質と形状を指定して、ガンマ線から遠赤外線までの励起エネルギーによる分光法を可能します。

ST-100 FTIR光学用連続フロークライオスタット

FTIRアプリケーションに適した光学連続フロー式クライオスタット:
標準のST-100クライオスタットに似ていますが、サンプルとサンプルを操作する機能があります。

ST-170 電子スピン共鳴(ESR)用クライオスタット

ESR用の連続フロークライオスタット:
他のSTシリーズクライオスタットと同じ高効率のトランスファーチューブを使用しており、ヘリウム消費量が少なく、クールダウンが速いという特長があります。クライオスタットは磁極間に簡単に収まります

ST-200 非光学用連続フロークライオスタット

抵抗率測定または正方形のテールが望ましくない実験構成に適した管状のテールを備えたクライオスタット。輻射熱も少なく大きな冷凍能力が得られます。ST-200-NMRシステムは、標準のST-200に似ていますが、NMR用にカスタマイズされています。

ST-300/ST-300T コンパクトタイプ クライオスタット

マグネットなどの寸法制限のある場所に最適です。光学または非光学構成も可能です。テールの直径は、実験に合わせて指定できます。

ST-300-MS 顕微鏡用連続フロークライオスタット

ST-500顕微鏡クライオスタットの代替として設計されたこのコンパクトなクライオスタットで、作動距離の短い顕微鏡に適した連続フロークライオスタットです。20mm以下の空間に挿入できます。
ST-300-MSは、スペース制限が非常に厳しい実験での使用を目的としており、コンパクトまたは超コンパクトなウィンドウブロックで利用できます。

ST-400 超高真空(UHV)クライオスタット

ST-400は、標準のSTシリーズクライオスタットのすべての機能と、UHV環境下でのいくつかの機能を組み合わせています。
クライオスタットは、取り付けがΦ70CFフランジです。

ST-500顕微鏡用連続フロークライオスタット

顕微鏡、イメージング、および高空間分解能のフォトルミネッセンスで使用するために設計されています。低熱膨張サポート構造と内部防振の組み合わせにより、超低振動/ドリフトを実現しています。クライイオスタットの形状は、短い作動距離(高倍率の光学系で使用するため)を提供し、一般的な顕微鏡ステージおよびトランスレーターへの取り付けを可能にしています。

ST-500-UC 超薄型顕微鏡用クライオスタット

ST-500-UCは、厚さが29.6mmとST-500の半分以下の厚さであるため、スペースの限られた顕微鏡への取付が可能です。
低熱膨張サポート構造と内部防振の組み合わせにより、低振動/低ドリフトが実現されています。
クライオスタットの形状は、作動距離が短く、高倍率の光学観察にも対応します。