FLC Electronics AB(エフエルシー / スウェーデン)

高電圧増幅器(高電圧アンプ)

スウェーデンFLC社は 高電圧増幅器の専門メーカーとして1993年の設立以来、高電圧型から大電流型まで各種 高速電圧アンプを製造販売しています。
液晶などのディスプレイデバイスをはじめ、圧電素子(ピエゾ)、マイクロマシン/MEMSや、医療(生体刺激)など、幅広用途で活用頂いています。

  • 電圧出力:
      ±100V(Fシリーズ)~±400V(A800型)
  • 広帯域:
      200kHz(A800型)~5MHz(F30PV,F70PV型 70Vpp時)
  • 高速スルーレート:
      dc~500V/μs(F30PV,F70PV型)、dc~3000V/μs(HVA500型)
  • チャンネル数:
      1ch、2ch と 2ch+反転チャンネルの3種類
  • 2ch+反転チャンネル:
      800Vpp(A400DI型)差動出力可能
  • 出力電流:
      1A(P150型,P200型)、2A(F30PV,F70PV型)

任意波形/ファンクションジェネレータと組合わせて、高速・高電圧駆動波形を出力

(電圧アンプ)

Fシリーズ及びAシリーズ電圧増幅器(電圧アンプ)は、圧電素子、マイクロマシンやMEMS、液晶などの表示素子の連続駆動に最適な電圧増幅器(電圧アンプ)です。
出力電圧は、±100V、±150V、±200V、±300V、±400Vと機種が豊富です。
チャンネル数は、1chタイプ、2chタイプ、2ch+反転出力タイプ を用意しています。複数チャンネルは MEMS/マイクロマシン、液晶ディスプレイ等のアプリケーションに最適です。
周波数帯域は、200kHz~1MHzと広帯域です(サンプル容量350pF時)。速い周波数の波形も増幅することができます。
またスルーレートは、150V/μs~3000V/μsと高速です(サンプル容量350pF時)。パルス波形も増幅することができます。
P150,P200型は 1A、F30PV,F70PV型は 2A の大電流出力型で 比較的容量の大きいサンプルにもご使用いただけます。
東陽テクニカ取り扱いの任意波形/ファンクションジェネレータと組合わせて使用することで、ユーザ定義の高速・高電圧駆動波形を出力することができます。

モデル名 出力電圧 周波数特性 スルーレート チャンネル数 最大出力電流
F10A
電圧増幅器
±100V DC~1MHz
(100Vpp出力、
350pF負荷)
300V/μsec*1
(350pF負荷)
1CH 185mA *2
F10AD
電圧増幅器
±100V DC~1MHz
(同上)
300V/μsec *1
(350pF負荷)
2CH 185mA *2
F20A
電圧増幅器
±150V DC~1MHz
(同上)
300V/μsec *1
(350pF負荷)
1CH 150mA *2
F20AD
電圧増幅器
±150V DC~1MHz
(同上)
300V/μsec *1
(350pF負荷)
2CH 150mA *2
F1020
電圧増幅器
±100V、
±150V
DC~1MHz
(同上)
300V/μsec *1
(350pF負荷)
各1CH 185mA *2
A400
電圧増幅器
±200V DC~1MHz
(同上)
300V/μsec *1
(350pF負荷)
1CH 150mA *2
A400X
電圧増幅器
±200V、±2V
(スイッチにて切替)
DC~1MHz
(同上)
300V/μsec *1
(350pF負荷)
1CH 150mA *2
A400D
電圧増幅器
±200V DC~1MHz
(同上)
300V/μsec *1
(350pF負荷)
2CH 150mA *2
A400DI
電圧増幅器
±200V、
±10V(反転)
DC~1MHz
(同上)
300V/μsec *1
(350pF負荷)
2CH+
反転出力
150mA *2
A600
電圧増幅器
±300V DC~250kHz 150V/μsec *1
(400pF負荷)
1CH 75mA *2
A800
電圧増幅器
±400V DC~200kHz 150V/μsec *1
(300pF負荷)
1CH 60mA *2
A800D
電圧増幅器
±400V DC~200kHz 250V/usec *1
(無負荷)
2ch 60mA *2
A800DI
電圧増幅器
±400V DC~200kHz 250V/usec *1
(無負荷)
2CH+
反転出力
60mA *2
A800X
電圧増幅器
±400V、±4V
(スイッチにて切替)
DC~200kHz 250V/usec *1
(無負荷)
1CH 60mA *2
P150
電圧増幅器
0~+150V DC~200kHz
(小信号時)
DC~30kHz
(150Vpp、100nF)
20V/μsec *1
(無負荷)
1CH 1A *2
P200
電圧増幅器
±100V DC-200kHz
(小信号)
DC-50kHz
(200Vpp)
20V/μs *1
(無負荷)
1CH 1A *2
HVA500
高速電圧
増幅器
500Vpp
(0V~+500V、
±250V、-500V~0V)
DC~3MHz
(±10V、300pF)
DC~200kHz
(±250V矩形波出力、300pF)
1000V/usec
(±200V、1nF)
3000V/usec
(±250V、350pF負荷)
1CH
(入力2CH)
80mADC
(±250V)
1Aパルス
(10us以下)
HVA800
高速電圧
増幅器
±400V
(HVA800型)
-200V~+600V
( HVA800-62型)
DC~1MHz
(±10V、300pF)
DC~50kHz
(±400V、300pF)
1000V/usec
(±250V、1nF負荷)
1800V/μs
(±400V、300pF負荷 )
1CH、
モニタ出力
(1/100)
(入力2CH)
100mA
DC1Aパルス
F30PV
電圧増幅器
(高電流)
±35V DC~5MHz
(70Vpp出力、
50Ω負荷)
500V/μsec
(50Ω負荷)
1CH 2A *2
F70PV
電圧増幅器
(高電流)
0~+70V 同上 500V/μsec
(50Ω負荷)
1CH 2A *2
6312
電流出力型
増幅器
-2.5V~+7V DC~1MHz 1CH 1A、100mA
(レンジ切替)

*1:上記仕様は、( )内負荷仕様時です。それ以外の負荷を使用する場合、以下にご注意願います。

  • 負荷仕様より大きな負荷を接続する場合、スルーレートは逆比例して低くなります。
  • 負荷仕様より大きい負荷を使用する場合、発振する可能性があります。その場合は、出力部に発振防止用抵抗を設置することで防止することもできます。

負荷条件に合っていてもこのスルーレート仕様より速い立ち上がりの信号を入力しますと、オーバーシュートやリンギングが生じる可能性があります。その場合は、入力部に簡単な外部フィルタを設置し、入力信号のスルーレートを遅くするようにして使用してください。(負荷条件よりも大きい負荷を使用する場合、オーバーシュートが発生するスルーレートは、仕様よりも更に低くなります。ご注意ください)

*2:各電圧増幅器は、以下の負荷仕様と異なる負荷を接続して使用しないようご注意ください。

  • F30PV型・F70PV型は抵抗∥容量(抵抗と容量の並列)または抵抗-誘導性(抵抗と誘導性の直列)
  • それ以外のFシリーズ・Aシリーズ・Pシリーズは、抵抗∥容量(抵抗と容量の並列)

上記以外の負荷を接続し、かつ最大電流を持続した場合、オーバーヒートする可能性があります(特に低い抵抗のみの場合)。

主な製品