エアモビリティは空飛ぶクルマーeVTOL(電動垂直離着陸機)とも呼ばれ、カーボンニュートラルを実現する次世代モビリティの一つとして期待されています。
東陽テクニカでは、電装品評価、振動騒音、EV充電、情報通信、EMC、ソフトウェア開発支援、情報セキュリティなど、多岐にわたる計測事業を通して培った知見や技術で、その安全性確保やインフラ整備に携わることで、社会実装を目指しています。
「空飛ぶクルマ」の開発およびドローン関連サービスを提供する株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、 代表取締役CEO:福澤 知浩、以下SkyDrive)が日本国際博覧会(大阪・関西万博)でデモフライト予定の空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」(SD-05型)の飛行試験において、機体の安全性や耐久性向上の評価において設備の構築や試験の支援をしています。詳細はこちら
「SKYDRIVE」(SD-05型)の飛行試験の様子©SkyDrive
東陽テクニカ製「電動推進システム評価ベンチ」©SkyDrive
コンポーネント試験(モータ、プロペラなどの振動)、スケールモデル試験、実大モデル試験搭載用(FTI)などにご活用いただけるソリューション・製品をご提供。
コンポーネント試験(モータ駆動用)、スケールモデル試験(モータ駆動用)、システム試験(電動推進システム評価ベンチのバッテリシミュレータ)にご活用いただけるソリューション・製品をご提供。
空飛ぶクルマといった eVTOL の「電動推進システムの評価用ベンチ(eVTOL 用アイアンバード)」で、シミュレーターと連動しながら負荷をコントロールすることで、ベンチ上でさまざまな模擬飛行を実施します。12 個の被試験モーター、ESC(Electric Speed Controller)へ回転数指示を与え、対向するダイナモメータ-で負荷をかけることで推進システムの性能評価を行います。短絡などの異常状態を模擬する機能も備え、異常時の挙動を評価することも可能です。
東陽テクニカ製「電動推進システム評価ベンチ」©SkyDrive
飛行中に受けるさまざまな荷重を模擬し、ローターやモーターの耐久性を評価する試験を実施します。eVTOLはヘリコプターやプロペラ機とは異なる荷重を受けるため、解析と共に長時間の試験で耐久性を実証していく必要があります。本設備でローターやモーターの耐久性を評価し型式証明取得や安全性の向上に活用されることが期待されています。東陽テクニカでは、このような大型設備の据え付け工事まで対応しています。
耐久風洞設備©SkyDrive
北米のパートナーの中からご希望の飛行試験に適した委託先をピックアップし、試験の立案から試験の委託までサポートいたします。飛行エリアの規模は大型のドローンから小型旅客機まで対応可能です。
飛行試験で必要になる試験仕様書・試験手順書・ハザード解析の作成やリストラクションの管理を行える管理ツールです。本ツール内で承認・記録も行うことができます。同時に500人程度まで接続・処理が行えますので、設計拠点と試験拠点など物理的な距離が離れていたり時差がある環境でもストレスなくドキュメント管理が行え、効率的な試験に寄与します。
安全・安定した飛行を実現する上で、振動、音、ひずみ計測は欠かせません。加速度センサ、ひずみセンサ、音響センサなど各種センサと、データ解析装置/データーロガー、解析ソフトウェアをご紹介します。センサは用途に応じて豊富な種類があります。データーロガーはマクロを組み事でユーザーフレンドリーな操作画面、計測フローを構築する事が可能です。
Perforce QACは、C/C++向けの静的コード解析とコーディング規約チェックが行える解析ツールです。DO-178Cで要求されるソースコード検証や品質向上タスクを支援し、検出結果をレポート形式で可視化します。DO-330準拠のツール・クオリフィケーション・パック(有償)を利用すれば、計画書や検証報告書の作成工数を大幅に削減できます。CI/CDパイプラインへの組込みも容易です。