Spirent Communications Inc(スパイレント コミュニケーションズ社)
マルチレイヤポータブルIPパフォーマンステスター「Spirent C1」
Spirent C1は、Layer 3までのパフォーマンステスタ(Spirent TestCenter)とLayer 7までのアプリケーションテスタ(Avalanche)、モデルによってはセキュリティ・アプリケーションテスタ(Cyberflood)が1台のテスタで動作しオールインワンテスト環境を提供します。
特長
- Spirent TestCenterとAvalancheを切り替えて使用可能
- フットワークの良いポータブルキャリータイプ
- 静音性・消費電力に優れた設計
- クラウド/アプリケーションからルータ/スイッチ性能評価/DDoS 検証も1台で対応
仕様
ハードウェア仕様
サイズ | 搭載可能テストポート | データシート |
---|---|---|
331(W) x 87(H) x 241(D) mm, 4.5kg | - 10GbE SFP+ 2ポート - 10G/5G/2.5G/1G/100MBase-T 4ポート - 10/100/1000Base-T 4ポート |
Layer2-3 Spirent TestCenter性能
送信ストリーム数 | 512~ |
---|---|
受信ストリーム数 | 511~ |
Min/Max フレーム長 | 60 to 16004 byte |
Min/Max 送信レート | 1 packet per 3.43 seconds to 101% of line rate |
VFD | 4 |
Layer4-7 CyberFlood/Avalancheパフォーマンス
試験項目 | C1 10Gx2※1 |
---|---|
SSLカード/ライセンス | なし |
HTTP1.1 コネクション/秒 |
189,000 |
HTTP1.1 リクエスト/秒 |
407,000 |
HTTPS1.1 セッション/秒 TLSvl.2 (AESl128-GCM-SHA256) |
20,000 |
HTTP1.1 同時接続 |
1,100,000 |
HTTPS1.1 同時接続 TLSvl.2 (AESl128-GCM-SHA256) |
25,000 |
HTTP1.1 帯域 (kbps) |
8,990,000 |
HlTPS1.1 帯域 (kbps) TLSvl.2 (AESl128-GCM-SHA256) |
9,310,000 |
※1 TestCenterモードサポート
試験例
- 10Gワイヤレートトラフィック試験
10GbEインタフェースを搭載したネットワーク装置に対して、IPトラフィックの負荷試験を行います。 - ルーティング・パフォーマンス試験
エッジ/コアルータに対してBGPやOSPF等のルーティングプロトコル試験を行い、装置のルーティングパフォーマンス(経路数、ネイバ数)を確認します。 - セキュリティデバイス試験
ファイヤウォールなどのセキュリティデバイスに対してLayer 7までのアプリケーショントラフィック試験を行います。
動画
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