P4Vユーザーガイド (2019.1)
ストリームの衝突解決
ストリームをチェックアウトしてから、別のユーザがそのストリームを編集してサブミットした場合、そのストリームをサブミットしようとすると衝突が発生します。衝突が発生した場合、Helixサーバにより、ストリームの衝突解決がスケジュール設定されます。衝突を解決する必要があるストリームの場合、疑問符付きのバッジ「」がP4Vによって表示されます。
衝突解決が必要なストリームが含まれているチェンジリストをサブミットしようとすると、P4Vによってエラーメッセージが表示されます。その場合、操作を続行する前に変更の衝突を解決する必要があります。
変更の衝突を解決すると、チェンジリストをサブミットできるようになります。詳しくは、「ストリームの編集」を参照してください。
ストリームの衝突を解決する手順:
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[作業中]タブで、目的のストリームを右クリックして[衝突解決]を選択します。
[衝突解決]ダイアログが表示されます。
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衝突解決の方法を選択します。
- 対話式: これがデフォルトの方法です。[ストリーム: 編集]ウィンドウが表示されます。個別のウィンドウで差分を表示し、必要に応じて手動でストリームを編集することができます。
- パブリック(反映元): チェックアウトされたストリーム内で行われた変更がすべて無視され、パブリックストリーム内で行われたすべての変更が反映されます。
- チェックアウト済み(反映先)チェックアウトされたストリーム内で行われたすべての変更が反映され、パブリックストリーム内で行われた変更がすべて無視されます。
- 結合: パブリックストリームとチェックアウト済みストリームのパスフィールドが結合され、チェックアウト済みストリーム内のすべてのフィールド(パスフィールドを除く)に対する変更が反映されます。
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必要な場合は、比較するストリームのバージョンを[差分]リストで選択します。
- ベース対チェックアウト済み(反映先)
- パブリック(反映元)対チェックアウト済み(反映先)
- ベース対パブリック(反映元)
各項目の意味は以下のとおりです。
- 「ベース」バージョンとは、チェックアウト済みバージョンの派生元であるパブリックバージョンのことです。
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「パブリック」バージョンとは、「ベース」バージョンの作成後に変更された可能性がある現在のパブリックバージョン(反映元)のことです。
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「チェックアウト済み」バージョンとは、「ベース」バージョンのprivateコピーバージョンのことです。これは反映先バージョンであるため、このバージョンにはユーザが行った変更内容が保管されます。
P4VのP4Mergeにより、各バージョンが横並びで表示されます。
- [衝突解決]をクリックします。