ストリーム間のマージダウンとコピーアップ
安定性が低いストリームで行われた変更を、より安定性の高い子または親にコピーアップするには、まず安定性の高いストリームでの変更を安定性が低いストリームにマージダウンする必要があります。
[ストリームグラフ]のステータスインジケーターは、どのストリームに提供可能な変更があり、その変更がどこにコピーまたはマージできるかを示します。
マージインジケーター:
コピーインジケーター:
矢印はステータスによって以下のように色分けされます。
- 灰色: マージもコピーも必要はありません
- 緑色: マージまたはコピーを実行可能です
- オレンジ色: ストリームを更新する必要があり、更新後にマージまたはコピーを実行可能です
例えば、dev-2.1M2
ストリームの上に表示されている以下の2つの矢印は、親ストリームからマージダウンしてこのストリームを更新する必要があることを示しています。また、ストリームの更新後に、その更新内容を親ストリームにコピーアップできることを示しています。

[ストリームグラフ]でストリームをダブルクリックすると、コピーおよびマージの情報とともに、[マージ/反映]および[コピー]ダイアログのリンクがポップアップで表示されます。

マージダウン
安定性の低いストリームに変更をマージダウンする手順は以下のとおりです。
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[ストリーム]タブで対象ストリームを右クリックし、['対象ストリーム名'へのマージ/反映...]を選択するか、[変更をマージ]をダブルクリックして選択します。
マージダウンまたはコピーアップを行うときは、対象ストリームで作業している必要があります。
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ダイアログが表示されたら、対象ストリームのワークスペースを選択または作成します。
[マージ/反映]ダイアログが表示されます。正しいソースストリームと対象ストリームが指定されていることを確認します。
[マージ/反映]ダイアログの詳細情報については、「コードライン間でファイルをマージする」を参照してください。
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(任意指定)マージの衝突を解決する方法を指定するには、[衝突解決してサブミット]をクリックします。
特定のp4 resolveフラグを有効にするには、[詳細]をクリックします。
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[マージ]をクリックします。
必要に応じてマージの衝突を手動で解決し、チェンジリストをサブミットします。
コピーアップ
安定性の高いストリームに変更をコピーアップすることは、安定性の低いストリームの複製を伝播することになります。
安定性の高いストリームに変更をコピーアップする手順は以下のとおりです。
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[ストリーム]タブで対象ストリームを右クリックするか、対象ストリームをダブルクリックして[変更をコピー]を選択します。
ダイアログが表示されたら、対象ストリームのワークスペースを選択します。
マージダウンまたはコピーアップを行うときは、対象ストリームで作業している必要があります。
- [コピー]ダイアログで伝播情報を確認するか、[フィルタ]、[サブミット]、[詳細]タブのオプションを使用して操作を調整します。
- より安定したストリームに変更を伝播するには、[コピー]をクリックし、チェンジリストをサブミットします。
関連のないストリーム間で変更を伝播する
直接接続されていないストリーム間で変更を伝播するには、[マージ]または[コピー]ダイアログで[表示]ボタンをクリックし、[すべてのストリームを表示]リンクをクリックして、目的のソースを選択します。
また、ストリームの親を変更して関係を作成することもできます。[ストリームグラフ]にあるストリームの親を変更するには、ストリームを新しい親ストリームにドラッグします。
関連のないストリームに変更をマージまたはコピーすることはできません。