ストリームファイルとストリームを削除する
ストリームを削除すると、2つの連続したステップにより、そのストリームに関連するファイルとストリーム仕様が削除されます。ストリームの削除を選択すると、P4Vによって両方のステップが実行されますが、どちらか一方のステップだけを実行することができます。ストリーム内のファイルだけを削除すると、ストリーム仕様がシステム上に残ったままになります。ストリーム仕様だけを削除すると、削除するストリームに関連付けられているファイルがディポ内に残ったままになります。
以下の条件に該当する場合のみ、ストリーム内のファイルだけを削除することができます。
- 削除するストリームの所有者である場合。
- 削除するストリームが、開発ストリームまたはリリースストリームである場合。
P4Vは、変更されていないファイルをストリームから削除しますが、複数のリビジョンが存在するファイルは削除されないため、そのファイルの編集履歴はそのまま残ります。ストリームから削除されたファイルは、[最新リビジョンを取得]オプションを使用して同期操作を実行するまで、クライアントのワークスペース内に残ったままになります(同期操作を実行すると、ファイルが完全に削除されます)。子ストリームにブランチされているファイルを削除すると、P4Vによって新しい反映レコードが生成され、子ストリーム内のブランチファイルが、削除前は間接的にリンクされていた親ストリームのファイルに直接リンクされます。
その後、P4Vによってストリーム仕様が削除されますが、ストリーム仕様が削除されるのは、以下の条件に該当する場合のみです。
- ストリーム内に子ストリームが含まれていない場合。
- ストリームを参照しているワークスペースが存在しない場合。
タスクストリームの場合、ストリーム仕様を削除すると、変更されていないファイルが自動的に削除されます。詳細情報については、「タスクストリームを削除またはアンロードする」を参照してください。
ストリームを削除するには、以下の手順を実行します。
- [ストリーム]ビューで、削除するストリームを右クリックし、[ストリーム<ストリーム名>を削除]を選択します。
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ストリームを削除する前に、変更されていないファイルをすべて削除する場合は、プロンプト画面で以下の操作を実行します。
- 親ストリームから複数回マージダウンされ、削除対象のストリーム内では一度も編集されていないファイルも削除する場合は、対応するチェックボックスを選択します。
- この操作によって削除される反映レコードとリビジョンレコードの件数を確認します。
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[はい、ファイルを削除します]をクリックします。
P4Vにより、変更されていないファイル(リビジョンが1つしか存在しないファイル)がストリームから削除されます。
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[ストリームを削除]で[はい]をクリックして、削除操作を確定します。
P4Vにより、ストリーム仕様が削除されます。