Helix Coreサーバ管理者ガイド: 基本 (2019.1)

スペックディポ

スペックディポは、クライアントワークスペース仕様、ジョブ、ブランチマッピングなどユーザ編集フォームに対する変更の追跡に使用します。specディポは1つのサーバに対して1つしか作成できません。(スペックディポが既に存在する場合、別のスペックディポを作成しようとするとエラーメッセージが出力されます。)

ユーザ編集フォームに対する変更履歴を取得するには、バージョン化仕様を有効にする必要があります。スペックディポを作成してバージョン化仕様を有効にすると、すべてのユーザ生成フォーム(クライアントワークスペース仕様、ジョブ、ブランチマッピングなど)は自動的にスペックディポにテキストファイルとしてアーカイブされます。スペックディポでのファイル名はサーバにより自動的に生成され、以下のHelixサーバシンタックスで表示されます。

//specdepotname/formtype/[objectname[suffix]]

一部のformtype(protecttriggerstypemapなどのフォーム)はそのサーバに固有であり、対応するobjectnameがありません。

Note

リリース2011.1以降、スペックディポに保存されたフォームの最初の行はすべて以下のようなコメント行で、最近フォームを変更したユーザを示します。

# The form data below was edited by username