Swarmの統合プロパティ
プロパティ | 意味 |
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Helix SwarmサーバのURLに設定して、P4Vの統合を有効にします。 |
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複数のSwarmサーバが存在する場合、複数のSwarmURLを指定します。 |
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SwarmでP4V統合のタイムアウト値を設定します。デフォルトは10秒です。 |
Swarm接続を設定する
P4VがSwarmサーバに接続するには、サーバがインストールされている場所を確認する必要があります。SwarmはWebアプリケーションのため、URLで場所を指定することができます。
SwarmまたはP4V管理者は、P4.Swarm.URL[.serverid]
プロパティを使用してSwarmサーバの場所を指定します。
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単一のSwarmサーバの場所を指定するには、サーバIDの有無によって
P4.Swarm.URL
またはP4.Swarm.URL[.serverid]
構文を使用します。例えば、以下のコマンドでは、10.5.40.145:1666
で指定されるサーバの場所はhttps://my_swarm_server.com
です。$ p4 -p "10.5.40.145:1666" property -a -n P4.Swarm.URL -v "https://my_swarm_server.com"
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複数のSwarmサーバの場所を指定するには、
P4.Swarm.URL[.serverid]
構文を使用し、p4 property
コマンドを開始するたびにSwarmサーバのサーバIDを指定します。以下に例を示します。$ p4 -p "10.5.40.145:1666" property -a -n P4.Swarm.URL.svr1 -v "https://my_swarm_server1.com" $ p4 -p "10.5.40.145:1667" property -a -n P4.Swarm.URL.svr2 -v "https://my_swarm_server2.com"
認証サーバを使用する場合(および複数の
p4d
インスタンスで認証サーバ内をファネルしている場合)、またはSwarmの複数のインスタンスをレプリカサーバまたはエッジサーバに対して展開している場合にのみ、サーバIDフォーマットの使用が必要になります。
P4VがサーバIDを持たないサーバに接続を試行する場合、プロパティP4.Swarm.URL
が設定されているか、またSwarmにアクセスするURLを使用しているかどうか確認します。プロパティが設定されていない場合は、P4VはSwarmとの接続を試行しません。
P4VがサーバIDを有するサーバに接続を試行する場合、
- P4VはサーバにサーバIDを問い合わせ、
svr1
などを取得します。 - P4Vは
p4.Swarm.URL.svr1
の設定を確認し、そのURLを使用してSwarmと通信します。 p4.Swarm.URL.svr1
が設定されていない場合、P4Vはp4.Swarm.URL
の値を確認し、Swarmサーバへのアクセスにその値を使用します。p4.Swarm.URL
が設定されていない場合、P4VはSwarmとの接続を試行しません。
P4VがSwarmサーバに接続を試行したときにp4.Swarm.URL
およびp4.Swarm.URL.myserverid
両方の値が存在する場合には、サーバIDとの一致が一般的な一致より優先されます。
p4 property
コマンドを発行するユーザは、指定のSwarmサーバにアカウントを持っている必要があります。
p4 property
コマンドを以下のように使用して、Swarmサーバの現在のプロパティをリストします。
$ p4 -p "10.5.40.145:1666" property -l -A
P4.Swarm.Timeout = 10 (any) #1
P4.Swarm.URL.master-1666 = https://my_swarm_server1.com