P4Vヘルプファイルをローカルでステージングする
P4Vホストがインターネットにアクセスできない場合、P4Vはデフォルトでヘルプファイルにアクセスできません。この場合、ローカルにステージングした場所からヘルプファイルにアクセスできるようにすることができます。
前提条件
ローカルにステージングしたヘルプが動作するようにするには、P4VとHelixサーバの両方がバージョン2014.2以降を実行している必要があります。
ステージングする場所のタイプ
以下のステージング場所は有効であることがわかっています。他の場所については、標準URIが使用可能な場合は動作する可能性があります。
- P4Vクライアントホストのローカルの(またはローカルからアクセスできる)ファイルシステム。例えば、Windows上のローカルドライブ文字にマップされている共有場所、またはローカルにマウントしているリモートのUnixファイルシステムです。指定できるのは1つのパス(Unix/Mac/Windows)のみであるため、このファイル共有場所はクロスプラットフォームではありません。
- P4Vクライアントホストにアクセス可能なUNC形式の共有場所。これはWindowsクライアントのみに適用できます。
- P4Vクライアントにアクセス可能なWebサイト。この場合、すべてのクライアントプラットフォームがこのWebサイトにアクセス可能であれば、クラスプラットフォームにすることができます。
手順
ヘルプファイルをローカルでステージングするには:
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FTPサーバからヘルプファイル(
p4vsuite_en-help.zip)をダウンロードします。このファイルの正確な場所はP4Vのバージョンに応じて異なります。パスは通常、以下のようになります。-
2014.2、2014.3、2015.1の場合:
http://ftp.perforce.com/perforce/<version>/doc/help/p4vsuite/p4vsuite_en-help.zip -
2015.2以降の場合:
http://ftp.perforce.com/perforce/<version>/doc/manuals/p4vsuite_en-help.zip
<version>の形式はrxx.x(r14.2、r17.1など)になります。 -
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p4vsuite_en-help.zipを必要なステージング場所に解凍します。ファイルパスまたはURIを使用してステージング場所からP4Vクライアントにアクセスできる必要があります。
以下は各タイプのステージング場所の例です。
- Windows上のローカルのP4Vクライアントファイルシステム: C:\p4vsuite_en-help
- Linux/Unix上のローカルのP4Vクライアントファイルシステム: /var/www/html/p4vsuite_en-help
- UNC形式の共有場所: \\myserver\myshare\p4vsuite_en-help
- Webサーバ(ブラウザでこのURLを入力すると、p4vsuite_en-helpのサブフォルダである「perforce」フォルダが一覧表示されます): http://mywebserver/p4vsuite_en-help
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Helixサーバで
P4V.Help.URLプロパティを設定します。注意プロパティ名は大文字と小文字が区別されます。
以下はステージング場所のタイプごとに
P4V.Help.URLの設定例を示しています。-
Windows上のローカルファイルシステムからステージングする場合(Windowsの仕様に従ってパス区切りにはバックスラッシュ(
\)ではなくスラッシュ(/)を使用します):p4 property -a -n P4V.Help.URL -v C:/p4vsuite_en-help/ -
Linux/Unix上のローカルファイルシステムからステージングする場合:
p4 property -a -n P4V.Help.URL -v /var/www/html/p4vsuite_en-help/ -
UNC形式の共有場所からステージングする場合(パス区切りにはバックスラッシュ(
\)ではなくスラッシュ(/)を使用します):p4 property -a -n P4V.Help.URL -v file://myserver/myshare/p4vsuite_en-help/ -
Webサーバからステージングする場合:
p4 property -a -n P4V.Help.URL -v http://mywebserver/p4vsuite_en-help/
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- P4Vを起動し、[ヘルプ] > [P4V Help]に移動して、ファイルにアクセスできるかテストします。
