機能関連のP4Vプロパティを構成する
以下のプロパティを使用して各機能を有効または無効にすることができます。これらのプロパティはP4Vの起動時に、ユーザが最初に接続するサービスから1度だけ読み込まれます。プロパティをOff
に設定して非アクティブにされた機能は、P4Vで使用できなくなります。P4Vの[プリファレンス]ダイアログは引き続き表示されますが、サーバ側の構成はオーバーライドできなくなります。
プロパティ | P4V > 編集 > プリファレンス | デフォルト | 意味 |
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管理ツール |
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P4V.Features.CheckForUpdates
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HelixP4Vアップデートを自動的にチェックする。 |
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接続ウィザードの設定 |
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カスタムツール |
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適用外 |
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適用外 |
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適用外 |
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デフォルトではOnですが、共有サーバ上の |
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適用外 |
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デフォルトではOnONになっていると、[作業中]タブ、[サブミット済み]タブ、および[履歴]タブに完全なユーザー名が表示されます。 |
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適用外 |
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デフォルトではOnOFFになっていると、HTMLツールエディタは有効にならず、この接続ではHTMLウィンドウとタブは表示されません。 |
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マージ、コピー、ブランチダイアログ |
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ジョブ |
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ラベル |
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P4V.Features.MaxAllowedVersion
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適用外 |
<int value>は、更新を確認する際に最大バージョンのヒントを指定します。バージョンを設定してもサーバで新しいバージョンのP4Vを使用できますが、更新を確認しても、ヒントで設定したバージョンより新しいバージョンを報告しません。 値は、使用可能なバージョンの最大数と同じチェンジリスト番号である必要があります。最新バージョンが65000で値が60000に設定されている場合、ユーザが使用しているバージョンが60000であれば、使用可能なアップデートが存在しないというメッセージが表示されます。ユーザが60000を使用し、現在実行中のバージョンが70000であるが管理者が最大値を65000に設定した場合、ユーザには新しいバージョンが使用可能であるというメッセージが表示されます。しかし、管理者は異なる最大値を設定しているため、適切なバージョンを受け取るために、より上位の管理者に連絡する必要があります。 |
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PerforceアプレットのP4Vでの実行を許可 |
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P4V.Features.PromptWorkspaceName |
新しいワークスペースの作成時に名前入力プロンプトを表示する |
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Onの場合、P4Vは新しいワークスペースの作成時に名前入力プロンプトを表示します。P4Vはp4 client -o コマンドを実行し、form-out triggerによってデフォルトのフォームを変更できるようにします。 P4Vは以下の属性の上書きをサポートします: Client:、Root:、View:、Owner:、Description:、Host:、AltRoots:、ChangeView:、Options:、SubmitOptions:、LineEnd:、Type: |
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リビジョングラフ |
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ストリーム |
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タイムラップ |
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適用外 |
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例えば、Perforceの欠陥追跡機能を使用していないサイトの管理者は、P4Vから次のコマンドを実行してジョブへのアクセスを無効にできます。
$ p4 property -a -n P4V.Features.Jobs -v Off
新しいプロパティが追加/更新され(-a
)、その名前(-n
)はP4V.Features.Jobs
であり、Off
という値(-v
)が割り当てられます。
組織内のあるユーザグループがP4Vのジョブ機能を使用する必要がある場合、次のコマンドを実行して、そのユーザに対して選択的に(集中管理で)その機能を有効に再設定することができます。
$ p4 property -a -n P4V.Features.Jobs -v On -g jobusers
P4Vのジョブ機能の値をOn
に設定してジョブ機能が再び有効になるのは、jobusers
グループのユーザの場合に限られます。