実行中のプロセスを一覧表示する
Helixサーバによって監視されているプロセスを一覧表示するには、次のコマンドを使用します。
$ p4 monitor show
現在実行中のプロセスのみを表示するには、次のコマンドを使用します。
$ p4 monitor show -s R
デフォルトでは、p4 monitor
出力の各行は次のようになります。
pid status owner hh:mm:ss command [args]
ここで、pid
はUNIXのプロセスID(WindowsのスレッドID)です。status
はR
もしくはT
で、実行中か終了しているかを示します。owner
は、そのコマンドを実行しているユーザのHelixサーバユーザ名です。hh:mm:ss
は、そのコマンドを実行してから経過した時間です。command
とargs
は、Helixサーバが受け取ったコマンドと引数です。以下に例を示します。
$ p4 monitor show
74612 R qatool 00:00:47 job
78143 R edk 00:00:01 filelog
78207 R p4admin 00:00:00 monitor
コマンドを呼び出す際に指定された引数を表示するには、次のように-a
フラグ(引数フラグ)を使用します。
$ p4 monitor show -a
74612 R qatool 00:00:48 job job004836
78143 R edk 00:00:02 filelog //depot/main/src/proj/file1.c //dep
78208 R p4admin 00:00:00 monitor show -a
ユーザ環境に関する追加情報を取得するには、-e
フラグを使用します。-e
フラグは、以下のようなフォームの出力を生成します。
pid client IP-address status owner workspace hh:mm:ss command [args]
この場合、client
はHelixサーバアプリケーション(およびバージョン文字列またはAPIプロトコルレベル)、IP-address
はユーザのHelixサーバアプリケーションのIPアドレス、workspace
はユーザの現在のクライアントワークスペースの設定です。以下に例を示します。
$ p4 monitor show -e
74612 p4/2011.1 192.168.10.2 R qatool buildenvir 00:00:47 job
78143 192.168.10.4 R edk eds_elm 00:00:01 filelog
78207 p4/2011.1 192.168.10.10 R p4admin p4server 00:00:00 monitor
デフォルトで、すべてのユーザ名とクライアントワークスペース名(該当する場合)は10文字で切り捨てられ、行は80文字で切り捨てられます。この切り捨てを無効にするには、次のように-l
(long-form)オプションを使用します。
$ p4 monitor show -a -l
74612 R qatool 00:00:50 job job004836
78143 R edk 00:00:04 filelog //depot/main/src/proj/file1.c //dep
ot/main/src/proj/file1.mpg
78209 R p4admin 00:00:00 monitor show -a -l
-a
、-l
、-e
のオプションを使用できるのは、Helixサーバ管理者とスーパーユーザのみです。