タイプグラフのディポのトリガ

トリガを//graphDepot1/repo8と呼ばれる単一リポジトリに関連付けるには、//graphDepot1/repo8/…​のように/…​をパスの最後に足して指定します。

トリガを//graphDepot1/repoAおよび//graphDepot2/repoBなどの複数のリポジトリに関連付けるには、アスタリスク(*)を使用し、パスとして//graphDepot*/repo*/…​を指定します。

タイプgraphのディポの詳細については、Helix4Git管理者ガイドおよびHelix Core P4コマンドリファレンスを参照してください。

4つの変数を適用できます。

• %depotName% - リポジトリが格納されているディポ
• %repoName% - リポジトリの名前
• %repo% - 拡張子が.gitであるリポジトリ。または%repoName%と同一
• %pusher% - プッシュでクレジットを付与されたユーザ

以下に4つのグラフタイプのトリガの説明を実行される順に説明します。

graph-push-start

• コネクタによるgit push操作の一部としてデータが転送される前に実行されます
• ワークフロールールを強制的に実行できます

graph-push-reference

• 作成または更新されている各リファレンスに対して実行されます
• ワークフロールールに従って更新をブロックするロジックを設定できます
• いずれかのリファレンスでトリガが失敗すると、プッシュ全体がキャンセルされます

graph-push-referenceトリガは元のリファレンス値を%oldValue%変数、新しい値を%newValue%変数、リファレンス名を%reference%に渡します。

このようなトリガがプッシュからGit Connectorに実行された場合:

• リファレンスタイプが%refType%変数に渡されます。
• リファレンスに適用された操作の一覧が%refFlags%変数に取り込まれます。

graph-push-reference-complete

• コネクタによるgit push操作の一部としてリファレンスが作成または更新された後に実行されます
• 変数はgraph-push-referenceと同じです
• トリガの失敗は無視されます

graph-push-complete

• 指定したリポジトリのgit pushが正常に完了すると実行されます
• このトリガを使用して、ビルド、テスト、診断ツールに使用できる状態のファイルがすべて存在していること示すことができます。