サーバブロック
サーバブロックは特定のサービスタイプにのみ適用される設定と変数を定義します。
タイプ | 意味 |
---|---|
|
Helix Coreサーバ。Helixサーバとも呼ばれる |
|
Helixプロキシ |
|
P4Broker |
|
P4FTPプラグイン |
|
HelixサーバWebクライアント |
|
その他のサービス |
サーバブロックは以下の構文を使って定義されます。
server_type name { setting = value Environment { variable = value } }
name
名は指定のタイプのサービスである必要がありますが、名前には別のサーバタイプを含めることができます。これにより、同じ名前を共有する異なる種類のサーバグループに対してクエリを実行および管理することができます。
例えば、main
という名前のp4d、proxy、p4ftpサービスを定義する構成では、他のサービスに影響を与えることなく、単一のコマンドを使用して、p4d、proxy、p4ftpサービスを停止できます。
$ p4dctl stop main
サーバブロック内では次の変数を定義することができます。すべてのサーバタイプにおいてOwner
およびExecute
の設定は必須です。
設定 | 意味 |
---|---|
|
サービスの所有者。 サービスはこの所有者のアカウントで、所有者の権限を使用して開始されます。このユーザは Required. |
|
このサーバを開始する際に実行するバイナリへのパスです。 Required. |
|
この行は必ず引用符で囲む必要があります。以下に例を示します。
または
|
|
デフォルト: |
|
この変数を077に設定することで、このサービスによって作成されたファイルはこのサービスの所有者によってのみアクセス可能になります。 |
|
サーバのチェックポイント作成時またはジャーナルのローテーション時に適用されるプレフィックスを含む行です。必要に応じて、関連する デフォルト: なし |
|
次の例では、 PrettyNames=true perforce callto:21397%201%200%2010[21397 1 0 10]:48 ? 00:00:00 p4d [blacksphere/1666] PrettyNames=false perforce callto:21725%201%200%2010[21725 1 0 10]:50 ? 00:00:00 /usr/sbin/p4d デフォルト: true |