Helix Coreサーバ管理者ガイド: 基本 (2019.1)

サーバをアップグレードする

古いHelix Coreアプリケーションは、新しいバージョンのHelix Coreサーバで引き続き動作します。ただし、後継バージョンのサーバで導入された機能をユーザが利用できるようにするには、サーバをアップグレードする必要があります。

重要

Helixサーバを新しいバージョンにアップグレードするには、Helixサーバのライセンスファイルが有効である必要があります。

重要
  • アップグレードを行う際には、必ずHelixサーバインストレーションのバックアップを取ってください(手順についてはバックアップ手順を参照してください)。

  • 複製環境および分散環境(Helix Coreサーバ管理者ガイド: マルチサイト展開を参照)では、すべてのレプリカサーバはマスターサーバと同一レベルのリリースである必要があります。
  • Helixサーバをアップグレードする前に、アップグレードのインストールに関連するリリースノートをお読みください。

注意

Helixサーバは、以下の2つの実行可能ファイルを必要とします。

  • Helix CoreサーバPerforceサービス(p4d)とも呼ばれます
  • コマンドラインクライアント(p4)など、少なくとも1つのHelixサーバアプリケーション

HelixサーバおよびアプリケーションはPerforceのWebサイトのダウンロードページから入手できます。

注意
  • この章では、接続しているクライアント用に既存のインストールをアップグレードする方法について説明します。接続しないで作業するクライアントに対応するサーバのインストール方法の詳細については、『分散バージョニング環境におけるHelix Coreサーバの利用』の「インストール」の章を参照してください。
  • この章の例は、WindowsおよびLinux/macOSの両方のインストールに適用されます。