Helix Coreサーバ管理者ガイド: 基本 (2019.1)

安全なサーバを確立する

サーバ間と同様に、クライアントとサーバ間に安全な接続を設定することができます。

  • クライアントとサーバ間の接続は、サーバ接続時にSSLプロトコルを設定して安全に確保することができます。クライアントサーバ間の通信を安全に確保する方法については、「SSLを使用してHelixサーバへの接続を暗号化する」を参照してください。

    クライアントとサーバ間の通信の安全は、ファイアウォールでも確保することができます。詳細については、「ファイアウォールを使用する」を参照してください。

  • ユーザ認証はパスワードまたはチケットを使用して行うことができ、パスワードの強度は管理者が設定することができます。ユーザは、Active DirectoryまたはLDAPサーバ、あるいは内部Helixサーバユーザデータベースに対して認証されます。ユーザの認証方法について詳しくは、「認証オプション」を参照してください。
  • 実行できるHelixサーバコマンド、対象のファイル、誰が実行可能か、どのホストから実行できるかを限定するプロテクションスキームにより、アクセスが設定されます。プロテクションの設定方法について詳しくは、「アクセスの認証」を参照してください。
  • 分散環境におけるサーバ間の通信は、信頼ファイルを使用してその環境内に複数のサーバを保有するサービスユーザの権限を設定することで安全を確保することができます。詳細については、「Helix Coreサーバ管理者ガイド: マルチサイト展開」を参照してください。

アクセス権と認証を設定する前に、ユーザを管理するに従ってユーザを作成する必要があります。

ヒント

機密情報はdm.info.hide構成可能変数を設定して、権限のないp4 infoユーザから非表示にすることをお勧めします。