Helix Coreサーバユーザーガイド (2019.1)

ジョブを作成、編集、削除する

Helixサーバのデフォルトのジョブ命名スキームを使用してジョブを作成するには、p4 jobコマンドを発行します。新しいジョブに名前を割り当てる(または既存のジョブを編集する)には、p4 job jobnameコマンドを発行します。

ジョブを作成する

ゲイルはJamの問題を発見したため、p4 jobコマンドを発行してジョブを作成し、次のように記述します。

Job:    job000006

Status: open

User:   gale

Date:   2011/11/14 17:12:21

Description:
        MAXLINE can't account for expanded cmd buffer size.

次の表で、デフォルトのジョブ仕様内のフィールドについて詳しく説明します。

フィールド名 説明 デフォルト

Job

ジョブの名前(空白は使用不可)。Helixサーバではデフォルトで、番号付け方式によってジョブ名が割り当てられます(jobnnnnnn)。

最新のジョブ番号 + 1

Status

  • open: 修正が済んでいないジョブ。
  • closed: 完了済みのジョブ。
  • suspended: 現在作業が保留されているジョブ。

open

User

ジョブが割り当てられているユーザ(通常は、この問題を修正するように割り当てられた担当者)。

ジョブ作成者のHelixサーバユーザ名。

Date

ジョブが最後に変更された日付。

ジョブを保存すると、Helixサーバにより更新されます。

Description

要求されている作業の説明(例えば、バグの説明、改善要求など)。

なし。説明の記述は必須です。

既存のジョブを編集するには、p4 jobコマンドの発行時にp4 job jobnameの形式でジョブ名を指定します。変更内容をジョブフォームに入力し、フォームを保存して終了します。

ジョブを削除するには、p4 job -d jobnameコマンドを発行します。