Helix Coreサーバユーザーガイド (2019.1)
ラベル
Helixサーバラベルとは、タグ付けされた一連のファイルリビジョンのことです。例えば、特定のリリースを設定するファイルリビジョンをラベルrelease2.0.1
でタグ付けします。ラベルは、次の目的で使用します。
- ソフトウェアの特定のリリースに含まれるすべてのファイルリビジョンを追跡する
- 特定のファイルリビジョンのセットを他ユーザに配布する。例えば、標準構成ファイルです。
- 新規ビルドワークスペースを作成する
- 開発目的でブランチするファイルリビジョンのセットを指定する
- リビジョンを1つのグループとしてクライアントワークスペースと同期する
ラベルとチェンジリスト番号には次のような違いがあります。
ラベル | チェンジリスト |
---|---|
ラベルは任意のファイルリビジョンのセットを参照できます。 複数の時点でファイルリビジョンのグループを参照する必要がある場合は、ラベルを使用します。 |
チェンジリスト番号は、チェンジリストがサブミットされた時点でディポにあるすべてのファイルのコンテンツを参照します。 ある時点でファイルが用途に合致する場合は、チェンジリスト番号を使用します。 |
ラベルの内容は変更可能です。 |
サブミット済みチェンジリストの内容は変更できません。 |
ラベルには独自の名前を割り当てることができます。 |
Helixサーバはそれぞれのチェンジリスト番号を割り当てます。 |
ラベルには、静的ラベルと自動ラベルの2種類があります。それぞれの違いに関する説明は、静的ラベルと動的ラベルを参照してください。