Helix Coreサーバユーザーガイド (2019.1)
ファイルを削除する
ファイルをディポから削除するには、p4 delete
コマンドを発行して削除対象ファイルを作業状態にし、それらが作業状態にされているチェンジリストをサブミットします。ファイルをディポから削除しても以前のリビジョンは存在したままで、新しい最新リビジョンが追加され、「削除済み」とマークされます。したがって、ファイルの古いリビジョンを同期させることは依然として可能です。
p4 delete
コマンドを発行すると、ファイルはワークスペースからは削除されますがディポからは削除されません。削除目的で作業状態にされたファイルを復元すると、それらはワークスペースに復元されます。ファイルが作業状態にされたチェンジリストのサブミットが成功すると、ファイルはディポから削除されます。
例ファイルをディポから削除する
ブルーノは次のようにして、vendor.doc
をディポから削除しました。
C:\bruno_ws\dev> p4 delete //Acme/dev/docs/manuals/vendor.doc
//Acme/dev/docs/manuals/vendor.doc#1 - opened for delete
ファイルはただちにクライアントワークスペースから削除されますが、ブルーノがp4
submit
コマンドを発行するまでディポからは削除されません。