Helix Coreサーバの基本事項
Helixサーバは、共有バージョン管理サーバに接続して使用する、企業向けバージョン管理システムです。
ディポと呼ばれる共有リポジトリを使用してファイルを同期し、最新バージョンを取得します。
ファイルの編集はお使いのコンピュータ上のワークスペース(「クライアント」とも呼ばれます)で行います。
ファイルを管理する場合は、チェンジリストを使用します。
ローカルで行った変更をディポにサブミットすることにより、他のユーザもその変更を使用できるようになります。
Helix CoreサーバはHelixサーバやp4d
とも呼ばれ、バージョン管理対象であるすべてのリビジョンが格納されているディポを管理します。ファイルは、ディレクトリのツリー構造内に保存されます。サーバにはファイルやクライアント操作(ログ、ユーザ権限、メタデータ、構成値など)を追跡するメタデータのデータベースも保管されています。
Helixサーバ クライアントには、ディポ内のファイルのチェックインとチェックアウト、衝突の解決、変更要求の追跡を行うためのインタフェースが用意されています。
Helixサーバには、コマンドラインクライアントやグラフィカルユーザインタフェースクライアントなど、さまざまなクライアントが付属しています。また、商用のIDEと生産性ソフトウェアと連携する各種プラグインも付属しています。
Helixサーバでは、分散ワークフローもサポートされます。詳しくは、ソリューション概要: Helixバージョンコントロールシステムの「基本コンセプト」の章と分散バージョニング環境におけるHelix Coreサーバの利用を参照してください。