Helix Coreサーバ管理者ガイド: マルチサイト展開 (2019.1)

ビルドファームレプリカを設定する

  1. マスターサーバ上で、以下のようにビルドファームレプリカサーバを設定します。

    $ p4 server builder-1667

    The following form is displayed:

    ServerID:       builder-1667
    Name:           builder-1667
    Type:           server
    Services:       build-server
    Address:        tcp:builder:1667
    Description:
            Build farm - bind workspaces to builder-1667
            and use a port of tcp:builder:1667
  2. ビルドファームレプリカサーバのserver.idファイルを作成します。マスターサーバではなく、レプリカサーバで以下のコマンドを実行します。

    $ p4 -p builder:1667 serverid builder-1667
  3. レプリカサーバを再起動します。

    起動時に、レプリカビルドファームサーバは自身のサーバIDであるbuilder-1667server.idファイルから読み込みます。

    サーバレジストリはマスターサーバからすべてのレプリカサーバに対して自動的に複製されるため、再起動されたビルドファームサーバはbuildfarm1P4NAMEを取得し、buildfarm1P4NAME設定に適用される構成可能変数を使用します。

    重要

    構成の問題を回避するには、serverIDの値をP4NAMEの値と常に一致させる必要があります(どちらも設定されている場合)。serverIDを設定することをお勧めしますが、下位互換性を維持するため、P4NAMEもサポートされています。

    この例のビルドファームサーバは、p4 serverフォームのServices:フィールド内のbuild-server設定も認識します。

    次の手順

    ワークスペースをビルドファームレプリカにバインドする