P4Adminのプリファレンスを設定する
P4Adminのプリファレンスを設定するには、[編集] > [プリファレンス] (Windowsの場合)または[P4Admin] > [プリファレンス] (Macの場合)を選択します。[プリファレンス]ダイアログには次の設定ページがあります。
[適用]をクリックして変更を保存します。[OK]をクリックして変更を保存し、ダイアログを終了します。
接続
Helixサーバに接続するには、以下の設定を構成します。
アプリケーション起動時:
- 以前にオープンされたすべての接続を復旧する: 接続の設定画面を非表示にします。最後のセッションで接続したサーバに再接続されます。
接続のオープンとクローズ:
- ログイン時にIP固有のチケットを使用: ログインチケットを、接続しているIPアドレスのみに制限するかどうかを指定します。
- 接続クローズ時に自動的にログオフする: ログアウト時にチケットを無効にするかどうかを指定します。
サーバデータ
セッション中にP4Adminが処理するデータ量を設定することにより、使用頻度の高いコマンドや大量のデータ転送によるサーバの負荷を最小限に抑えることができます。以下の設定を使用することができます。
- n分ごとにサーバの更新をチェック: P4AdminでHelixサーバの更新されたファイル情報を確認する頻度を設定します。確認の頻度を上げると、P4Adminに現在のファイルステータスが表示されますが、Helixサーバの作業負荷が増加します。
- プレビューするファイルの最大サイズ(オーディオファイルとビデオファイルを除く): [ファイル]パネルの[プレビュー]タブに表示される画像ファイルのサイズを制限し、HelixサーバからP4Vに送信される画像データのサイズを制限します。
ログ記録
次のログ記録オプションを設定することができます。
ログパネルのオプション:
- P4レポートコマンドを表示: [管理ツール]ウィンドウのログパネルに、管理ツールを使用して発行されたすべてのコマンド(Helixサーバのステータス情報を取得するために管理ツールによって発行されたコマンドを含む)を表示するかどうかを指定します。
ファイルへのログ記録:
-
ファイルへのログ記録を有効にする: 管理ツールのアクティビティを指定のファイルに記録します。
- 名前: ログファイルの名前と場所を指定します。
- サイズ: ログファイルの最大サイズを指定します。
表示
管理ツールについて、以下に示す表示オプションとローカライズオプションを設定することができます。
アプリケーション:
-
日付: 管理ツール全体で使用される日付形式を設定します。
- OSの形式: 現在のオペレーティングシステムで使用している形式が使用されます。
- Perforce 標準(yyyy/mm/dd hh:mm:ss): アプリケーションの標準形式が使用されます。
- 次に基づいてアプリケーションアイコンのスケールを変更(再起動が必要): プライマリモニターで主にP4Vを表示する場合は、[計算されたプライマリモニター解像度]を選択します。プライマリモニターとは異なる解像度のセカンダリモニターにP4Vを表示する場合は、[カスタムサイズ]を選択し、セカンダリモニターに適したスケールになるようにスライダーを動かします。
ローカリゼーション:
- アプリケーションメニュー、ラベルおよびダイアログに使用される言語(再起動が必要): 使用する言語を選択します。
-
すべての接続に対しこのエンコードを設定: unicodeモードのHelixサーバに接続するための文字エンコードを設定します。
ここでエンコードを設定しなかった場合、unicodeモードのHelixサーバへの接続をセットアップするたびに、文字エンコードを入力するためのプロンプトが表示されます。ここで設定するエンコードは、接続時に文字エンコードがすでに設定されているサーバ接続には影響しません。どの設定を選択してよいかわからない場合は、Helixサーバの管理者に問い合わせてください。
ファイル
管理ツールでのファイルとファイルアイコンの表示方法を設定することができます。
- ディポツリー内のファイルのPerforceファイルタイプを表示: ツリーパネルのファイルタイプの表示を切り替えます。
- ディポツリーのファイルにリビジョン情報を表示する: ツリーパネルのリビジョン番号の表示を切り替えます。
アプリケーションのフォント
アプリケーションフォントのフォントファミリ、フォントのスタイル、フォントのサイズと、P4Adminが使用するファイルの内容を設定することができます。ファイルの内容を設定する場合は、[固定サイズのフォントのみを表示する]オプションを選択することもできます。このオプションを選択すると、フォントファミリリスト内の有効な値が、固定サイズのフォントのみに制限されます。
動作
以下に示す管理ツールユーザインタフェースの動作を設定することができます。
ドラッグアンドドロップ:
- ファイル上で差分の比較を行う: このオプションを選択すると、特定のファイルを別のファイル上にドロップしたときに、P4Adminによって[差分]ダイアログが表示されます。
- チェンジリスト内の任意の場所で開いているファイルを新しいチェンジリストに移動: このオプションを選択すると、チェンジリスト内のファイルをドロップしたときに、P4Adminにより、作業状態のファイルが新しいチェンジリストに移動されます。
- ファイル上で何もしない: このオプションを選択すると、特定のファイルを別のファイル上にドロップしても、P4Adminによる処理は何も実行されません。
ツール
次のリビジョングラフおよびタイムラップビューのオプションを設定することができます。
リビジョングラフ:
- リビジョングラフを祖先と子孫に制限する: 特定のファイルの反映履歴が、祖先と子孫のみに制限されます。これがデフォルトの設定です。このオプションによる負荷は最小限に抑えられるため、パフォーマンスが最適化されます。
- リビジョングラフですべてのレビジョン履歴を表示する: ブランチのすべての反映履歴が表示されます。このオプションを選択すると、リビジョングラフの表示にかかる時間が長くなる場合があります。
タイムラップビュー:
- デフォルトでタイムラップビューはこれを表示: 選択したファイルの反映履歴またはマージ履歴を、タイムラップビューにデフォルトで表示するかどうかを指定します。タイムラップビューで、反映履歴の表示を切り替えることもできます。
エディタ
ファイルタイプをそのファイルの編集に使用するアプリケーションと関連付けする手順は、以下のとおりです。
- [追加]をクリックします。
- ドロップダウンリストからファイル拡張子を選択します。
- 関連するアプリケーションを入力または参照します。
- (オプション) [常に選択されたアプリケーションを使用してこのタイプのファイルをオープン]を選択して、上記のアプリケーションをデフォルトのアプリケーションに設定します。
- [保存]をクリックします。
各拡張子に対して任意の数のアプリケーションを入力することができます。管理ツールのファイルを右クリックして[別のアプリケーションで開く]を選択すると、すべてのアプリケーションがオプションとして表示されます。
管理ツールのコンテキストメニューでファイルを開くために使用したアプリケーションは、削除しない限り、関連するアプリケーションとして管理ツールのプリファレンスダイアログのエディタページにデフォルトで表示されます。
差分
デフォルトのdiffアプリケーションを設定するには、次の1つを選択します。
- P4Merge: に付属しているdiffツールです。
-
その他のアプリケーション: 任意のdiffツールを参照します。
サードパーティ製のdiffアプリケーションで引数を指定するには、[引数]フィールドで、最初のファイル名を「%1」に入力し、2番目のファイル名を「%2」に入力します。
%1
for the name of the first file and%2
diffアプリケーションを呼び出すと、Perforceにより、これらのプレースホルダーが実際のファイル名に置き換えられます。
diffアプリケーションをファイルタイプで割り当てる手順は以下のとおりです。
- [追加]をクリックします。
- ドロップダウンリストからファイル拡張子を選択します。
- 関連するアプリケーションを入力または参照します。
-
サードパーティのdiffアプリケーションでは、[引数]フィールドに引数を設定します。
最初のファイル名を「%1」に入力し、2番目のファイル名を「%2」に入力します。
%1
for the name of the first file and%2
diffアプリケーションを呼び出すと、管理ツールにより、これらのプレースホルダーが実際のファイル名に置き換えられます。 -
[保存]をクリックします。
拡張子および関連付けられたアプリケーションは、ファイルタイプとアプリケーションの関連付けリストに表示されます。
アプレット
Helixサーバを有効にして、P4Adminで実行可能なアプレットを操作することができます。これらのアプレットをP4Adminで実行するには、P4Adminのプリファレンスでアプレットを有効にする必要があります。Perforceアプレットの詳細については、『ビジュアルツール開発者ガイド用Helix Core Javascript API』を参照してください。
アプレットをP4Adminで実行するには、以下の手順を実行します。
- [PerforceアプレットのP4Adminでの実行を許可]を選択します。
-
Perforceのアプレットを許可するHelixサーバを1つ以上選択します。
- Helixサーバの名前または
host:port
を[サーバ]フィールドに入力します。 - [追加]をクリックします。
- Helixサーバの名前または
-
[詳細]をクリックして、以下に示す各設定を指定します。
- アプレットからのクッキーを保存 ([クッキーを削除]をクリックして、アプレットが生成したクッキーをすべて削除します)
- アプレットによるローカルへのデータ保存を許可
- アプレットによりインターネットアクセスのために使用されるWebプロキシを手動で構成する: Webプロキシアドレスとポートを入力します。