p4 revoke-permission (グラフ)

ユーザまたはグループから、graphタイプのディポまたはリポジトリへのアクセス権を削除します。

構文

p4 [g-opts] revoke-permission -d graphDepot1 -g group [-r ref] -p permission
p4 [g-opts] revoke-permission -d graphDepot1 -u user [-r ref] -p permission
p4 [g-opts] revoke-permission -n //graphDepot1/reponame -g group [-r ref] -p permission
p4 [g-opts] revoke-permission -n //graphDepot1/reponame -u user [-r ref] -p permission
p4 [g-opts] revoke-permission -n //graphDepot1/reponame -g group -r ref -p restricted-ref
p4 [g-opts] revoke-permission -n //graphDepot1/reponame -u user -r ref -p restricted-ref 

説明

管理者は、revoke-permissionタイプのディポまたはリポジトリのユーザまたはグループにアクセス権限を付与した後でも、graphコマンドでそのアクセス権限を削除することができます。 管理者は、指定したgraphタイプのディポまたはリポジトリへのアクセス権限を失うグループまたはユーザを指定します。

管理者はowner、またはその特定のグラフのディポやリポジトリへのadminアクセス権限が付与されているユーザです。

オプション

-d	ディポのレベルで適用するので、リポジトリのすべてを含みます。
-n	指定した名前のリポジトリに適用します。
-g	指定したグループに適用します。
-u	指定したユーザに適用します。
-r	指定したブランチまたはタグに適用します。 restricted-ref権限には必要ですが、それ以外の場合は任意指定です。
-p	指定した権限に適用します。
g-opts	詳細については、グローバルオプションを参照してください。

例

ユーザから、グラフタイプの特定のディポのファイルをreadする能力を取り消し、Gitのクローンを作成することも禁止する場合:

$ p4 revoke-permission -n //graphDepot1/repo8 -u bruno -p read

ユーザbrunoから、graphタイプの特定のディポのリリースタグへのGitのリファレンスを作成する能力を取り消す場合:

$ p4 revoke-permission -d graphDepot1 -u bruno -r refs/head/rel-* -p create-ref

p4 revoke-permissionでは、-rオプションとともに追加の権限delete-ref、write-ref、force-push、write-all、restrict-refを使用できます。 マスターブランチを更新する権限をdevopsグループから削除するには、次のように実行します。

$ p4 revoke-permission -n //repo/test -g devops -p restricted-ref -r refs/heads/master

関連コマンド

権限の割り当て	p4 grant-permission
現在与えられている権限を一覧表示する	p4 show-permission