p4 revert (グラフ)

作業状態のファイルの変更を破棄します。

構文

p4 [g-opts] revert [-a -n -w -c changelistNumber] file ...

説明

作業状態のファイルをディポと同期したリビジョンに戻し、これまで行われた編集や反映を破棄します。 元に戻すファイルは明示的に指定する必要があります。 チェンジリスト内で作業状態になっているファイルが、そのチェンジリストから削除されます。 ロックされていたファイルは解除されます。

ユーザがp4 revertを実行し、ファイルを衝突解決する前に、そのファイルの編集をキャンセルするとします。

ファイルの所属先...	ファイルを戻すリビジョン先...	理由...
クラシックディポ	p4 editを実行する直前までワークスペースに存在していたディポリビジョン	クラシックディポでは各ファイルが個別に追跡されるため。
グラフディポ	ワークスペースのコミットSHAに関連付けられているファイルリビジョン	グラフディポでは、p4 syncの操作は単一のコミットSHAを持つファイルのコレクションのスナップショットを意味するため。

オプション

-a	-aフラグを指定すると、編集目的、追加目的、または反映目的で作業状態になっていて、変更されていないか存在しないファイルのみが元に戻ります。 作業中の反映記録が含まれているファイルは作業状態のままになります。 -aを指定すると、ファイル引数は任意指定になります。
-c change	指定されたチェンジリスト内のファイルのみを元に戻します。 $ p4 revert -c 345627 "//..."
-n	実際に元に戻す操作は実行せず、元に戻した場合の結果を一覧表示します。 このオプションにより、事前に元に戻したときの結果を確認できます。
-w	add目的で作業状態になっているファイルは、元に戻されるとワークスペースから削除(ワイプ)されます。