p4 license
ライセンスファイルを更新または表示します。
構文
p4 [g-opts] license -o
p4 [g-opts] license -i
p4 [g-opts] license -u
説明
p4 license
コマンドにより、HelixサーバスーパーユーザはHelixサーバライセンスファイルを更新または表示することができます。 このコマンドを実行するには、Helixサーバルートディレクトリ内に既に有効なライセンスファイルが存在する必要があります。
p4 license
を使用するとライセンスされたユーザをPerforceサービスに追加することができ、サービスを停止してライセンスファイルを手動でサーバルートにコピーする必要はありません。
Perforceから取得した新しいライセンスファイルのほとんどは、p4 license
を使用するか、既存のライセンスファイルをコピーしてインストールできます。 ただし、サーバのIPアドレスまたはポート番号が変更されている場合は、サーバを明示的に「停止」する必要があります。
UNIXを使用している場合は、「Perforceサービスを停止する」および「Perforceサービスを起動する」を参照してください。
Windowsを使用している場合は、「Helixサーバを起動または停止する」を参照してください。
ライセンスの有効期限は世界協定時刻(UTC)で期限日を迎えると期限切れになります。 例えば、p4 license -o
によって期限日がUNIX時間の1546300801と表示された場合、期限切れとなるのはUTC (GMT)の2019年1月1日火曜日午前12:00:01からになります。 サーバがカリフォルニアにある場合、2018年12月31日月曜日午後4:00:01を迎える前にライセンスは期限切れになります。これはカリフォルニアの現地時間がUTCより8時間遅れているためです。 UNIX時間をわかりやすい形式に変更するには、https://www.epochconverter.com/に紹介されているようなコンバーターを使用します。
または、licenseTimeRemaining
の値を秒単位で取得するには、p4 license -u
コマンドを以下のように指定します。
>p4 -u su-bruno -p p4prod.mycompany.com:1666 license -u ... isLicensed yes ... userCount 651 ... userLimit 1000 ... clientCount - ... clientLimit unlimited ... fileCount - ... fileLimit unlimited ... repoCount - ... repoLimit unlimited ... licenseExpires 1582934400 ... licenseTimeRemaining 5172009 ... supportExpires 1582934400
ライセンスの有効期が切れる前に期間を指定して警告を受け取れるようにする場合は、https://swarm.workshop.perforce.com/files/guest/nick_poole/scripts/nagios/readme.txtに紹介されているスクリプトの使用を検討してください。
ライセンスが付与されていない製品の使用に関する制限
2016.1以降のリリース | 2016.1より前のリリース |
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オプション
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現在のライセンスファイルを標準出力に表示します。 |
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新しいライセンスファイルを標準入力から読み込みます。 詳細については、「ライセンスファイルの追加と更新」を参照してください。 |
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ライセンスとサポートの有効期限を含めライセンス制限を報告し、制限されているエンティティ(ユーザまたはファイル)のうちいくつのエンティティが使用されているかを示します。 |
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詳細については、「グローバルオプション」を参照してください。 |
使用上の留意点
ファイル引数にリビジョン指定子を使えるか? | ファイル引数にリビジョン範囲を使えるか? | 最低限必要なアクセスレベル |
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適用外 |
適用外 |
super |
例
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現在のライセンスファイルを標準出力に表示します。 |
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新しいライセンスファイルを標準入力から読み込みます。 |