p4 fstat (グラフ)
ファイル情報を一覧表示します。
構文
p4 fstat [-F filter -T fields -m max] file ...
説明
タイプgraphのディポ内のファイルでは、情報がGitが提供するものに限られます。 詳細については、セクション例の最終例を参照してください。
このコマンドの特徴は次のとおりです。
- ファイルの情報を1フィールドにつき1行ずつ一覧表示します。
- Perforce APIアプリケーションで使用することを目的としています。Perforce APIアプリケーションでは出力に変数としてアクセスできますが、スクリプトのクライアントコマンド出力から解析することもできます。
p4 fstatによって表示されるフィールド
| フィールド | 説明 |
|---|---|
depotFile
|
ディポ内の名前 |
clientFile
|
ローカルパス(ホスト構文またはPerforce構文) |
isMapped
|
クライアント上でファイルがマップされている場合に設定されるフィールド |
headCommit
|
ファイルの最新リビジョンのコミット |
headBlob
|
ファイルの最新リビジョンのsha |
headType
|
最新リビジョンのタイプ(ディポ内に存在する場合) |
haveBlob
|
クライアント上の所有リビジョンのsha |
haveCommit
|
クライアント上の所有リビジョンのコミット |
otherOpen#
|
ファイルを作業状態にしたuser@clientのリスト |
otherAction#
|
ファイルを作業状態にする操作(いずれかのユーザがファイルを作業状態にした場合) |
otherChange#
|
チェンジリスト(いずれかのユーザがファイルを作業状態にした場合) |
otherLock#
|
ファイルをロックしたuser@client |
otherOpen
|
いずれかのユーザがファイルを作業状態にした場合に設定されるフィールド |
otherLock
|
いずれかのユーザがファイルをロックした場合に設定されるフィールド |
repo
|
リポジトリの名前(.gitサフィックス) |
repoName
|
リポジトリの名前 |
現在のワークスペースでファイルを作業状態にすると、追加のフィールドが表示されます。
| フィールド | 説明 |
|---|---|
action
|
ファイルを作業状態にする操作(ファイルが作業状態になっている場合) |
change
|
作業状態のチェンジリストの番号(チェンジリストが作業状態になっている場合) |
type
|
作業状態のファイルのタイプ(ファイルが作業状態になっている場合) |
actionOwner
|
ファイルを作業状態にしたユーザ(ファイルが作業状態になっている場合)。 |
workBlob
|
作業状態のリビジョンのsha(リビジョンが作業状態になっている場合)。 |
ourLock
|
ユーザ/クライアントがファイルをロックした場合に設定されるフィールド |
オプション
|
|
-F flagはフィルタ式に一致するファイルのみを一覧表示します。 このフィルタ式の構文は、 例: -F "headType=binary & repoName=//repo/git" 注意
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|
|
指定した数のファイルに出力を制限します。 |
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|
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例
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p4 fstat //graphDepot1/repo1/... * |
各ファイルに、バイナリラージオブジェクト(BLOB)として、それぞれのGit SHA-1値があります。 同じコミットにあったため、両方のファイルに同じGitコミットSHA-1があります。 p4 fstat //graphDepot1/repo1/triggers.txt ... depotFile //graphDepot1/repo1/triggers.txt ... clientFile /opt/perforce/servers/17100/graph_ws/graphDepot1/repo1/triggers.txt ... isMapped ... headCommit 754462e860e40b4e9ce638fec2af308f06e90216 ... headBlob 8539b99903d69a65caca1d67a5771ebca3d75758 ... headType text ... haveBlob 8539b99903d69a65caca1d67a5771ebca3d75758 ... haveCommit 754462e860e40b4e9ce638fec2af308f06e90216 ... repo //graphDepot1/repo1.git ... repoName //graphDepot1/repo1 |
