Helix Core P4コマンドリファレンス (2019.1)

p4 helpコマンドを使用してヘルプ情報を表示する

このマニュアルの資料に加えて、p4 helpコマンドにより、Helix Coreサーバコマンドのヘルプを利用することができます。これにより、個別のコマンドや、ジョブ、リビジョン、ファイルタイプなどの情報が提供されます。

p4 helpコマンドへの出力は、このマニュアルに含まれる構文のダイアグラムと同様に、短い形式でコマンドオプションが表示されます。 また、コマンドオプションを長い形式で指定することもできます。 例えば、次の構文の代わりに、

$ p4 reopen -c 1602 -t text+F //depot/my/file

次の構文を使用することもできます。

$ p4 reopen --change 1602 --filetype text+F //depot/my/file

長い形式のオプション名の前には、通常のようにハイフン1つではなく、ハイフンが2つ付くことに注意してください。

使用頻度の低いオプションは、短い形式のみになります。

特定のコマンドの長い形式を表示するには、--explainオプションを使用します。 以下に例を示します。

$ p4 reopen --explain

これにより、次のような出力が生成されます。

--omit-moved (-1): disables following renames resulting from 'p4 move'
--filetype (-t): specifies the filetype to be used.
--change (-c): specifies the changelist to use for the command.
Usage: reopen [-c changelist#] [-t type] files...

1つのコマンドの1つのオプションのみの情報を表示するには、オプション名を--explainで指定します。 以下に例を示します。

$ p4 revert --explain -k