Helix Core P4コマンドリファレンス (2019.1)
P4AUDIT
監査ログファイルの場所を示します。
使用上の留意点
クライアントが使用するか? | サーバが使用するか? | 同様に機能するコマンドライン | P4CONFIGファイルで設定できるか? |
---|---|---|---|
いいえ |
はい |
|
適用外 |
明示的に設定されない場合の値
OS | 値 |
---|---|
すべて |
なし。 ログファイルが指定されていない場合、監査は無効にされます。 |
備考
P4AUDITにより、監査ログファイルの場所が指定されます。
監査が有効にされていると、共有バージョニングサービスからユーザへファイルコンテンツが転送されるたびに、Helixサーバが監査ログファイルに一行追加します。 アクティブなサーバ上では、監査ログファイルは非常に急速に増大します。
監査ログの行は次の形式で出力されます。
datetimeuser@clientclientIPcommandfile#rev
以下に例を示します。
2011/05/09 09:52:45 karl@nail 192.168.0.12 diff //depot/src/x.c#1 2011/05/09 09:54:13 jim@stone 127.0.0.1 sync //depot/inc/file.h#1
コマンドがPerforceサービスをホストしているのと同じ物理的マシン上で実行されると、clientIP
は127.0.0.1
と表示されます。
Helixプロキシ経由で到達するコマンドについては、IPアドレスは
の形式で報告され、コマンドはproxyIP
/clientIP
command-proxy
として報告されます。
レプリカサーバおよびエッジサーバ上でのユーザの操作(とりわけ、ビルドファームレプリカ、転送レプリカおよび/またはエッジサーバを伴う環境において)が追跡されるようにするには、各レプリカサーバまたはエッジサーバにP4AUDIT
が設定されている必要があります。
詳細については、『Helix Coreサーバ管理者ガイド: マルチサイト展開』を参照してください。