Helix Coreファイルタイプ検出とUnicode

Unicodeモードと非Unicodeモードの両方で、ディポにファイルを追加する際にファイルタイプを割り当てていない場合、Helix Coreではデフォルトで、ファイルの先頭の65536文字(バイト)がスキャンされ、ファイルタイプの検出が試行されます。 印刷不能文字が検出されると、ファイルにはbinaryファイルタイプが割り当てられます。 (Unicodeモードではもう1つの検証が実行されます。印刷不能文字がなく、P4CHARSETにより指定された文字セットを使用して変換できるHigh ASCII文字がある場合、ファイルにはunicodeファイルタイプが割り当てられます。)

最後に(Unicodeモードまたは非Unicodeモードで稼働しているサービスに対して)、UTF-16 BOMが存在する場合、ファイルにはutf16ファイルタイプが割り当てられます。 それ以外の場合、ファイルにはtextファイルタイプが割り当てられます。 (Unicodeモードではもう1つの検証が実行されます。P4CHARSETによって指定された文字セットに定義されていないHigh ASCII文字を含むファイルにはbinaryファイルタイプが割り当てられます。)

ほとんどの場合、Helix Coreにより検出されたデフォルトのファイルタイプをオーバーライドする必要はありません。 Helix Coreのデフォルトのファイルタイプ検出をオーバーライドしなければならない場合は、p4 typemapコマンドを実行することにより、ファイルの拡張子に従ってHelix Coreファイルタイプを割り当てることができます。 typemap機能の使用に関して詳しくは、『Helixバージョニングエンジン管理者ガイド: 基本』および『P4コマンドリファレンス』を参照してください。