RCSキーワードを拡張する

RCS(リビジョン管理システム)は初期のバージョン管理システムであり、ソースファイルに組み込み可能なキーワードが定義されています。 RCSキーワードはファイルが格納場所に書き込まれるたびに更新されます。 Helix CoreではいくつかのRCSキーワードがサポートされています。

1つのファイルについてRCSキーワード拡張を有効にするには、+k修飾子を使用します。 RCSキーワードは次のように拡張されます。

キーワード 拡張先

$Author$

ファイルをサブミットしているHelix Coreユーザ。

$Author: bruno $

$Change$

ファイルがサブミットされたHelix Coreチェンジリスト番号

$Change: 439 $

$Date$

最後のサブミットの日付を、YYYY/MM/DD形式で表したもの

$Date: 2011/08/18 $

$DateTime$

最後のサブミットの日付と時刻を、YYYY/MM/DDhh:mm:ss形式で表したもの

日付と時刻は、サブミット時のHelixサーバにおけるローカルタイムで記録されます。

$DateTime: 2011/08/18 23:17:02 $

$File$

ディポシンタックスのファイル名のみ(リビジョン番号なし)

$File: //depot/path/file.txt $

$Header$

$Id$と同じ

$Header: //depot/path/file.txt#3 $

$Id$

ディポシンタックスのファイル名とリビジョン番号

$Id: //depot/path/file.txt#3 $

$Revision$

Helix Coreリビジョン番号

$Revision: #3 $

キーワード拡張を行わずにファイルを表示するには、p4 print -k filenameを使用します。