行末コードを設定する

テキストファイルを同期するときに行末をどのように変換するかを指定するには、LineEnd:フィールドを設定します。 有効な設定を以下に示します。

オプション 説明

local

クライアントのネイティブモード(デフォルト)を使用します。

unix

UNIX形式(およびMAC OS X)の行末: LF

mac

OS Xより前のバージョンのMacの行末識別をCRで行います。

win

Windows形式: CRLF

share

shareオプションは、混在した行末をUNIXの行末形式に標準化します。 shareオプションは、クライアントワークスペースに同期されたファイルには影響しません。ただし、ファイルがHelix Coreサーバに再度サブミットされる際に、shareオプションにより、Windows形式の行末であるCR/LFとMac形式の行末であるCRが、すべてUNIX形式のLFに変換されます。「LF」については、変換されません。

クライアントワークスペースを同期すると、行末がLFに設定されます。 ファイルをWindowsコンピュータで編集する場合、エディタによって各LFの前にCRが挿入されても、そのCRがアーカイブファイル内で表示されることはありません。

一般にshareオプションの使用が適しているのは、UNIXのホームディレクトリをネットワークドライブとしてマウントしたWindowsコンピュータのユーザが、ファイルの同期はUNIXから行い、編集はWindowsコンピュータ上で行うような場合です。

shareオプションを指定すると、サブミット時にファイルが暗黙的に編集されます。 そのため、クライアント仕様内でLineEndフィールドをshareに設定してp4 resolveコマンドを実行すると、解決を行う前に、ファイルを編集するためのプロンプト画面が表示される場合があります。

Helix Coreによる行末設定の使用方法については、以下のURLで、Perforceナレッジベースの「CR/LF Issues and Text Line-endings」を参照してください。

http://www.perforce.com/documentation