p4 clients

概要

現在システムが認識しているすべてのクライアントワークスペースのリストを表示します。

構文


p4 [g-opts] clients [-t] [-u user] [[-e|-E] filter] [-m max] [-S stream]
                    [-a | -s serverID]

p4 [g-opts] clients -U

解説

p4 clientsは、Perforceバージョンサービスが認識しているすべてのクライアントワークスペースのリストを表示します。ワークスペースは1行に1つずつ表示されます。各行の形式は次のとおりです。

Client clientname moddate root clientroot description

例:

Client paris 2009/02/19 root /usr/src 'Joe's client'

2009年2月19日に最後に更新され、/usr/srcをルートディレクトリとする、parisという名前のクライアントワークスペースを表します。p4 clientのフォームで入力されたワークスペースに関する記述は、Joe's clientです。

クライアントワークスペースの出力を最初のmax個に限定するには、-m maxオプションを使用します。

filterパターンに一致する名前を持つクライアントに出力を限定するには、-eまたは-E filterオプションを使用します。-eオプションでは大文字と小文字が区別され、-Eでは大文字と小文字が区別されません。

指定されたユーザが所有しているワークスペースに出力を限定するには、-u userオプションを使用します。

p4 workspacesp4 clientsと同等に機能します。

オプション

-a

このサーバにバインドされているものだけでなく、すべてのクライアントワークスペースをリストします。

-e filter

filterに一致するクライアントワークスペースのみを一覧表示します(大文字と小文字を区別)。

-E filter

filterに一致するクライアントワークスペースのみを一覧表示します(大文字と小文字を区別しない)。

-m max

max個までのクライアントワークスペースのみを一覧表示します。

-s serverID

指定されたserverIDにバインドされたクライアントワークスペースのみを一覧表示します。エッジサーバでは、-sオプションのデフォルトはエッジサーバのserverIDです。

-S stream

指定されたストリームに関連付けられたクライアントワークスペースを一覧表示します。

-t

ワークスペースの最終更新日付に時刻も表示します。

-u user

userが所有しているクライアントワークスペースのみを一覧表示します。

-U

p4 unloadによりアンロードされたクライアントワークスペースのみを一覧表示します。

g-opts

“グローバルオプション”を参照してください。

使用上の留意点

ファイル引数にリビジョン指定子を使えるか?

ファイル引数にリビジョン範囲を使えるか?

最低限必要なアクセスレベル

適用外

適用外

list

関連コマンド

クライアントワークスペース仕様を編集または参照する。

p4 client

現在のクライアントワークスペース名とその他の有用なデータを見る。

p4 info

Perforceユーザのリストを参照する。

p4 users