P4AUDIT

解説

監査ログファイルの場所を示します。

使用上の留意点

クライアントが使用するか?

サーバが使用するか?

同様に機能するコマンドライン

P4CONFIGファイルで設定できるか?

使用不可

使用可

p4d -A auditlog

適用外

明示的に設定されない場合の値

OS

All

なし。ログファイルが指定されていない場合、監査は無効にされます。

P4AUDITにより、監査ログファイルの場所が指定されます。

監査が有効にされていると、共有バージョン化サービスからユーザへファイルコンテンツが転送されるたびに、Perforceが監査用ログファイルに一行追加します。アクティブなサーバ上では、監査用ログファイルは非常に急速に増大します。

監査用ログ内の行は次の形式で出力されます。

date time user@client clientIP command file#rev

例:


2011/05/09 09:52:45 karl@nail 192.168.0.12 diff //depot/src/x.c#1 2011/05/09 09:54:13 jim@stone 127.0.0.1 sync //depot/inc/file.h#1

コマンドがPerforceサービスをホストしているのと同じ物理的マシン上で実行されると、clientIPアドレスは127.0.0.1と表示されます。

Perforceプロキシ経由で到達するコマンドについては、IPアドレスはproxyIP/clientIPの形式で報告され、コマンドはcommand-proxyとして報告されます。

レプリカサーバ上でのユーザの操作(とりわけ、ビルドファームレプリカおよび/または転送レプリカを伴う環境において)が追跡されるようにするには、各レプリカサーバにP4AUDITが設定されている必要があります。

詳細については、『Perforceサーバ管理者ガイド: マルチサイト展開』を参照してください。