リリースノート (バージョン 2020.1) Helix コマンドライン (P4) Helix バージョニングエンジン (P4D) Helix プロキシ (P4P) Helix ブローカ (P4Broker) はじめに -------- このドキュメントでは、バージョン 2020.1 における以下のツールの新機能な どについて説明します。 * Helix バージョニングエンジン (P4D) * Helix コマンドラインクライアント (P4) * Helix プロキシ (P4P) * Helix ブローカ (P4Broker) その他の Helix 製品に関するリリースノートは、弊社の Web ページに別途掲 載されています。別途、Perforce APIプログラミング向けのドキュメントも用 意されているので、プログラム開発者は本リリースノートにくわえて、そちら のドキュメントも確認してください。 Perforce のリリースは YYYY.R/CCCCC(例:2002.1/30547) という形式で表され 、YYYY は年、R はその年の中のリリース番号、CCCCCはバグ修正レベルでの変 更を示します。リリースノートでは、各バグ修正に変更番号が記されています 。どのビルドにも、(1)以前の全リリースにおけるバグ修正と (2) 現在のリリ ースにおける、バグ修正変更レベルまでのすべてのバグ修正が含まれます。 'p4'や'p4d'のバージョン情報を調べる場合は、'-V' オプションを指定してこ れらのコマンドを実行します。また、'p4 info'コマンドを実行することで、 サーバ情報を調べることが可能です。バージョン情報には、リリースバージョ ンおよびビルド変更番号が含まれます。ビルド変更番号と、該当のバージョン リリースノートファイルで示されている変更番号およびパッチ情報と比較する ことで、あるバージョンの特定のビルドにその変更が含まれているかどうかを 判断することが可能です。 ---------------------------------------------------------------------- ---- p4d, p4, p4p and p4broker をサポートしているプラットフォーム -------------------------------------- Linux kernel 2.6+ (glibc 2.12+) for Intel(x86, x86_64) Windows 8.1 for Intel(x86, x64) Windows 10 for Intel(x86, x64) Windows 2012 for Intel(x64) Windows 2016 for Intel(x64) Windows 2019 for Intel(x64) Apple OS X 10.12+ for Intel(x86_64) ---------------------------------------------------------------------- ---- 重要: プラットフォームのサポート終了のお知らせ ---------------------------------- このお知らせは、2020年10月にサポート終了(EOL)ステータスになプラ ットフォームを示しています。これらは、サーバリリースのp4、p4d、p4p 、p4ftp、およびp4brokerコンポーネントに適用されます。 次のプラットフォームは、このバージョンのリリースで廃止フェーズに入 りました。 Mac OS X 10.5, 10.6, 10.7, 10.8, 10.9(x86, x86_64), 10.10(x86_64) 10.11(x86_64) Linux kernels (glibc < 2.12) for Intel(x86, x86_64) Windows 2008 for Intel(x86_64) Windows 8 for Intel(x86, x64) 廃止フェーズ: このバージョンのリリース以降、上記のプラットフォームはサポートされ なくなります。このフェーズでは、お客様は古いリリースの非推奨プラッ トフォームに対するフルサポートとパッチを受け取ることができます。対 象プラットフォームは、2020年10月までこのフェーズに留まり、その後、 廃止フェーズに移行します。 EOLフェーズ: これらのプラットフォーム用のパッチは今後発行されません。 これらのプラットフォーム上のサーバを使用するお客様には、テクニカル サポートを提供しなくなります。 ---------------------------------------------------------------------- 重要: Windows Serverの制限 ---------------------------------- Helix Core Extensionsのサポートは、競合するツールチェーンの懸念に より、Windowsサーバでは無効になりました。拡張機能はLinuxおよびMac で引き続き、完全にサポートされます。 セキュリティに関する重要な注意事項 ---------------------------------- このリリース 2020.1 では、バージョン 1.1.1a の OpenSSL ライブラリ がリンクされています。 ---------------------------------------------------------------------- 輸出に関する重要な注意事項 -------------------------- この製品は、米国輸出管理法、米国輸出管理規則および国際武器取引規則 による規制の対象であり、また、最終使用、最終使用者および輸出先を制 限するすべての適用可能な規則による規制の対象となります。ライセンシ ーは、直接・間接を問わず、米国による禁輸措置が適用されている国に対 する Perforce 技術の提供および、それらの国における Perforce 技術の 使用を禁止されています。また、その他の方法によって米国輸出管理法お よびその規則に違反することも同様に禁止されています。 ---------------------------------------------------------------------- サーバのアップグレード ---------------------- ** アップグレードに関する注意事項 ** アップグレード推奨事項の変更 Helixバージョン管理エンジン(P4D)のv19.1以降では、「p4d -xu」 によって実行される重要なスキーマアップグレードは、必要なサーバ でのみ実行されます。 これは、アップグレードによって行われたメタデータの変更を複製す る必要があるため、ジャーナルに記録する必要があるためです。 間違いを防ぐために、ジャーナリングが無効になっている場合、アッ プグレードは実行されません。オフラインデータベースが使用されて いる場合、ライブデータベースで実行されたアップグレードはジャー ナルされ、通常のジャーナル再生中に適用されるため、オフラインデ ータベースでは、アップグレードは実行しないでください。 マルチサーバ展開のアップグレードに関する推奨事項も改訂されまし た。全てのサーバを単一のアップグレードセッションでアップグレー ドすることをお勧めします。詳細については、[Helix Coreサーバ管 理者ガイド:マルチサイト展開]を参照してください。 Helix Versioning Engine(P4D)の2020.1以降からアップグレードす る場合、レプリカサーバは、複製元のサーバより先に安全にアップグ レードできます。 「アウトサイドイン」と呼ばれるアップグレード パターンにより、マルチサーバ環境全体を一度にオフラインにするこ となく、最も外側のレプリカサーバから一台毎にマルチサーバ環境を アップグレードできます。 2020.1より前のバージョンから2020.1以降にアップグレードする場合 は、すべてのサーバを1回のアップグレードセッションでアップグ レードすることを強くお勧めします。 詳細については、Helix CoreServer管理者ガイドを参照してください 。 *ここにURLをリンクする。 --------------------------------------------------------------------- 本リリースにおけるライセンス未登録サーバに対する変更 ---------------------- バージョン 16.1 以降の Helix バージョニングエンジン (P4D) では 、ライセンス未登録サーバで使用できるフリーユーザ数が 5 名に変 更されました。クライアント数は 20 のままです。過去のサーババー ジョンは、引き続き 20/20 での使用がサポートされます。 ------------------------------------------------------------------- アップグレードの前に -------------------- Helix バージョニングエンジン (P4D) をアップグレードするには、Perfo rce のライセンスファイルが有効でなければなりません。失効したライセ ンスでは、アップグレードしたサーバを起動できません。 通常のチェックポイント生成手順とは別に、アップグレードを実施する前 にはチェックポイントを作成してください。 グラフディポへポーリングしている Helix4Git インスタンスについては 、Helix Coreサーバをアップグレードする前に Helix4Git インスタンス をアップグレードしてください。Helix Coreサーバを先にアップグレード すると、レポへのポーリングが停止します。 2020.1 サーバをダウングレードすることはできません。 現在使用している Helix サーバのバージョンに応じて、適宜、以下いず れかのアップデート手順に従い作業を行ってください。 'データベーススキーマのアップデート'または'データベースフォーマッ トのアップデート' ------------------------------------------------------------------- ** データベーススキーマのアップデート ------------------------------------- 使用しているサーバのバージョンが 2013.3 以降の場合は、データベース スキーマのアップデートを行います。 Unix プラットフォーム --------------------- 1. 'p4d -r <サーバルート> -J <ジャーナルファイル> -xu' コマンドを 実行します。このコマンドは、重要なスキーマのアップグレードを行い、 処理を終了します。 2. 各環境で通常使用しているパラメータを用いてサーバを再起動します 。 Windows プラットフォーム ------------------------ 1. 'p4d -r <サーバルート> -J <ジャーナルファイル> -xu' コマンドを 実行します。このコマンドは、重要なスキーマのアップグレードを行い 、処理を終了します。 2. Helix バージョニングエンジン (P4D) サービスを再起動します。 注:パーソナル DVCS サーバは、あらゆるデータベーススキーマのアップ グレードを自動的に行います。これらのサーバにおいて、前述で説明のア ップグレード手順の実施は必須ではありませんが、安全に稼働します。 ------------------------------------------------------------------ ** データベースフォーマットのアップデート ----------------------------------------- 使用しているサーバのバージョンが 2013.3 以前の場合は、データベース フォーマットのアップデートを行います。 2013.3 で新しい B ツリーのフォーマットが導入されので、これより前の バージョンではデータベーススキーマのアップデートを行うことができま せん。内部的なアップグレード 'p4d -xu ' (必要な場合) を実行する前 に、古いサーバを使用したチェックポイントの作成および、2020.1 サー バを使用したリストアが必要となります。 注:(マニュアルなどに記載のない) '+T' 修飾子 (tiny.db データベース のファイルコンテンツを格納) を使用する場合、このデータでチェックポ イントを作成することはできません (このため、リストアされません)。 このテーブルに関するバックアップ / リストア処理については 'p4 help undoc' を参照してください。 バージョン 2020.1 でデータベースをリストアした後、データベーススキ ーマをアップデートします。 Unix プラットフォーム --------------------- 1. 'p4d -r <サーバルート> -J <ジャーナルファイル> -xu' コマンドを 実行します。このコマンドは、重要なスキーマのアップグレードを行い、 処理を終了します。 2. 各環境で通常使用しているパラメータを用いてサーバを再起動します 。 Windows プラットフォーム ------------------------ 1. 'p4d -r <サーバルート> -J <ジャーナルファイル> -xu' コマンドを 実行します。このコマンドは、重要なスキーマのアップグレードを行い、 処理を終了します。 2. Helix バージョニングエンジン (P4D) サービスを再起動します。 ---------------------------------------------------------------------- ---- 古いバージョンとの互換性 ------------------------ 1. 特に指示がない限り、Helix バージョニングエンジンのバージョンを 問 わずに、あらゆるバージョンの Helix コマンドライン (P4) を利用す る ことが可能です。ただし、2020.1 の新機能を使うには、クライアント と P4D の両方、またはいずれか一方のアップグレードが必要となります 。 以降の説明文に記述されているアスタリスクは、プログラムごとのアッ プグレードの必要性を表します。 * ----- 新しい p4 クライアントプログラムが必要 (すべてのクライアントアプリケーションおよび派生 API を含む) ** ---- 新しい p4d サーバプログラムが必要 *** --- 新しい p4p プロキシプログラムが必要 **** -- 新しい p4broker ブローカプログラムが必要 レプリカサーバのバージョンはマスターサーバのバージョンと一致させて ください。例えば、ある機能を使うためにマスターサーバをアップグレー ドする必要がある場合には、レプリカサーバもアップグレードしなければ なりません(逆の場合も同様です)。 2. 99.2 以降のリモートディポの機能では、UNIX と NT との間で互換性 が あります。98.2 以降では、異なるバージョンでの互換性をサポートし ま す (ただし、98.2 以降)。98.1 以前では、両サーバのバージョンが同 じ場合に限りリモートディポを利用することができます。 3. 2005.1 以降、98.2 と 99.1 のリモートディポをサポートしなくなりまし た。98.2 や 99.1 から 2005.1 サーバへ接続することは可能ですが、デ ィポにはファイルが存在しないように見えます。 ---------------------------------------------------------------------- テクノロジープレビュー機能 -------------------------- テクノロジープレビュー機能は現在サポートされておらず、機能が不完全 になる可能性があるため開発環境での使用に適していません。これらの機 能は、今後のリリースでのフルサポートを目標とし、ユーザの関心事やフ ィードバックを得るために提供されています。テクノロジープレビュー機 能の完全なサポートにあたり、フィードバックや機能面での意見を、ぜひ お寄せください。 ---------------------------------------------------------------------- ---- 重要: このリリースに関する、GA (正式リリース) および GA 後の最新情報は、 次の URLをご参照ください。 http://www.perforce.com/perforce/r20.1/user/relnotes.txt ---------------------------------------------------------------------- ---- 2020.1の主な新機能 ------------------ #1928573 (Job #95458) ** 新しく実装された「p4heartbeat」コマンドをスタンバイサーバで実行して、 ターゲットのマスターサーバの応答性を監視できます。このコマンドは「p4 failover」の処理の中で使用するように設計されていますが、このコマンド を使用して任意のサーバを監視できます。このコマンドは、定期的に要求を 行い、応答を待機し、応答が欠落した場合、欠落した応答が検出された後に再 開した場合、および欠落した応答の最大数が検出された場合にトリガーを起動 します。これらの新しいトリガーは、それぞれ「heartbeat-missing」、「hea rtbeat-resumed」、および「heartbeat-dead」です。詳細については、「p4he lpheartbeat」を参照してください。 #1916178 (Job #101042) ** ストリーム仕様への編集権限が追加されました。ファイルのアクセス許可と同 様に、新しいアクセス許可readstreamspec、openstreamspec、writestreamspe cは、ストリーム定義を編集するためのユーザアクセスを制御します。 2020.1より前のストリーム仕様へのアクセスは、ユーザの新しいstreamspec権 限がプロテクションテーブルに追加されるまで変更がされません。追加された 時点で、superとadminを除くすべてのユーザがstreamspec権限を必要とします 。これらの新しい権限は、ストリーム内のファイルパスには適用されません。 注意点: streamspec権限を追加するときは、レガシーなストリームの読み取りおよび書 き込みアクセス権を持つユーザに必要なstreamspec権限が付与されるように注 意する必要があります。 この移行を容易にするために、新しい構成可能があります。 「dm.protects.streamspec」。 デフォルトでは無効(dm.protects.streamspec=0)で、ストリーム仕様用の設定 値は無視され、レガシーストリーム仕様のアクセス制御が適用されます。テー ブルに入力されたストリーム仕様のアクセス許可は無視されます。 dm.protects.streamspec=1 を設定すると、これらのアクセス許可が有効にな るため、明示的にストリーム仕様アクセス許可によって読み取り/オープン/書 き込みのいずれかのストリーム仕様アクセスを許可する必要があります。 'p4は[-A]、[-S]レポートストリーム仕様のアクセス許可を保護します。スト リーム仕様のアクセス許可が無効になっている場合('dm.protects.streamspec =0')、ストリーム仕様のアクセス許可が報告され、次のメッセージが表示され ます。'ストリーム仕様のアクセス許可は現在許可されていません。 dm.prote cts.streamspec=1を有効に設定します。' 参考: p4 help protect 例については、以下を参照してください。  *URLが必要 #1881458 (Job #53502, #94888, #96926) ** 構造化ロギングの改善しました。 このリリースでは、すべてのイベントタイプに新しいバージョンN.50があり、 コマンド番号フィールド(5列目)の後に一意のコマンド識別子と現在のserve rIdが追加されています。ログイベントが複数のサーバに書き込まれる結果 となるコマンドの場合、一意のコマンド識別子が表示され、それらのイベント を一致させることができます。例としては、エッジサーバからの送信、レプ リカ転送コマンド、リモートデポアクセス、P4AUTHなどがあります。 11.50トリガーイベントタイプには、f_triggerType( 'trigger'、 'extensio n'、または 'bgtask'のいずれか)とf_triggerLapse(トリガー実行の経過時 間を記録する)の2つの追加フィールドがあります。 トリガー引数は、コマン ド引数の形式に一致するように「:」文字で区切られるようになりました。 構成可能な「serverlog.version.N」を使用して、構造化ログファイルを特定 のサーババージョンの形式に固定できます。以前の構造化ログイベント形式を 保持するには、構成可能な「serverlog.version.N」を49に設定します。 2020.1のその他の新機能 ------------------ #1945406 (Job #99520) ** 多くの引数を持つ自動リロードラベルに対して実行される「p4 tag」のパフォ ーマンスが改善されました。 #1932783 (Job #75680) ** グローバルラベルは、「p4 tag-g」または「p4labelsync-g」のいずれかを使 用してエッジサーバから更新できるようになりました。 #1922742 (Job #101428) ** プロテクションテーブルのホストフィールドで、複数のIPアドレスまたはCIDR マッチャーをコンマで区切って1行で指定できるようになりました。 #1917799 (Job #101213) ** 「p4 have」に新しい--no-graphフラグが追加され、クライアントビューにグ ラフタイプと非グラフタイプの両方のディポが含まれる混合環境に使用します 。このフラグは、グラフ以外のファイルにのみ「p4 have」出力をフィルタリ ングします。 #1912695 (Job #78482, #75001, #83402, #87328, #74235, #93294) ** 'p4d -xx'整合性チェックは、次のテーブルペアをカバーするようになりまし た: db.integtx / db.revtx db.revtx / db.rev db.revtx / db.stream db.revbx / db.rev db.have / db.domain dbchange / db.changeidx db.rev / db.change さらに、「p4d -xx」も「p4d -xv」も空のP4ROOTに対して実行されません。終 了コードは、不整合が検出されたかどうかを反映するようになりました。 #1905882 (Job #97780) * ** 'TLS1.3'がSSLP4PORTで使用できるようになりました。設定可能なssl.tls.ver sion.maxを'13'に設定して有効にします。('12'がデフォルトです)。 'TLS1 .3'は'1.2'よりもファイル転送で約65%高速ですが、'1.3'接続を確立するオ ーバーヘッドは約68%も'1.2'より高いため、'1.3対応'のサーバで、短時間の 多くの接続に依存するアプリケーションは、バージョンを'1.2'に固定するこ とを推奨します。 待ち時間が長いほど、接続のオーバーヘッドは重要ではないことに注意してく ださい。 #1903396 (Job #100984) ** 現在のストリームが保留されたストリーム仕様と同じでない場合、ストリーム 仕様の保留されていないプレビューでエラーが発生するようになりました。次 のエラーメッセージが出力されます。「保留されたストリーム%shelvedStrea m%がクライアントストリームと一致しません」。 #1889887 (Job #99233) ** コマンド開始時のプロテクションテーブルのスキャンがロックレスになりまし た。これは、ビジー状態のサーバでプロテクションテーブルを更新すると、ロ ックの競合がはるかに少なくなることを意味します。 #1885312 (Job #100832) ** db.protectで使用されるシーケンス番号は連続しなくなりました。これにより 、テーブル全体を書き換えることなく、新しい行を追加できます。 #1883731 (Job #90188) ** 新しく実装された'p4 retype -f'フラグを使用すると、バージョン化ファイル がない場合でもファイルを再入力できます。 #1881258 (Job #89173, #99926) ** 「p4 protects -M」は、指定されたIPアドレスでプロテクションテーブルを照 会するための「-h」フラグをサポートするようになりました。さらに、新しい 「-H」フラグを任意の「p4 protects」コマンドとともに使用して、現在の接 続の解決されたIPアドレスでプロテクションテーブルを照会で きます。 #1874297 (Job #96602) ** 'p4 graph log'コマンドには2つの変更があります。1つの変更は、「--oneli ne」オプションに「tree」値が追加され、オプションは「--oneline=tree」と して入力できます。 これにより、tree-sha値の出力に列が追加されます。2つ 目の変更は、新しいオプション'--no-abbrev'です。 このオプションを使用す ると、出力のsha値が、デフォルトの7文字の省略形ではなく、元の40文字で表 示されます。 #1870407 (Job #97632) ** 以前は、ストリーム仕様は、仕様を編集用に開いたワークスペースに保留解除 できませんでした。ワークスペースで開いたときにストリーム仕様を保留解除 すると、衝突解決がスケジュールされるようになりました。ストリーム仕様が 衝突解決されると、保留解除アクションが完了します。 #1868386 (Job #97929) ** 多くの移動ファイルが元に戻される「p4 revert」のパフォーマンスが改善さ れました。 2020.1 Patch 2のバグ修正 ------------------------ #2002898 (Job #102212) ** 以前は、submit.allowbgtransferが構成されていない場合、または、'p4 subm it -b'コマンドがエッジサーバではないサーバから実行された場合、'p4 submit-b'は失敗していました。この問題が改修され、デフォルトサブミット のアーカイブ転送動作にフォールバックされ、サブミットが成功するように修 正されました。 #1998612 (Job #103411) ** ファイル引数が指定されていると、「p4 reshelve」がクラッシュする可能性 がありました。この問題は修正されました。 #1998368 (Job #102542) ** エラー処理コードにエラーがあり、エラー時にエラーが発生しないように修正 されました。 #1996539 (Job #103349) ** 複数の引数を使用してバージョン 2020.1 のエッジサーバからの非自動リロ ードグローバルラベルに対して実行された「p4 tag」は、報告されたすべての ファイルのタグ付けにエラーメッセージが出力されずに失敗しました。この問 題は修正されました。 #1991602 (Job #103253) ** 「importa_path /...」のようなimport+パスを持ち、かつ、親ストリームに「 share a_path / ...」と同じビューパスを持つストリームに紐付いたワークス ペースの場合、編集のためにファイルを開くか、ファイルをサブミットすると 、「%depotFile%-警告:ストリーム%stream%クライアントから送信できま せん」というメッセージが表示され、このようなシナリオでのサブミットが失 敗しました。この問題は修正されました。 #1990949 (Job #102789) ** Windowsサーバは、Linuxクライアントの場合は「/」ではなく「\」を使用して パックファイル名をターゲットディレクトリに追加しました。これにより、GC onnはWindowsサーバからのクローン作成に失敗しました。この問題は修正され ました。 2020.1 Patch 1のバグ修正 ------------------------ #1989752 (Job #102995) ** サーバをバージョン 19.1 より以前のバージョンからアップグレードすると、 拡張されていないktextファイルの間違ったチェックサムがdb.storageshに保 存されていました。この問題を改修するため、アップグレードプロセスが修正 されました。すでに19.1以上にアップグレードされているサーバのチェック サムを修正するには、「p4 storage-R-S」を実行してください。 #1989083 (Job #103202) * Helix Authentication Serviceの使用時に「p4login」によって報告された「N avigatetoURL」メッセージは、情報メッセージであるにもかかわらず stderr で発行されました。これは修正されました。 #1988116 (Job #103159) ** 削除または移動されたリビジョンをktext属性でシェルフすると失敗しました 。この問題は修正されました。 #1988112 (Job #103165) ** Archive()拡張コールバック内で呼び出されたGetArchiveFileInfo()メソ ッドは、アーカイブリビジョンを整数ではなく文字列として返すようになりま した。 #1986956 (Job #102795) * ** *** **** OSXCatalinaが完全にサポートされるようになりました。 #1984418 (Job #102440) ** 'p4 heartbeat'コマンドは、オペレータユーザによる使用がサポートされてい る場合でも、オペレータユーザが実行するとエラーで失敗していました。この 問題は修正されました。 #1979653 (Job #97585) ** 特定の構成のレプリカサーバに対して、「p4 user -d」を実行すると、正しい データベーステーブルのロックに失敗し、デッドロックが発生する可能性があ りました。この問題は修正されました。 #1977774 (Job #102850) ** 遅延コピーされた保留リビジョンを置き換えると、下流のエッジサーバ上のア ーカイブが削除されました。この問題は修正されました。 #1975998 (Job #102797) * Windowsクライアントは、RCSの「Author」キーワードが使用され、ファイルを 送信するユーザー名が送信後に変更されたときに、sync / printを介して転送 された「+ k」ファイルタイプファイルの最後に末尾のNULLバイトを残さなく なりました。 #1972509 (Job #102609) 'net=3'や'ssl=3'などの追加トレースを使用すると、WindowsおよびLinuxでの ネットワークエラーがより正確に報告されるようになりました。 #1971423 (Job #101504) ** ジャーナルローテーション中にデータベースのデッドロックにつながる可能性 のあるまれなエラーが修正されました。 #1971422 (Job #102020) ** URLを介したMFAログインは、エッジサーバを介して迅速に配信されるように なりました。 #1971134 (Job #102471) ** エッジサーバのクライアントからストリーム上で生成された保留を削除すると きのロックエラー'Locking failure: db.templatewx locked after db.resolv ex!'を修正しました。 #1970332 (Job #72507) ** タスクストリーム内のファイルが再オープンフラグを付けてサブミットされ、 サブミット前にファイルに対して衝突解決が行われた場合、サブミットは失敗 し、「サブミット中にファイルが新しく開かれたか、元に戻されました」とい うメッセージが表示されました。この問題は修正されました。 #1968897 (Job #102632) ** 'p4 server -c commit-server'は、既存のstartup.N構成を削除しなくなりま した。 #1968805 (Job #102541) ** コマンドの完了中にネットワークエラーが発生した場合に「p4 unshelve」が クラッシュしなくなりました。 #1965109 (Job #102543) ** 'バージョン19.1以前のレプリカ'と'19.1以降にリリースされたコミットサー バ'の間のファイル転送は、fileSizeエラーで失敗する可能性がありました。 この問題は修正されました。 #1964794 (Job #102470) * 「p4 reconcile」/「p4 status」は、「//depot/0」、または「//depot/100」 などの形式の無効なファイル名について報告する場合がありました。この問題 は修正されています。 #1962564 (Job #102168) ** ストリーム仕様の統合がエッジサーバで実行され、サブミットがエッジサーバ 上で発生した場合、データベーステーブルdb.integedssがエッジサーバでもコ ミットサーバでも更新されませんでした。この問題は修正されました。 #1962562 (Job #102482) ** ストリーム仕様がエッジサーバ上のワークスペースで開かれており、ユーザが 「p4 stream」コマンドを使用して同じワークスペースから別のストリーム仕 様を編集を実施した場合、エッジサーバのデータベーステーブル「db.templat e」および「db.bodtextcx」は更新されますが、対応するコミットサーバのこ れらのテーブルは更新されませんでした。この問題は修正されました。 #1961372 (Job #102146) ** 'pull-u'コマンドまたはバックグラウンドスレッドで--batch引数を使用する 場合のrdb.lbrのスキャン量が削減されました。 #1961252 (Job #102391) ** 'pull -u'コマンドまたはバックグラウンドスレッドの--batchパラメーターは 、ダイジェストの不一致が原因で失敗した転送を再試行するときに再び受け入 れらるようになりました。 #1961233 (Job #102177, #102416, #102442) ** クライアントからエッジサーバへのアーカイブ転送が失敗した場合、バックグ ラウンドアーカイブ転送を使用したエッジサーバからの「p4 submit」が誤っ て成功する可能性がありました。 この問題は修正されました。 #1957137 (Job #102273) ** 'p4 heartbeat'コマンドは、ターゲットのサーバがハートビートコマンドを受 付できなかった場合の検出に失敗していました。この場合、コマンドは正常に 終了せず、有用なエラーが出力されました。さらに、ターゲットサーバ、ま たは、コマンドが終了するまで、接続を試みて失敗し続けました。この問題は 、適切なエラーですぐに終了することで修正が行われました。 #1955306 (Job #101728) ** 多数のリビジョンのファイルコンテンツがレプリカのアーカイブにない場合、 エッジサーバ、または、ビルドサーバからの同期パフォーマンスが最適ではな かった可能性がありました。 新しい「rpl.deferred.sends」を値「1」に設定 することにより、これらのサーバからの同期パフォーマンスを向上させること ができます。サーバで「pull-u」スレッドが実行されており、「lbr.replicat ion」構成可能が「読み取り専用」の値に設定されている場合となります。 2020.1 のバグ修正 ------------------------ #1943492 (Job #97347) ** '-s'フラグの必須引数を指定しない「p4failover-i」のプレビューモードでは 、誤った「空の識別子は許可されていません」エラーが出力されていました。 この問題は修正されました。 #1941632 (Job #101653) ** シングルスレッドサーバリクエストは、保留中のストレージアップグレードリ クエストを開始しました。この問題は修正されました。 #1941274 (Job #100128) ** 失敗したフェイルオーバートリガーは、重複したエラーメッセージを構造化エ ラーログと非構造化ログに記録しました。この問題は修正されました。 #1939044 (Job #101754) ** タグ付き出力で正しく機能するように「Stream//path/nameshelved」メッセー ジを修正しました。 #1936611 (Job #101639) ** グラフディポの「p4fstat-Ol」は、ブランチの途中で実行するとサーバがク ラッシュし、ブランチの一部でファイルが削除される可能性がありました。 #1935056 (Job #44721) ** 存在しないラベルに対して「p4 tag -n」を実行しても、ラベルは作成されな くなりました。 #1933485 (Job #101726) ** エッジサーバ、または、ビルドサーバからの並列同期パフォーマンスが向上し ました。どちらのサーバも、構成可能な「lbr.replication」が「cache」の値 に設定され、1つ以上の「pull-u」スレッドが実行されており、いくつかのリ ビジョンのアーカイブファイルの内容がこれらのタイプのレプリカ上のアーカ イブにない場合でのパフォーマンスが向上します。 #1932565 (Job #101663) ** エッジサーバ、または、ビルドサーバから「sync-f」を使用してリビジョンを 更新するときに、クライアントのリストエントリが破損することはなくなりま した。この問題は、どちらのサーバも、構成可能な「lbr.replication」が「c ache」の値に設定され、1つ以上の「pull-u」スレッドが実行されており、い くつかのリビジョンのアーカイブファイルの内容がこれらのタイプのレプリカ 上のアーカイブにない場合に発生しました。 #1932043 (Job #73010) ** 構成可能変数「filesys.depot.min」は、「p4 submit」または「p4 shelve」 コマンドが影響するディポにのみ適用されるようになりました。 #1931477 (Job #101628) ** 保留内のキーワード改訂のダイジェストは計算されませんでした。この問題は 修正されました。 #1930299 (Job #101687) ** Extensionアーカイブと解凍されたアーカイブフックとMFAPreフックのファイ ルの両方が欠落している場合のExtension AuthPreSSOのエラー処理を改善しま した。 #1930296 (Job #101704) ** Extensionsインスタンス構成データを保存するときに、'%'文字が適切にエス ケープされませんでした。 #1929520 (Job #97815, #101422, #101452, #101454) ** 管理者以外のユーザが、ストレージレコードテーブルを表示できるようになり ました。さらに、キーワードリビジョンのダイジェストが計算されない場合、 「storage_upgrade_errors」ファイルにはlbrFile値とlbrRev値の両方が含ま れるようになりました。ストレージのアップグレード中のダイジェストの生成 は、「lbr.storage.skipkeyed」構成変数を使用して抑制することができます 。'p4 storage'の-v引数は、未設定のダイジェストを正しく報告するようにな りました。 #1929471 (Job #101586) ** 拡張インスタンス構成データは、単一のクライアント接続内の呼び出し間で更 新されるようになりました。 #1928337 (Job #101229) ** 以前は、ストリーム仕様は、特定のワークスペースで1人のユーザが開いてか ら、同じワークスペースで別のユーザがサブミットすることができました。こ れは、編集用にファイルを開いたユーザのみがサブミットできるファイルの予 想される動作とは逆であり、競合が発生すると多くの問題が発生する可能性が ありました。解決策は、編集のためにストリーム仕様を開いたユーザがストリ ーム仕様のサブミットを行うこととする運用での回避となります。 #1925762 (Job #101314) ** Extension機能のGlobalConfigFieldsコールバックのエラー処理が改善されま した。 #1924457 (Job #100874) ** グラフディポの「p4 -ztag diff2」にタイプフィールドが表示されるようにな りました。 #1923576 (Job #101541) ** Extensionパッケージのバイナリコンテンツは、行末変換のために転送中に破 損する可能性がありました。この問題は修正されました。 #1919900 (Job #101127) ** ストレージテーブルの構築プロセスをモニターに表示できるようになりました。 #1919523 (Job #101062) ** グラフディポに対しての「p4 have」の結果から一致するリポジトリがない場 合、失敗として完了しました。今回の修正により、失敗メッセージ「一致する リポジトリがありません」が警告メッセージ「ファイルがクライアントにあり ません」に変更されました。 #1919007 (Job #97651) **** p4brokerのcheckauth機能は、ユーザがログインしておらず、自動ログインプ ロンプトが有効になっている場合にハングする可能性がありました。この問題 は修正されました。 #1918882 (Job #93836, #101365) ** LinuxおよびMacプラットフォームでのサーバロックの競合状態が修正されまし た。 #1902809(Job #100945)** 'p4 revert -C'は、期待どおりに管理者のワークスペースを無視するようになりました。 #1900754(Job #96680)** server.log.file。*構成値がフェイルオーバー中にチェックされるようになり 、フェイルオーバーが成功した後にファイルが書き込み可能になることが保証されます。 #1899322(Job #100116)** クライアントextensionのp4:connect接続エラーは、p4.errorsで報告 されませんでしたが、これは修正されました。 #1898424(Job #100873)** 「p4diff2-Od」は、実際にいくつかの異なるファイルがある場合に、「異なる ファイルがない」という警告を誤って生成することがありました。 これは修正されました。 #1897132(Job #100097)** を含むP4EXTENSIONS。パス内の(ドット)は、これらのクライアント拡張機能 をロードして実行しません。これは修正されました。 #1896318(Job #100568)** 'p4 storage -l pause // depot / ...'リクエストは、孤立したスキャナーが 一時停止状態に入るまで待機してから戻るようになりました。 #1894033(Job #100608)** 読み取り専用のコマンドで競合するワークスペースでエラーが発生しないように します。 'p4 opens -c 'または-uの場合、ユーザーの現在 のワークスペースは無関係であり、そのクライアントが別のサーバに関連付けら れている場合はエラーは表示されません。 ワークスペース名が引数として指定されている場合の「p4client」、またはコマ ンドを開始するユーザーに関連付けられているワークスペースではなく、フォー ムにリストされているワークスペース名を検証する必要がある「p4client-i」の 場合も同様です。 #1893837(Job #100555)** サーバは、「p4verify」の実行中に読み取り用にRCSを開こうとしたときに 、永続的な.lckエラーを無視するようになりました。 #1893174(Job #98818)** サーバロック「storageup / storageup」の「timeholded」フィールドに誤 った値が表示されました。これは修正されました。 #1891955(Job #90959)** 'p4 sync -L'により、ファイルを#0のリビジョン指定子で指定できるようになりました。 #1891322(Job #100615、#100616)** キー付きファイルのダイジェストの計算がストレージのアップグレードプロセ ス中に失敗した場合は、メッセージをログに記録します。ストレージのアップ グレードプロセス中のダイジェスト計算中に、ストレージテーブルの書き込み ロックを保持することは避けてください。 #1891210(Job #98489)** 'p4 ldapsync'は、サーバが違法と見なすユーザー名を持つLDAP内のユーザ ーをスキップするようになりました。 #1891097(Job #94337、#42412)** キーなしデータは、「@dv@」レコードに正しくジャーナルされるようになりました。 #1889618(Job #100613)** ファイルロック(.lck)の作成は、失敗するまでに長い時間がかかる可能性が あります。 サーバは、OSから返されたエラーをチェックし、永続的なエラーの場合はす ぐに失敗します。 #1884636(Job #41905)*** プロキシキャッシュ内の破損したRCSアーカイブファイルは、そのファイルの 新しいリビジョンがキャッシュされないようにします。これは修正されました。 #1883404(Job #90569)** DVCSエンジンは、MsgDM :: NoSplitMovesメッセージを出力する前に、欠落し ているファイルのリストを出力するようになりました。このメッセージは、移動されたファイルをフェ ッチしていて、移動ペアの他のファイルが欠落している場合に表示されます。 #1881257(Job #98102)** 'p4 login -s'を '-a'、 '-h'、またはユーザー名のいずれかで実行すると、 チケットの有効期限が遠い将来であることが報告されます。これは修正されました。 #1875000(Job #100028)* 「p4clean」および「p4reconcile」は、Windowsで「*」ワイルドカードを正し く処理するようになりました。 #1863490(Job #96679)** ジャーナルのメタデータが古くなっている場合、「p4servers-J」コマンドはPersistedJournal、 PersistedSequence、AppliedJournal、およびAppliedSequenceに対して誤った 値を返す可能性がありました。 今後は、statejcopyファイルを使用してPersisted値を取得し、stateファイルを使用して、 Applied値を取得して、これらの値が正しくなるようにします。 -------------------------------------------------------------------------- 2019.2の主な新機能 ------------------ #1859368(Job #99850)** 最小限のダウンタイムアップグレード。アウトサイドインアップグレードのサポートが再確立されました。 このファイルの冒頭にあるアップグレード通知を参照してください。 #1856324(Job #94869)** 構成可能な履歴が記録されるようになりました。 'p4 configure set/unset'または'p4d -cset/-cunset'のいずれかを使用 した2019.2以降のサーバでの構成可能な変更が記録されるようになりました。 この履歴は、「p4configureshow」と同様に動作する「p4configurehistory」 で表示されます。 #1828890(Job #95112、#90346、#67029)** 構造化ロギングが改善されました。 構造化ログには、既存のイベントの新しいバージョンを追加できるバージョン 管理されたスキーマが含まれるようになりました。イベントの更新バージョン は、イベントタイプフィールドにピリオドの後にサーババージョンを含める ことで表されます。このリリースの新しいバージョンのイベントタイプは次の とおりです。 2.49-CommandEnd 6.49-監査 8.49-NetworkPerformance 9.49-DatabasePerformance 構成可能な「serverlog.version.N」を使用して、構造化ログファイルを特定 のサーババージョンの形式に固定できます。 以前の構造化ログイベント形式を保持するには、構成可能な「serverlog.vers ion.N」を48に設定します。 #1873195(Job #99688、#98735、#97689、#23625)** 孤立したデポファイルの検出とアーカイブのクリーンアップ機能が追加されました。 「-l」および「-d」フラグが「p4ストレージ」に追加されました。これらのフラグを 使用して、送信またはシェルフ操作の失敗から残った孤立したデポファイルを検 出してクリーンアップできます。詳細については、「p4ヘルプストレージ」を参照し てください。 2019.2のその他の新機能 ------------------ #1872848(Job #98957、#96750)** ストリーム仕様へカスタムフィールドを作成する機能を追加します。カスタム フィールドを仕様に追加するときは、フィールドコード値に「NNN」プレース ホルダー値を使用して、次に使用可能なコード値を自動的に割り当てます。 #1862346(Job #98937)** 新しいコマンド「p4streamspec」が追加されました。新しいコマンドを使用す ると、カスタムフィールドをストリーム仕様に追加できます。 #1859414(Job #99722)** 保留中のチェンジリストのストリーム仕様の変更が保留されるシナリオの場合、 変更が元に戻されてから、クライアントワークスペースが別のストリームに切 り替えられます。ファイルを保留中の変更リストに追加して、前のストリームか らのストリーム切替えとともに保留できるようになりました。 #1856483(Job #99721)** ストリーム仕様は、任意のストリームのコンテキストからの保留された変更 から削除できるようになりました。また、保留された変更から編集を削除する ために、ストリーム仕様を開いている必要はありません。 #1853371(Job #98048)** 「p4verify」は、'-S'と'-v'を一緒に使用して、棚上げされたファイ ルのダイジェストを再計算することをサポートするようになりました。 #1847657(Job #92631)** 新しいフィールド「gconn-serverId」がリポジトリ仕様に追加されました。 このフィールドのデータは、そのリポジトリをミラーリングしているHelix4Gi tインスタンスから取得されます。 #1843953(Job #95377)** 「フェイルオーバー」トリガーが追加されました。スタンバイサーバが新し いマスターになり、「p4フェイルオーバー」コマンドが成功したときに最初に 起動したときに発生します。 #1842551(Job #98058)** 新しいフラグ「-Z」が「p4verify」コマンドに追加されました。 これは「p4storage-v」要求と同等であり、verifyコマンドはdb.revテーブル の代わりにdb.storageテーブルを使用してチェックサム比較を実行します。こ れにより、遅延コピーされたファイルの重複チェックが回避されます。 #1840946(Job #99415)** サーバ内のデポファイルのファイルサイズと一致するストレージレコードの serverSizeフィールドを記録しています。 さらに、送信されたリビジョンのタイプが圧縮され、p4構成可能な「submit.s toragefields」が設定されている場合、デポファイルのダイジェストが計算さ れ、ストレージレコードのcompCksumフィールドに保存されます。 #1833159(Job #99047、#96805)** 新しい「p4extension--run」オプションを使用すると、ユーザーはサーバ側 の拡張機能を直接操作できます。拡張機能は、プレーンメッセージまたはタグ 付きメッセージと進行状況の更新をクライアントプログラムに送信できます。 これの1つの用途は、カスタムコマンドを実装することです。 例えば 'p4 extension --run fancyBranchMakerargs'。 #1826797(Job #94456)** 'p4obliterateは'新しい-pパージオプションをサポートします。これにより、 「p4アーカイブ」の後に「p4アーカイブ-p」という2ステップのプロセスを実 行する必要がなくなります。これにより、リビジョンが削除済みとしてマーク され、アーカイブファイルを削除しながら、統合履歴はそのまま残ります。 #1821614(Job #98956)** タイプ「コネクタ」のサーバでのみ使用するための新しいサーバ仕様フィ ールド「updateCachedRepos」が追加されました。彼の変更の前に、「gconn - -poll-repos」は、「externalAdress」フィールドに含まれるgitリポジトリの リストについて、そのHelix「コネクタ」サーバ仕様を照会しました。この リリースとアップグレードにより、リポジトリのこのリストは「externalAddr ess」から新しい「updateCachedRepos」に移動しました。 注:Helix4Gitは、HelixCoreの前にアップグレードする必要があります。そう でない場合、gconn --poll-repos 'は' externalAdress 'にリポジトリの空の リストを見つけます。 #1808665(Job #96987)** 新しい構成可能なdb.monitor.term.allowを1に設定すると、ユーザーは自分の プロセスを終了できます。 2に設定すると、ユーザーは自分のプロセスを一時 停止および再開することもできます。これらのユーザーが「p4monitortermina te」を使用できるようにするには、少なくとも「読み取り」権限が必要です。 2019.2 Patch 8のバグ修正 ------------------------ #1977774(Job #102850)** 遅延コピーされた保留リビジョンを置き換えると、ダウンストリームエッジサーバ上の アーカイブが削除されました。これは修正されました。 #1975999(Job #102797)* Windowsクライアントは、RCSの「Author」キーワードが使用され、ファイルを サブミットするユーザー名がサブミット後に変更されたときに、sync/printを介 して転送された「+k」ファイルタイプファイルの最後に末尾のNULLバイトを残さなく なりました。 #1975256(Job #102789)** Windowsサーバがパックファイル名をターゲットに追加しました Linuxクライアントの場合は「/」ではなく「\」を使用するディレクトリ。こ れにより、GConnはWindowsサーバからのクローン作成に失敗しました。 #1973248(Job #102389)** タイプLLISTのカスタム仕様フィールドがタブでフォーマットされていること を確認します。 #1972128(Job #102471)** エッジサーバクライアントからストリーム仕様でプロモートされたシェルフを削除する場合に発生した、 ロックエラー「ロックの失敗:db.resolvexの後にdb.templatewxがロックされました!」を修正しました。 #1971421(Job #101504)** ジャーナルローテーション中にデータベースのデッドロックにつながる可能性 のあるまれなエラーが修正されました。 #1971420(Job #102020)** URLを介したMFAログインは、エッジサーバを介して迅速に配信されるように なりました。 #1970670(Job #102609) net=3やssl=3などの追加のトレースを使用すると、WindowsおよびLinuxで のネットワークエラーがより正確に報告されるようになりました。 #1970333(Job #72507)** タスクストリーム内のファイルが再オープンフラグを付けて送信され、送信前 にファイルに対して解決が行われた場合、送信は失敗し、「サブミット中にフ ァイルが新しく開かれたか、元に戻されました」というメッセージが表示されます。 これは修正されました。 #1969317(Job #102482)** ストリーム仕様がエッジサーバ上のワークスペースで開かれていて、ユーザ ーが「p4 stream」コマンドを使用して同じワークスペースから別のストリー ム仕様を編集した場合、エッジサーバデータベーステーブルdb.templateお よびdb.bodtextcxが更新されます。ただし、対応するコミットサーバテ ーブルは更新されませんでした。この問題は修正されました。 #1968334(Job #102541)** コマンドの完了中にネットワークエラーが発生した場合に「p4unshelve」がク ラッシュしなくなりました。 #1967144(Job #102543)** 19.1より前のレプリカと19.1以降のコミットサーバリリース間のファイル転 送は、fileSizeエラーで失敗する可能性がありました。これは修正されました。 #1964794(Job #102470)* 「p4reconcile」/「p4status」は、「//depot/0」または「//depot/100 」などの形式の無効なファイル名について報告する場合がありました。これは修正されました。 #1960706(Job #102177、#102416、#102442)** クライアントからエッジサーバへのアーカイブ転送が失敗した場合、バック グラウンドアーカイブ転送を使用したエッジサーバからの「p4送信」が誤っ て成功する可能性がありました。これは修正されました。 #1959367(Job #102146)** 'pull-u'コマンドまたはバックグラウンドスレッドで--batch引数を使用する 場合のrdb.lbrのスキャン量が削減されました。 #1959142(Job #102350)** スペックスペック文字列に「Maxwords」がありませんでした。 これにより、ストリーム仕様の仕様編集により、編集されたストリーム仕様を db.bodtextに保存するときに、Paths:elementにこのフィールドプロパティが 保持されなくなりました。 #1958997(Job #102391)** 'pull -u'コマンドまたはバックグラウンドスレッドの--batchパラメーターは 、ダイジェストの不一致が原因で失敗した転送を再試行するときに再び受け入 れられます。 2019.2 Patch 7のバグ修正 ------------------------ #1955699(Job #99520)** 自動リロードラベルを更新する複数の引数を使用して「p4 tag」を実行しても 、ラベルがメモリにロードされ、各引数のアンロードデポに再書き込みされる ことはなくなりました。 #1951949(Job #101851)** エッジサブミットのバックグラウンド転送により、サブミットの続行を許可する前に、 サブミットを実行するエッジサーバの外部アドレスが有効であることが保証さ れるようになりました。 #1938920(Job #101728)** 多数のリビジョンのファイルコンテンツがレプリカのアーカイブにない場合、 エッジサーバまたはビルドサーバからの同期のパフォーマンスが最適 でなかった可能性があります。 新しい「rpl.deferred」を"1"に設定することにより、これらのサーバか らのこのような同期のパフォーマンスを向上させることができます。 **条件** レプリカサーバ側で「pull-u」スレッドを実行 構成可能変数「lbr.replication」を「readonly」に設定 #1935071(Job #101653)** シングルスレッドサーバリクエストは、保留中のストレージアップグレード リクエストを開始します。これは修正されました。 #1932610(Job #101726)** エッジサーバまたはビルドサーバからの並列同期のパフォーマンスが向上 しました。どちらも、構成可能な「lbr.replication」を「cache」の値に設定 し、1つ以上の「pull-u」スレッドを実行し、アーカイブファイル多くのリビ ジョンのコンテンツは、レプリカのアーカイブにありません。 #1930770(Job #101577)** 2019.2のアップグレード後に、古いカスタマイズされた仕様を修正するための サポートを提供します。 --repairオプションを使用すると、エラーの原因と なるカスタマイズされた仕様を修正できます。 2019.2より前のサーバから2 019.2以降のサーバにアップグレードした後、カスタマイズされた仕様でエ ラーが発生する場合があります。以前の仕様のカスタマイズには、互換性のな いデータまたは欠落しているデータが含まれています。 #1930633(Job #101663)** エッジサーバまたはビルドサーバから「sync-f」を使用してリビジョンを 更新するときに、クライアントのリストエントリが破損することはなくなりま した。どちらのサーバでも、「lbr.replication」を「cache」の値に設定し 、アーカイブファイルを設定できます。リビジョンのコンテンツはレプリカの アーカイブにありません。 #1930299(Job #101687)** 拡張機能アーカイブと解凍されたファイルの両方が欠落している場合の拡張機 能AuthPreSSO、アーカイブ、およびMFAPreフックのエラー処理を改善します。 #1930296(Job #101704)** 拡張インスタンスの構成データを保存するときに、「%」文字が適切にエスケ ープされるようになりました。 #1929494(Job #97632)** 以前は、ストリーム仕様は、仕様を編集用に開いたワークスペースにアンシェ ルフできませんでした。ワークスペースで開いたときにストリーム仕様をアン シェルブすると、解決がスケジュールされるようになりました。 ストリーム仕様が解決されると、保留解除アクションが完了します。 #1920305(Job #101314)** 拡張機能のGlobalConfigFieldsコールバックのエラー処理が改善されました。 2019.2 Patch 6のバグ修正 ------------------------ #1938267(Job #97815、#101422、#101452、#101454)** ストレージ権限の要件が緩和され、通常のユーザーがストレージレコードテー ブルを表示できるようになりました。 lbrFileフィールドとlbrRevフィールド は、ストレージのアップグレード中に生成されるエラーメッセージに追加され ます。これらのメッセージは、キーワードリビジョンのダイジェストが計算さ れない場合に、「storage_upgrade_errors」ファイルに書き込まれます。スト レージのアップグレード中のダイジェストの生成は、「lbr.storage.skipkeye d」構成変数を使用して抑制することができます。 'p4 storage'の-v引数は、 未設定のダイジェストを正しく報告するようになりました。 #1929471(Job #101586)** 拡張インスタンス構成データは、単一のクライアント接続内の呼び出し間で更 新されるようになりました。 #1929166(Job #101571)** 拡張構成データが引用符を削除しなくなりました。 #1927240(Job #101541)* 拡張パッケージのバイナリファイル部分は、テキストファイルとして処理され たため、転送中に破損する可能性があります。これは修正されました。 #1926421(Job #100917)** 'p4 graphcat-file'コマンドに-oオプションがありませんでした。この変更に より、不足しているオプションが追加されます。 2019.2 Patch 5のバグ修正 ------------------------ #1926870(Job #101494)** 特定の条件下において、実行ブランチのファイルに対する「p4submit -e」は、 アーカイブファイルがサーバが期待する場所にないようにサブミットされる可能性が ありました。これは修正されました。 #1926248(Job #100948)** 'p4 submit'は、'ay'で解決された後、誤って変更された非シェルブファイル をサブミットしようとすると、"tampered with afterresolve"エラーで 失敗するようになりました。 #1924492(Job #101216)* 同上マッピングにより、「p4reconcile」または「p4clean」でファイルが失わ れる可能性があります。これは修正されました。 #1924491(Job #101579)** 引数の数が多いコマンドのパフォーマンスが向上しました。 特に、「p4 sync -L」は、バッチサイズが10000以上の巨大なファイルリスト で大幅に高速化されています。 #1923793(Job #101127)** ストレージテーブルの構築プロセスをモニターに表示します。 2019.2 Patch 4のバグ修正 ------------------------ #1915408(Job #101215)** SSL対応サーバのメモリリークが解消されました。 2019.2 Patch 3のバグ修正 ------------------------ #1914600(Job #101297)** RCSロックが原因でsyncパフォーマンスが低下していましたが、これは修正されました。 #1914512(Job #101243)** 第一段階のストレージアップグレードは、失敗したダイジェストに関する誤っ たエラーメッセージを生成していましたが、これは修正されました。 #1912874(Job #101004)** ストレージアップグレードプロセスの最初のフェーズでは、1回のトランザク ションでのストレージレコードの数が1000に制限されるようになりました。 #1911819(Job #101126)** これで、ストレージ孤立スキャナープロセスがモニターに表示されます。 #1910009(Job #100949、#101031)** 下位互換性のために、ジョブとストリームの仕様を「NNN」の代わりに明示的 な番号を使用してカスタマイズできるようになりました。 2019.2 Patch 2のバグ修正 ------------------------ #1907359(Job #99171)** パーティション化されたdb.sendqテーブルは、並列同期の終了時およびクライ アントの削除時に空の場合は、削除されるようになりました。 #1905528(Job #100555)** 読み取り用にRCSファイルを開こうとしたときの永続的な.lckエラーを無視し ます。 #1905527(Job #100956)** 孤立スキャン中のストレージレコードの検索には、パフォーマンスの問題があ りましが、これは修正されました。 #1904027(Job #100945)** 'p4 revert -C clientname'は、クライアント名がパラメーターとして指定さ れているため、管理者のクライアントを無視する必要がありました。これは修正されました。 #1903205(Job #101017)** 新しいトラックロギングが有効になっている場合、リモートデポアクセスによ りハングが発生する可能性がありました。これは修正されました。 #1903205(Job #100868)** このリリースで追加された新しい構造化ログイベントは、ログファイルがバー ジョン48以下に固定されている場合はログに記録されなくなりました。これら のイベントタイプには、「.49」バージョン指定子があります。 #1902941(Job #100588)** 一致しないテーブルキーを結合しようとすると、サーバが悪い結果を返す可 能性がありました。これは修正されました。 #1898941(Job #100027)** 'failed-over'トリガーイベントをExtensionsで使用できるようになりました。 #1898491(Job #100554)** 'p4d -cset'または 'p4d -cunset'のいずれかで変更が行われた場合、 serverIdが構成履歴に正しく記録されるようになりました。 #1898491(Job #93870)** 'p4d -cset'、'p4d -cunset'、および'p4d -cshow'は、すべての テーブルで書き込みロックを取得しなくなりました。代わりに、必要なテーブルのみがロ ックされます。'p4d -cshow'は、読み取りロックのみを取得するようになりました。 #1898491(Job #89608)** 'p4d-cset'と 'p4d -cunset'は、サーバが同じフラグと環境で起動した場合 と同じ方法で、ジャーナルファイルも書き込むように解決するようになりました。'p4d -cse t'を使用してP4JOURNALを設定するときに、新しい値によって使用されているジャーナルフ ァイルが変更される場合は、代わりに新しい値が使用されます。 2019.2 Patch 1のバグ修正 ------------------------ #1896353(Job #100568)** 'p4 storage -l pause //depot/...'リクエストは、孤立したスキャナーが 一時停止状態に入るまで待機してから戻るようになりました。 #1895480(Job #100608)** 読み取り専用のコマンドで競合するクワークスペースでエラーが発生しないようにします。 'p4 opens -c 'または-uの場合、ユーザーの現在のワークスペース は無関係であり、そのワークスペースが別のサーバに関連付けられている場合は エラーは表示されません。 ワークスペース名が引数として指定されている場合の「p4client」、またはコマ ンドを開始するユーザーに関連付けられているワークスペースではなく、フォー ムにリストされているワークスペース名を検証する必要がある「p4client-i」の 場合も同様です。 #1891322(Job #100615、#100616)** ストレージのアップグレードプロセス中にキー付きファイルのダイジェストの 計算が失敗した場合、サーバはメッセージをログに記録するようになりまし た。さらに、サーバは、ストレージのアップグレードプロセス中のダイジェ スト計算中にストレージテーブルの書き込みロックを保持することを回避する ようになりました。 #1889618(Job #100613)** ファイルロック(.lck)の作成は、失敗するまでに長い時間がかかる可能性が ありましたが、OSから返されたエラーを確認し、永続的なエラーの場合はすぐに失敗します。 #1888789(Job #100682)** 孤立したスキャナーは、Windowsプラットフォームで相対的なシンボリックリ ンクを正しくたどりませんでしたが、これは修正されました。 #1887331(Job #83623)* ** 破棄された.lckファイルが正しく削除されるように、「filesys.lockdelay」 のデフォルト値が300から90に減少しました。 #1887330(Job #100634)** 'p4 storage -l start //depot/...'は、 'depot'の部分文字列である名前 の孤立したスキャナーが存在する場合に失敗する可能性がありましたが、これは修正されました。 #1875057(Job #100028)** 「p4clean」および「p4reconcile」は、Windowsで「*」ワイルドカードを正し く処理するようになりました。 2019.2 Patch のバグ修正 ------------------------ #1882284(Job #100524)** ファイルタイプをtempobjタイプ(+S)から非tempobjタイプに変更すると、 以前のすべてのリビジョンが誤って削除されましたが、これは修正されました。 #1877678(Job #100400)** シンボリックリンクで発行されたFileSys::Stat()を呼び出すと、オペレ ーティングシステム間で一貫性のない結果が返されます。これは修正されまし た。 #1869587(Job #99913)** LEOFを超えるジャーナルローテーションは、LEOFによって制約される必要があ るレプリカに送信されなくなりました。 #1867765(Job #99911)** 現在のジャーナルのサイズを決定する直前に現在のジャーナルがローテーショ ンされた場合、現在のジャーナルからのジャーナルフラグメントに対するメタ データの「pull」または「journalcopy」要求が失敗しなくなりました。 #1866020(Job #100158)** キャッシュモードレプリカから2016.2より前のクライアントと同期されたUTF8 タイプのファイルは、ディポファイルエラーを報告する可能性がありました。これ は修正されました。 #1865912(Job #100130)** 書き込み権限のないディレクトリにファイルを複製するときのクラッシュが防 止されるようになりました。 #1861550(Job #98869)** 'pull -L'スレッドは、LEOFを超えるトランザクションを 'standby'または 'f orwarding-standby'サーバのメタデータに適用しなくなりました。また、LE OFが前のジャーナルにある場合、時期尚早に次のジャーナルに進みません。 #1858397(Job #100012)** ストリーム仕様が変更されているが保留されておらず、ファイルが保留されているが 開かれていない場合、「p4 shelve -d -c N」は、「保留された変更Nが 部分的に削除され、まだストリームが含まれています...」と誤って報告します。 ストリームの仕様が棚にあることはなく、メッセージは正しくありませんでした。 「保留された変更Nが削除されました」を報告するように修正されました。 #1858257(Job #99978)** アップグレードストレージウォーカーは、排他モードでウォーカーロックを誤 って取得し、アップグレードの第2フェーズで「safe」コマンドをブロックし ていました。これは修正されました。 #1855841(Job #99869) 保留された変更で、あるストリームのオープンストリーム仕様が変更され、 そのストリームからファイルが変更された後、ストリーム仕様とファイルが元 に戻され、クライアントが別のストリームに設定された場合、「p4 describe -Sclno」の結果が以下のように返却されましたが、修正されました。 メッセージ: RpcTransport: partner is not a Perforce client/server #1854429(Job #99609)** アーカイブが欠落している変更で「p4submit-b」がエッジサーバから実行された場合、 コミットサーバのプルスレッドがクラッシュし、欠落しているアーカイブ以外のものの転送に失 敗する可能性がありましたが、これは修正されました。 #1854349(Job #99762)** 「p4 graph tag」で部分的なSHA1引数を使用できるようになりました。 #1852875(Job #99206)** 末尾のスラッシュで終わる環境P4EXTENSIONSは、黙って無視する必要がありま すが、実行時エラーが発生します。 実行時の問題は修正されましたが、環境では引き続き拡張ファイル名で一致す るパターンが必要です。 #1850983(Job #99608)** 「p4extension」の引数検証を改善して、特定の組み合わせが不正な状態にな るのを防ぎます。 #1850862(Job #99597)** 現在のジャーナルを開く直前に現在のジャーナルがローテーションされた場合 に、現在のジャーナルからのジャーナルフラグメントに対するメタデータの「 プル」または「journalcopy」要求が失敗しなくなりました。 #1850807(Job #99749)** 拡張機能のインストール時にディレクトリ名の末尾のスラッシュが失敗してい ました。これは修正されました。 #1848299(Job #31585)** 'p4 fstat'は、リビジョン指定子を使用して-eフラグをファイル仕様と組み合 わせると、db.revを過度にスキャンする可能性がありました。これは修正され ました。 #1847529(Job #96725)** サーバIDが「p4d-xD」を介して新しいマスターとは異なるサーバIDに変更 されていない場合、フェイルオーバーが成功した後に以前のマスターサーバを再起 動しようとすると失敗します。 #1842553(Job #28576)** '-y'確認フラグなしで呼び出された 'p4 obliterate'コマンドは、READロック のみを取得するようになりました。 #1842404(Job #99542)** 'journalcopy -i 0'は、無関係なジャーナルの増加の直後にローテーションさ れたときに、誤って終了したジャーナルを誤って検出しなくなりました。 #1840225(Job #98278)** エッジサーバが再起動され、拡張機能のインストールとその後の同じ拡張機 能の削除の記録を含むジャーナルを再生する必要がある場合、エッジジャーナ ルの再生はその位置でブロックされ、不要になった拡張機能アーカイブをダウ ンロードしようとしましたが、これは修正されました。 #1839667(Job #75382)** モニターテーブル用の共有メモリの最大サイズが小さすぎました(2048 8K pages)。 現在、メモリアドレス空間が厳しく制限されているWindows32ビットを除くすべてのプラ ットフォームで32768 pagesになっています。 #1839424(Job #98597)** 稼働していない必須のスタンバイサーバを列挙するメッセージも、レプリケ ーションが停止しているレプリカサーバのサーバログに報告されるように なりました。 #1836925(Job #97741)** P4拡張機能ClientApi.new()は、p4 -p を介して提供されたポートを 処理できるようになりました。 #1836209 ** 割り当てルーチンを調整すると、Windowsサーバのメモリ使用量が少なくなります。 #1830413(Job #96675)** Extensionsパッケージコマンドは現在の作業ディレクトリのための「.」を受け入れなくなりました。 ディレクトリ名は、絶対パスまたは相対パスとして指定する必要があります。 #1829901(Job #99300)** 'p4 journaldbchecksums -u'によって作成されたデータベーステーブルアンロードに含 まれるジャーナルヘッダーノートに、正しいケース/ユニコードフラグとそれらがアンロードされたサーバの サーバルートが含まれるようになりました。 #1826907(Job #99208)** 'rdb.lbr'は、サーバのシャットダウン中にdb。*ファイルとともにロックされるようになりました。 これにより、サーバのシャットダウン時に他のスレッドによる「rdb.lbr」の不完全なbtree更新が防止されます。 #1826716(Job #94998)** ユーザーの保護、アクセス許可、およびグループがキャッシュされ、同じ接続で実行される追加のコマンド によって再利用されるようになりました。 #1823272(Job #98566、#99136)** サーバは、アンロードされたタスクストリームに存在する送信済み変更の強制削除を許可しなくなり、 タスクストリームの変更がアンロードされない場合、削除を防ぐ変更内のファイルの正しい数を報告す るようになりました。 #1821164(Job #90948)** 'p4 pull -u --batch'によって開始されたアーカイブプルスレッドは、コミットサーバとの 接続の問題の後、アクティブなアーカイブ転送を再開しませんでした。これは修正されました。 #1814097(Job #98909)** ストリーム編集を含む送信された変更の「p4change-df」は、削除を妨げる変 更内のストリームとファイルに関する正しいメッセージを表示するようになりました。 #1814096(Job #98925、#98910)** ストリームのみの編集を含む送信された変更では、db.changeに正しい変更ル ートフィールドが設定されるようになりました。 #1812373(Job #97309)* 膨大な数のファイルを追加する「p4reconcile」は、Rpcバッファーが大きすぎ るエラーを引き起こす可能性がありましたが、これは修正されました。 #1812099(Job #98861)** 「p4renameuser」は、名前が変更されるユーザーが排他的チェックアウトファ イル(+l)を開いたときに、孤立したロックを残します。これは修正されま した。 #1812005(Job #97309)** サーバ仕様に保存されているサービスタイプClusterServerとZookeeperはサ ポートされなくなりました。サーバ仕様でこれらのサービスタイプを割り当てると、警告が発生します。 #1808584(Job #98852)** サーバは、トリガープログラムに提供される引数に1024引数の制限を一貫し て適用するようになりました。 #1808412(Job #98651)** サーバは、#haveリビジョン指定子と変更されたクライアントビューを使用 して、同期要求中にリビジョンとテーブルを持つことを試みる無限ループに入 ることがありましたが、これは修正されました。 #1804485(Job #90995)** タスクストリームファイルを含む変更の変更リストチェックサムは、レプリカ サーバのintegrity.csv構造化ログで「異なる」と誤って報告する可能性が ありました。これは修正されました。 #1803518(Job #95206)** 'p4unshelve'が 'partitioned'タイプのクライアントで許可されるようになり ました。 2019.1の主な新機能 ------------------ #1777138(Bug #96749)** ストリーム仕様のプライベート編集 ストリーム仕様のプライベート編集機能により、ユーザは編集対象ストリーム を他のユーザから分離してストリーム仕様の編集、テストができます。反対に 、ストリーム仕様を直接編集した場合、ユーザがストリーム仕様を保存すると すぐに有効になります。 このバージョンのリリース以前では、ユーザは'p4 stream edit'を使用してス トリーム仕様を個人的に編集できましたが、この新機能では、可視性とトレー サビリティの点で'p4 stream edit'がより改善されています。 なお、作業中チェンジリストには、ストリーム仕様、及び、関連するコード編 集の全ての作業を含めることができます。 ストリームのプライベート編集のワークフローは、'p4 edit','p4 submit','p 4 revert','p4 resolve'の'-So','-Si'または'-Sx'オプションが含まれます。 これらのオプションにより、変更が他のユーザに影響を与えるタイミングを制 御できます。詳細については、'p4 help streamcmds'を参照してください。 #1770847(Bug #98025)** エッジサーバでサブミットを行う場合のバックグラウンドアーカイブファイル 転送機能'p4 submit -b'オプションを使用すると、サブミット処理がコミット サーバのメタデータを更新した後、エッジサーバからアーカイブファイルをバ ックグラウンドで転送できます。変更内容をサブミットするユーザは、コミッ トサーバのメタデータ更新が完了するとすぐにサブミットの完了を見ることが でき、アーカイブ転送を待つ必要はありません。 アーカイブファイルは、コミットサーバで内部的に起動されるプルスレッドを 使用して、エッジサーバからコミットサーバへ送信されます。'p4 submit -b' を有効にするには、すべてのサーバで新しい構成可能変数'submit.allowbgtra nsfer'を設定する必要があります。'p4 submit -b'の動作は、新しい構成可能 変数'submit.autobgtransfer'を'1'に設定することにより、エッジサーバで実 行される'p4 submit'に対して暗黙的に'-b'オプションを付与することができ ます。新しい'p4 pull -u -t 'コマンドは、失敗したアーカイブ転送 のリカバリに使用することができます。P4コマンドリファレンスの'p4 help s ubmit'及び、[Helix Coreサーバ管理者ガイド: マルチサイト展開]の'エッジ サーバでサブミットを行う場合のバックグラウンドアーカイブファイル転送機 能'を参照してください。 #1776989(Bug #48387)** Helix Core Server Extensionsは、完全にサポートされたトリガーの代替手段 です。この拡張機能を使用する利点については、'p4 help extension'、'Heli x Core Server管理者ガイド:基本'の'トリガーおよび拡張機能'の章を参照し てください。注:Windows Serverでは拡張機能は使用できません。 #1747154(Bug #96951)**グラフディポのデータモデルが[Git LFS locks]を サポートするようになりました。これらのロックは排他的であり、Git LFSフ ァイルとやり取りするすべての'p4'コマンドで使用されます。 ファイルタイ プオプション'+l'のロックとは異なり、'これらのロックは、それぞれ'p4 gra ph lfs-lock'、'p4 graph lfs-unlock'および'p4 graph lfs-locks'によって 取得、解放、およびリストされます。 #1743677 * ** *** **** TCPウィンドウサイズの自動調整がデフォルトで有効になりました。 この機能により、TCPスタックはネットワーク送信および受信バッファサイズ を管理できるようになり、特に低速で遅延の大きいネットワークをより効率的 に使用できるようになります。 この動作は、構成可能変数'net.autotune'を'0'に設定することにより、クラ イアント、プロキシ、ブローカ、およびサーバで無効にできます。現在、デフ ォルトは'1'(有効)となります。クライアントはこれを'p4 set'で設定する か、P4CONFIGファイルに構成可能変数を追加することで設定でき、サーバは'p 4 configure'で設定できます。Windowsベースのプラットフォームでは、送信 バッファーのサイズは自動調整されませんが、構成可能変数'net.tcpsize'を 手動で構成できます。 #1743672(Bug #95158)** 新しい'db.storage'テーブルは、'db.archmap'に代わって、サーバ上のアーカ イブファイルのリンク数を提供します。この追跡により、遅延コピーの識別の 複雑さが軽減され、ファイルタイプ識別子'+Sn'のファイルを遅延コピーでき るようになり、多くのマージ履歴を持つサーバで'p4 obliterate'のパフォー マンスが大幅に向上します。 ほとんどはサーバの再起動後にバックグラウンドで実行されますが、'db.arch map'から'db.storage'へのアップグレードは簡単ではない場合があります。新 しいテーブルも潜在的にサイズが大きくなることに注意してください。この変 更は、レプリカ構成のサーバアップグレードに関する推奨事項に影響します。 このリリース用に更新されたアップグレードノートセクションを参照してくだ さい。 2019.1のテクノロジープレビュー機能 ------------------ #1750665(Bug #21301)* Helix Core Client Extensionメカニズムにより、クライアントはLuaプログラ ミング言語で記述されたスクリプトを実行できます。 'p4 help clientextens ionintro'を参照してください。 2019.1のその他の新機能 ------------------ #1775358(Bug #97011)** ストリームの更新に関連付けられたチェンジリスト番号がスペックディポのレ コードに含まれるため、ストリーム編集の追跡が改善されました。 #1774452 ** 環境変数 P4LANGUAGE 定義が更新され、[ユーザの言語タグとオプションの地 域]に応じて P4LANGUAGE を設定する必要があることが示されました。例とし て、$LANGが'en-US.UTF-8'の場合、P4LANGUAGE=en-US を設定します。P4Dサー バのメッセージ翻訳がある場合、翻訳メッセージファイルをメッセージデータ ベースへ再シードする必要があることに注意してください。 #1771834(Bug #92000)** 'p4 archive'コマンドには、新しい'-z'オプションが追加されました。このオ プションを使用することで、ディスクスペースの使用量を削減できます。詳細 は、コマンドリファレンスの'p4 archive'を参照してください。 #1764315(Bug #96321)** 'p4 integrated'コマンドへ'-s change'および'--into-only'フラグを追加し て、出力結果を改善しました。 #1763210(Bug #96748)** 'p4 streamlog'は、ストリームの変更履歴を表示します。 #1758544(Bug #96970)** エッジサーバを連結できるようになりました。詳細は、[Helix Coreサーバ管 理者ガイド: マルチサイト展開]の'エッジサーバ同士の連結'を参照してくだ さい。 #1756090(Bug #96667)** Windowsで複数のプロセッサグループを利用するサポートが追加されました。 'sys.threading.groups'構成可能変数を'1'に設定することにより有効になり ます。詳細は、コマンドリファレンスを参照してください。 #1753991(Bug #93328)** すべてのサーバタイプで、サーバ仕様のDistributedConfigフィールドに、デ フォルト値以外の値が設定されている各構成可能変数用の行が表示されます。 このフィールドで、値を編集したり、新しい行を追加して、別の構成可能変数 をデフォルト値以外の値に設定したり、その行を削除して、構成可能変数の値 をデフォルト値に戻したりすることができます。 #1747051(Bug #96666)** 'p4 switch'には新しいフラグ'--no-sync'があり、ストリームの切り替えを許 可しますが、切替先のストリームを直ぐに同期しません。 #1740349(Bug #61064)** スーパ権限ユーザやオペレータからの接続は、接続制限を超えた場合でも拒否 されなくなりました。この制限は、'server.maxcommands'構成可能変数によっ て定義されます。これを無効にするには、新しい設定可能変数'server.maxcom mands.allow'を0に設定します。『Helix Core Server管理者ガイド:基本』の '同時接続を制限する'を参照してください。 #1735885(Bug #373)* 'p4 -s'からの詳細なメッセージ出力には、実際のエラーレベル'warning、err or、fatal'が表示されます。 'p4'コマンドは、'error'と'fatal'で'1'を返します。既存のスクリプトが以 前の動作に依存する場合、'-Zapi=85'でAPIレベルを設定して、全てのinfo以 外の出力にエラータグを付けることができます。 #1735085(Bug #96336)** 新しい構成可能変数'push.unlocklocked'を1に設定すると、プッシュの失敗時 に、プッシュの一部としてロックされたファイルのロックが自動的に解除され ます。 #1733878(Bug #66258)* ** *** **** 圧縮コードの改善により、バイナリファイルに対する'p4 sync'と'p4 verify' 、チェックポイント(作成と再生)のパフォーマンスが13〜21%向上しました 。 #1726148(Bug #51996)* ** 'p4 reconcile'には、ファイルタイプの変更を検出できる新しい'-t'フラグが 追加されました。 #1723334(Bug #76162)** 'p4 -Ztag info'は、'アンロードディポ'の存在に応じて、'unloadSupport'タ グへ'enabled'または'disabled'のいずれかの値をレポートするようになりま した。 ---------------------------------------------------------------------- 2019.1 Patch 4のバグ修正 ------------------------ #1875389 (Bug #100119, #100351 ) ** 'p4 reconcile -t'は、保存する必要があるファイルタイプ修飾子を削除して いましたが、この問題は修正されました。 #1865912 (Bug #100130) ** 書き込み権限のないディレクトリにファイルを複製する際のクラッシュを防ぎ ます。 #1865694 (Bug #99021) ** ストリーム仕様'import+'で、'import+ path...'が修正されました。 ---------------------------------------------------------------------- ---- 2019.1 Patch 3のバグ修正 ------------------------ #1862232 (Bug #100081) ** 後方互換性のために、エッジサーバで'p4 submit -Af'を有効にしました。 '-Af'には'-Sx'パラメーターと同じ機能があります。'-Sx'を優先し、'-Af'を 使用することは推奨しません。 #1862231 (Bug #100065) ** チェンジリスト番号なしで実行された'p4 shelve -d'は、使用方法に関するエ ラーメッセージを返却します。 #1860142 (Bug #99990) ** 後方互換性のために、'p4 submit'パラメーター'-Af'を再度有効にしました。 '-Af'には'-Sx'パラメーターと同じ機能があります。'-Sx'を優先し、'-Af' を使用することは推奨しません。 #1858257 (Bug #99978) ** アップグレードストレージウォーカーは、排他モードで誤ってウォーカーロッ クを取得し、アップグレードの第2フェーズの間で'安全な'コマンドをブロッ クしましたが、この問題は修正されました。 #1854522 (Bug #99733) ** チェンジリストにストリーム仕様があり、チェンジリストが保留され、ストリ ーム仕様が現在のワークスペースで開かれていない場合、チェンジリスト仕様 を変更しようとするとエラーメッセージが表示されました。現在は、チェンジ リスト仕様のストリームフィールドが変更された場合にのみエラーが出力され ます。 #1848589 (Bug #99557) ** 'p4 describe -S clno'は、チェンジリストで開かれたが保留されていないス トリーム仕様を表示していました。現在は、'p4 describe -S clno'は、チェ ンジリストで保留されている場合にのみストリーム仕様を表示します。'p4 de scribe clno'は、チェンジリストで編集のために開かれた場合、またはチェン ジリストとともにサブミットされた場合、ストリーム仕様を引き続き表示しま す。 #1808412 (Bug #98651) ** Helix Coreサーバは、'#have'リビジョン指定子と変更された'クライアント ビュー'を使用した同期要求中に「rev」テーブルと「have」テーブルを結合し ようとする無限ループに入る可能性がありましたが、この問題は修正されまし た。 ---------------------------------------------------------------------- 2019.1 Patch 2のバグ修正 ------------------------ #1844397(Bug #75382)** プロセス管理のモニタテーブルで使用する共有メモリの最大サイズが小さすぎ ました(2048 8K page)。メモリアドレス空間が厳しく制限されているWindow s 32ビットを除いて、すべてのプラットフォームで32768ページです。 #1840313(Bug #99534)** ストリーム仕様が番号付きチェンジリストに保留され、その後、チェンジリス トの編集を元に戻すと、ストリーム仕様名が変更されていなくても、ストリー ム仕様が開いていないという警告が表示されます。 これは、ダウンストリー ムアプリケーションにとって問題でした。 名前が変更された場合でも警告が生成され、変更が保存されないように修正さ れました。 ただし、名前が変更されていない場合、警告は発行されません。 また、このケースの仕様変更出力のストリームフィールドに'Shelved, not op ened'というコメントを追加しました。 #1838469(Bug #99468)** ストリーム仕様が番号付きチェンジリストで開かれ、ストリーム仕様が保留さ れ、かつ、オープンされたストリーム仕様が元に戻された、ストリーム仕様が 保留から削除された場合、'p4 change -o clno'は、まだチェンジリストにス トリーム仕様を表示していました。 この問題は修正され、新しい動作ではチェンジリストにストリーム仕様が表示 されなくなりました。 #1836989(Bug #99416)** 'p4 shelve -As 'および'p4 unshelve -As 'は、正当な コマンドの使用方法ではありませんが、許可されていました。しかし、現在は 、どちらの場合も使用エラーが返されるようになり、使用できなくなりました 。 #1836483(Bug #99413)** チェンジリスト内のストリーム仕様では、'p4 -ztag change -o clno'および' p4 -ztag changes'のタグ付き出力で'streamState'タグが'streamOpened'、's treamShelved'、'streamOpenedShelved'、または'streamSubmitted'の値と一 緒に報告されるようになりました。 #1834884(Bug #99267)** トリガーで'p4 submit -b'を使用すると、Linuxプラットフォーム上で問題が なくても、トリガーがエラーステータスを返すことがありました。この問題は 修正されました。 #1834169(Bug #99391)** 'p4 -ztag stream -o'および'p4 -ztag describe -S clno'の出力結果にスト リーム仕様の要約を追加しました。 'p4 describe -S clno'の出力結果にストリーム仕様の差分を追加しました。 差分は、指定されたチェンジリスト番号のストリーム仕様とヘッドバージョン の差分が確認できます。 #1831717(Bug #99288)** 'p4 revert -So'コマンドは、保留、または、サブミット済チェンジリストか らストリーム名を誤って削除する場合がありましたが、修正されました。 #1831716(Bug #99275)** 'MsgDm :: StreamMustResolve'メッセージは、警告からエラーに変更されまし た。 #1832439(Bug #98561)** 'p4 graph receive-pack'を変更して、タグを削除できるようにしました。こ れにより、GitからGit-connectorへのプッシュによるタグ削除の問題も修正さ れます。git push --delete #1830302(Bug #99247)** ストリーム仕様のサブミットと保留のトリガーを有効にしました。オープンさ れたストリーム仕様がサブミットまたは保留され、'//stream/name'、または' //stream/name/...'のいずれかのファイル仕様でトリガーが定義されている場 合、トリガーが呼び出されます。トリガー変数 %stream% は、ストリーム名称 が設定されます。 #1829838(Bug #99300)** 'p4 journaldbchecksums -u'によって作成されたデータベーステーブルアンロ ードに含まれるジャーナルヘッダーノートには、正しい'case/unicode'フラグ と、アンロード元サーバのサーバルートが含まれるようになりました。 #1830740(Bug #99382)** Helix Core Extensionsのサポートは、競合するツールチェーンの懸念により 、Windowsサーバでは無効になりました。拡張機能はLinuxおよびMacで引き続 き完全にサポートされます。 #1828396(Bug #99271)** ストリーム仕様の変更と一致しないチェンジリストで'p4 stream -o'が呼び出 された場合、最新のストリーム仕様が返されます。新しい動作は、指定された チェンジリストの前の最新バージョンを返すことです。 #1827416(Bug #98909)** ストリーム編集を含むサブミット済チェンジリストに対する'p4 change -df' コマンドの実行は、チェンジリスト内のストリーム仕様とファイルの削除を妨 げるメッセージを表示するようになりました。 #1825235(Bug #99035)** 複数のストリーム仕様を同じシェルフ番号に保留できましたが、この問題は修 正されました。 #1825187(Bug #99106)** ユーザは、チェンジリスト内の特定ファイルへのリスト権限がなくても、その チェンジリスト内の全てのファイルに共通のディレクトリへのリスト権限があ る場合、'p4 changes'または'p4 change -o'を使用して制限付きのサブミット 済チェンジリストの説明を閲覧することができましたが、この問題は修正され ました。 #1824517(Bug #98988)** 'p4 streamlog'は、変更されたフィールドに関係なく、すべてのストリーム仕 様の変更を正しく報告するようになりました。 #1824117(Bug #99184)** 'p4 shelve -As -d'は、保留からストリーム仕様を削除するようになりました 。これにより、返されるメッセージは正しいものになりました。 #1823281(Bug #99158)** リスト権限のみを持つユーザが'p4 diff2'コマンドを実行すると、クラッシュ が発生する可能性がありましたが、この問題は修正されました。 #1822891(Bug #98978)** 'p4 switch'コマンドは、エラー時に正しいターゲットストリーム名をレポー トするようになりました。 #1822172(Bug #99042)** 'p4 stream -o //streamname@changelist'コマンドには、全てのフィールドの 最新バージョンではなく、指定されたバージョンが含まれるようになりました 。以前は、'Paths'、'Parent'、および'Type'フィールドのみが指定バージョ ンであり、他の全てのフィールドは最新バージョンでした。この修正は、P4D 19.1以降のHelix Coreサーバで作成されたデータにのみ適用されます。 #1822042(Bug #98542)** 一時ロックにより、RCSファイルへの同時更新が防止されるようになりました 。 #1821878(Bug #99077)** 競合状態により、使用後にロック(.lck)ファイルが残ることはなくなりまし た。 #1821475(Bug #99141)** バックグラウンド転送を使用して'p4 submit -i'をエッジサーバに対して実行 すると、変更をサブミットできませんでしたが、この問題は修正されました。 #1821208(Bug #98861)** 'p4 renameuser'コマンドは、名前を変更するユーザが排他チェックアウトで ファイル(+l)を開いていた時に、孤立したロックを残す可能性がありました が、この問題は修正されました。 #1820930(Bug #99117)** 'p4 protects -M'コマンドは、P4AUTH(統合認証)環境で正しい結果を表示し ていませんでした。さらに、このコマンドのパス処理は、パスの一部だけでは なく、提供された全てのパスに一致する保護のみを考慮していましたが、この 問題は修正されました。 #1820503(Bug #99098)** ストリーム仕様に関連する保留メッセージを更新しました。現在は、オープン されたストリーム仕様が暗黙的または明示的に保留されるように指定されたが 、チェンジリストにない場合、適切なエラーメッセージが表示されます。 #1819042(Bug #98967)** 引数なしの'p4 shelve'コマンドは、オープンされたストリーム仕様のシェル フに失敗していましたが、この問題は修正されました。 #1818502(Bug #99050)** db.storage アップグレードプロセス(フェーズ1)は、転送レプリカ上で誤っ て実行されていました。この問題は修正されました。 #1818437(Bug #99010)** 'p4 stream -o //streampath@=shelf'コマンドは、'streampath'がストリーム 名、'shelf'が保留されているチェンジリストのチェンジリスト番号で指定す ることで、保留されたストリーム仕様を表示するようになりました。 #1818393(Bug #99041、#99074)** 'p4 shelve'は、ストリーム仕様のみが保留されたときに、保留ファイルに関 するメッセージを出力していました。これは修正されました。 #1818105(Bug #99075)** 'p4 reopen'には、単一のコマンドでチェンジリスト間で開いている'ストリー ム仕様'と'ファイル'を移動するための'-Si'フラグが追加されました。 #1816910(Bug #98925、#98910)** ストリームのみの編集を含む'サブミット済チェンジリスト'の'db.change'テ ーブルに正しい'root'フィールドが設定されるようになりました。 #1816226(Bug #99003、#99022)** 'p4 describe -S'コマンドは、保留された'ストリーム仕様'に関する正確な情 報を常に表示できませんでしたが、この問題は修正されました。 #1814927(Bug #98586)** P4D 19.1へのアップグレード中に生成される'storage error file'は、エラー が検出されない場合でも常に作成されていましたが、この問題修正されました 。 #1814802(Bug #97697)** 'p4 shelve -d'コマンドは、不要な'保留ファイル'の削除に失敗する可能性が ありましたが、この問題は修正されました。 #1814745(Bug #98294)** エッジサーバに対して実行される'p4 storage -u'は、エッジサーバの'保留ス トレージレコード'のみを更新します。 #1814074(Bug #96617)* スレッド化された'並列同期'が一時ファイルの'chmod'または'リネーム'に失 敗することがありましたが、この問題は修正されました。 #1813039(Bug #98855)** 'p4 graph lfs-lock'コマンドから渡される相対ファイルパスが、正しく処理 されるようになりました。 #1813017(Bug #98710)** 'p4 grant-permission'のヘルプテキストを明確にしました。 #1810430(Bug #98540)* P4CLIENTPATHが設定されている場合、ワークスペースが、サンドボックス外の パスにアクセスするためにたどることができるシンボリックリンクを作成でき なくなりました。 #1809639(Bug #97003)** 'p4 diff -As'および'p4 diff2 -As'を使用すると、ストリームの仕様を比較 できます。保留されたストリームは、'@='表記で参照できます。 ---------------------------------------------------------------------- 2019.1 Patch 1のバグ修正 ------------------------ #1808413(Bug #98605)** タスクストリームから'import+ファイル'をサブミットすると、タスクストリ ームが破損する可能性がありましたが、この問題は修正されました。 #1807936(Bug #96532)** 'p4 describe'は、追加されたファイルの以前のバージョンのファイルタイプ を誤って表示していましたが、この問題は修正されました。 #1807617(Bug #98544、#97979)** すべてのストリームの更新により、'チェンジリスト番号'を消費するだけでな く、'関連するチェンジリスト'が作成されるようになりました。 #1806502(Bug #98766)** 構成可能変数'submit.allowbgtransfer=1'は、'-batch'を使用したレプリカの プルスレッドは'ファイルコンテンツ'をクラッシュさせましたが、この問題は 修正されました。 #1805822(Bug #98424)** いくつかのコマンドでは、ユーザが接続しているエッジサーバだけでなく、す べてのアップストリームエッジサーバへログインする必要がありましたが、 この問題は修正されました。 #1805680(Bug #97885)** 'p4 graph lfs-lock'は、LFS以外のグラフディポのファイルでは許可されなく なりました。 #1805524(Bug #97669)* ** *** **** 'TLS1.1'以上のハンドシェイクでネゴシエートされた'SSL接続'は、平文とし て拒否されましたが、この問題は修正されました。 ネゴシエーションに成功すると、ネゴシエーションに使用されるバージョンに 関係なく、'TLS1.2'まで使用されることに注意してください。 #1803226(Bug #98543)** 別のユーザが、現在オープン中の'ストリーム仕様'と同じ変更を行った場合、 サブミット時に'StreamNeedsResolve'メッセージが発生しましたが、この問題 は修正されました。 #1802979(Bug #94895)** 条件によっては、連続した'タスクストリーム'が作成、または、ブランチされ ると、スーパーユーザがチェンジリスト内のファイルと一緒に変更を削除する ことがありましたが、この問題は修正されました。 #1802016(Bug #97847)** 'p4 undo --repo'コマンド中にLFSロックをテストする場合、'ターゲット'参 照を正規化します。 #1799999(Bug #98500)** '大きいサイズの説明'または'多くの統合パス'を含む'p4 filelog'の結果は、 'Rpcバッファー'が大きすぎましたが、修正されました。 #1799583(Bug #94400)** 'p4 help-graph client'は、グラフディポの適切な構文行を表示するようにな りました。フラグの説明を見つけるためのリファレンスとハイブリッドシナリ オの仕組みに関する説明が含まれています。 #1798894(Bug #97895)** 場合により、'p4 -ztag stream -o //streampath@have'コマンドは、ストリー ム名が出力されたメッセージを表示しますが、代わりにクライアント名が報告 されていました。 #1798095(Bug #98367)** 'p4 unshelve'コマンドが、現在の'ユーザ'と'ワークスペース'がアクセスで きないファイルがある'保留'で動作する場合、ファイルリストの最初のファイ ルがリスト内の各ファイルに対して表示されましたが、この問題は修正され、 最初のファイルの代わりに各ファイル名が表示されるようになりました。 #1798061(Bug #97962)** 解決する必要のあるオープン中のストリーム仕様の'フィールド'がない場合、 'p4 resolve -So'には'No stream fields to resolve.'と表示されるようにな りました。 ---------------------------------------------------------------------- 2019.1 のバグ修正 ------------------------ #1787364(Bug #98256)** 'p4d -xu'コマンドは、実際には'スタンバイ'または'転送スタンバイ'サーバ でアップグレードを実行しなくなりました。スキーマのアップグレードは、マ スターサーバからジャーナルコピーされるときに適用されます。'p4d -xu'コ マンドは、新しくメジャーリリースされたバイナリを使用して誤ってサーバを 起動することにより、意図せずにサーバのアップグレードすることを防ぐため に、必要とされています。 #1782963(Bug #98117)** 'p4 pull'コマンドは、バージョン2018.2でのパフォーマンス強化によって競 合状態が発生したため、'spec depot'のアーカイブ複製に失敗する可能性があ りましたが、この問題は修正されました。 #1782803(Bug #95173)** 'p4 describe'コマンドは、'p4 switch'コマンドによって作成された'shelved changelists'に対して実行するとエラーを報告しましたが、この問題は修正 されました。 #1781879(Bug #92961)** 構造化ログ'auth.csv'へ記録された成功したOTPベースの2FAイベントログは、 失敗として誤って記録されましたが、この問題は修正されました。 #1780867(Bug #97063)* 並列同期において、クライアントからの'-C charset'フラグが優先されるよう になりました。 #1780019(Bug #97125)** 'p4 unshelve'および'p4 revert'の同期時間が更新され、'p4 reconcile -m' の動作が修正されました。 #1777076(Bug #98218)** moved-from'のファイルが、'edge/commit'環境の最新リビジョンで削除された 際、移動元ファイルを元に戻すと、初期化されていないデータにアクセスした ために予測できない結果が生じる可能性がありましたが、この問題は修正され ました。 #1775117(Bug #98350)** 'p4d -xu'コマンドは、'-Joff'オプションでは実行できなくなりました。一部 のサーバアップグレード手順では、メタデータの変更を行うため、ジャーナル を再複製する必要があります。これは、ジャーナリングを無効にしてアップグ レードを実行した場合には発生しません。 #1773233(Bug #97211)** 取り消しアクションを含む保留されていない'ktext'ファイルをサブミットす ると、不正な改ざんエラーが発生する可能性がありましたが、この問題は修正 されました。 #1772348(Bug #97898)* スペースを含む'DepotMap'パスでリモート仕様を使用すると、'p4 clone'コマ ンドが失敗することがありましたが、この問題は修正されました。 #1768961(Bug #97460)** 新しいスタンバイまたは転送スタンバイサーバを作成する場合、'mandatory' オプションは許可されなくなりました。スタンバイまたは転送スタンバイサー バのジャーナルコピースレッドが'ジャーナルコピー'元のサーバ上のジャーナ ルに追いついた後、HAスタンバイサーバに'mandatory'オプションを設定でき ます。 #1768266(Bug #98019)** 最新ではないストリーム仕様またはプライベートで編集されているストリーム 仕様では、編集されたフィールドまたは編集中のフィールドにコメントが表示 されなくなりました。 #1766398(Bug #97896)** グラフディポコマンドは、同時に最大128個のパックファイルを開くようにな りました。 #1765852(Bug #97211)** 'p4 fstat'コマンドは、削除されたファイルを再追加する際、無効、または、 欠落している所有リビジョンの値を表示することがありましたが、この問題は 修正されました。 #1763055(Bug #95105)** 大きなジャーナルフラグメントは、デフォルトでジャーナルコピーに送信され るようになりました。ジャーナルコピーを実行するサーバ(通常はスタンバイ サーバ)の定義どおりに構成可能変数'rpl.jnl.batch.size'を使用して、ジャ ーナルコピーに送信されるジャーナルフラグメントを調整できます。 #1758633(Bug #97773)** 'p4 receive-pack'は、新しいリポジトリへの強制プッシュを通常のプッシュ へダウングレードしましたが、この問題は修正されました。 #1757383(Bug #96635)** 'p4d -v'コマンドで設定された'P4DEBUG'の設定は、数値以外の値の後に追加 オプションが続く場合、誤って認識される可能性がありましたが、この問題は 修正されました。 #1745310(Bug #96271)** 特定の条件下で、旧バージョンのWindowsクライアントアプリケーションを使 用した'オートチューニング'対応環境のエッジサーバへのサブミットがクライ アント上でハングすることがありましたが、この問題は修正されました。 #1743439(Bug #96758)** 'p4 failover'は、フェイルオーバー後にスタンバイがその役割に対して適切 にライセンスされていることを確認するようになりました。 #1742700(Bug #93206)** コマンドが'MaxOpenFiles'未満でオープンされた場合でも、'MaxOpenFiles'グ ループの制限を適用すると、'p4 reconcile'コマンドは'Opening too many fi les'でエラー終了しましたが、この問題は修正されました。 #1739928(Bug #95194)** 例外リストを持つグラフディポのファイルに対する'p4 delete'は、変更がサ ブミットされた後でも例外リストとして残ることがありましたが、この問題は 修正されました。 #1734228(Bug #96791)** フェイルオーバーの実行前に、'p4 failover'コマンドは、スタンバイサーバ 上で完了していないアーカイブファイルコンテンツの転送がないことを確認す るようになりました。 #1732870(Bug #94976)** 'p4 revert'コマンドは、ジャーナル処理をより少ないトランザクションでバ ッチ処理するようになり、このコマンドのレプリケーションがより効率的にな りました。 #1728271(Bug #96335)** Admin権限ユーザは、失敗した'p4 push'コマンドによってロックされたファイ ルロックを解除できませんでしたが、この問題は修正されました。 #1726773(Bug #93725)** インポートパスが単一のパスで指定されている場合、バーチャルストリームは ストリームの親の親から誤ってインポートしていましたが、インポートされた パスがバー チャルストリームの親からのパスになるように、この問題は修正されました。 #1726440(Bug #96818)** '#have'への同期、かつ、クライアントビューに'ditto mappings'が含まれて いる場合、クライアントの所有レコードが誤って上書きされる可能性がありま したが、この問題は修正されました。 #1726251(Bug #96545)** 'p4 user -D'コマンドは、'-F'フラグ単体では意味しなくなりました。ユーザ 、クライアントワークスペースをグローバルに削除し、グループおよび保護テ ーブルから削除するには、両方のフラグを'p4 user -D -F'で指定する必要が あります。 #1723981(Bug #96826)** 'p4 failover'コマンドは、'LEOF'がスタンバイによってジャーナルコピーさ れた最後の整合点まで進められていなかった場合、または、マスターサーバが フェイルオーバに参加していないか、フェイルオーバ時に必須スタンバイサー バがアクティブジャーナルコピーをしていない場合、'pull -L'スレッドが作 業を完了するのを待ってハングしなくなりました。 #1722715(Bug #92743)* クライアント側のUTF8検証では、マルチバイト文字の途中で終了したファイル を検出できませんでしたが、この問題は修正されました。 #1722358(Bug #96273)** 特定のDVCSシナリオでは、revレコードのカウントに関連する'無効なzipファ イル形式'エラーが発生する可能性がありましたが、エラーチェックの改善に より、DVCS操作の送信側で、より包括的なエラーメッセージが生成されるよう になりました。 #1720213(Bug #96546)** 'p4 clean'コマンドは、ワークスペース上のファイル更新を'MaxOpenFiles'グ ループの制限に対して誤ってカウントし、コマンドが失敗していましたが、 この問題は修正されました。 #1718223(Bug #94828)** グラフディポへのコミット時にSHAの文字がすべて数字の場合、SHAの全ての数 位をチェンジリスト番号であると仮定して同期が失敗しましたが、この問題は 修正されました。 ---------------------------------------------------------------------- 2018.2の主な新機能 ------------------ #1688531(Bug #95155)** 新しい'p4 failover'コマンドを使用して、マスター(またはエッジ)サーバ を、マスターサーバからジャーナルコピーしているスタンバイ(または転送ス タンバイ)サーバへフェイルオーバーできます。このコマンドは、スタンバイ サーバで実行し、次のように、フェイルオーバープロセスの多くの面を調整し ます。 ・スタンバイサーバで監視('p4 monitor')が有効になっていることを確  認します。 ・'スタンバイサーバの'pull -L'スレッドと調整して、スタンバイサーバ  がマスターサーバからコピーされたジャーナルメタデータを確実に適用  するようにします。 ・'直前に更新されたクラシックディポのファイルのコンテンツを確認し  ます。 ・'フェイルオーバー後に使用されるジャーナルとして、最新のジャーナ  ルコピーを指定の場所に移動します。 ・'スタンバイサーバでのジャーナリングを有効にします。 ・'マスターサーバの構成を更新します。 ・'スタンバイサーバの'serverID'をマスターサーバの'serverID'へ更新  します。 ・'スタンバイサーバを新しいマスターサーバとして再起動します。 マスターサーバがフェイルオーバーに参加する場合も、'p4 failover'コマン ドが調整します。 'マスターサーバを静止します。マスターサーバで新しいコマンドを拒否 し、既存のコマンドが完了するまで一定時間待ってから、残りのコマンド を停止します。'スタンバイサーバの'journalcopy'および'pull -u'スレ ッドと調整して、スタンバイサーバにマスターサーバからの最新のメタデ ータとファイルコンテンツがすべて含まれるようにします。'マスターサ ーバを停止します。 'p4 failover'コマンドが中断されたり、エラーが発生した場合、コマンドは その時点までに行われたことを取り消そうと試みます。しかし、コマンドがマ スターサーバを停止した場合、マスターサーバは再起動されません。 フェイルオーバー後にマスターサーバとして機能するには、必要に応じてスタ ンバイサーバ上にライセンスファイルが必要です。 エッジサーバをフェイルオーバーする前に、そのサービスユーザは、エッジサ ーバの各スタンバイに対して構成可能変数'P4TICKETS'で指定されたファイル を使用して、コミット(またはマスター)サーバにログインする必要がありま す。また、必要に応じて、エッジサーバの各スタンバイに対して構成可能変数 'P4TRUST'で指定されたファイルを使用して、サービスユーザのコミットサー バとの信頼を確立する必要があります。 'p4 failover'コマンドは、マスターサーバの構成可能変数の一部を更新して 、スタンバイサーバが実行されていた環境でコマンドが起動したときに期待ど おりに機能するようにします。更新される可能性のある構成可能要素は次のと おりです。 P4AUDIT client.readonly.dir server.depot.root P4JOURNAL client.sendq.dir server.extensions.dir P4LOG journalPrefix server.locks.dir P4ROOT pull.trigger.dir statefile P4TICKETS rpl.journal.ack P4TRUST rpl.journal.ack.min エッジサーバがフェイルオーバーに参加していない可能性があるため、エッジ サーバをフェイルオーバーする場合、その構成可能要素の更新をコミット(ま たはマスター)サーバに反映できません。 フェイルオーバー後、エッジサーバの更新された構成可能変数をコミットサー バで変更する必要があります。 新しい'p4 failover'コマンドをサポートするために、db.serverテーブルに3 つのフィールド、[Options]、[ReplicatingFrom]、および、[FailoverSeen]が 追加されました。[Options]、および、[ReplicatingFrom]フィールドはサーバ の仕様の一部であり、'p4 server'コマンドを使用して変更できます。[Replic atingFrom]フィールドは、スタンバイサーバに必要です。 特に注意すべきは、サーバ仕様の[Options]フィールドの'mandatory'オプショ ンです。スタンバイサーバに設定すると、そのサーバは常に、メタデータをレ プリカ(スタンバイサーバ以外)に複製するタイミングを決定する計算に参加 します。 つまり、メタデータは、他のレプリカサーバへ複製される前に、全ての[manda tory]オプションのスタンバイサーバへジャーナルコピーされる必要がありま す。[mandatory]オプションのスタンバイサーバが必要な場合は、'mandatory' オプションを使用して最初から展開することをお勧めします。スタンバイサー バのジャーナルコピースレッドがマスターサーバに追いついた後、マスターサ ーバ上のスタンバイサーバのサーバ仕様で'mandatory'オプションを設定でき ます。 マスターサーバがフェイルオーバーに参加しない場合、'p4 failover'コマン ドが実行されるスタンバイサーバは、[mandatory]オプションのスタンバイサ ーバでなければなりません。 これにより、フェイルオーバー後のレプリケーションがマスターサーバと一貫 性を保つことが保証されます。 通常、[P4ROOT]ディレクトリには、この新しい機能に関連するジャーナルの位 置を含むいくつかの新しいファイルがあります。それらは'stateLEOF'、'stat efailover'、および'statepullL'ファイルです。 'stateLEOF'ファイルには、マスターサーバのレプリカ('スタンバイサーバ' 以外)に複製された最後のトランザクションのジャーナル位置が含まれます。 このファイルは、少なくとも1つが[mandatory]オプションのスタンバイサーバ である場合、マスターサーバの全てのスタンバイサーバに存在します。 'stat eLEOF'ファイルが存在する場合、'pull -L'スレッドは、そのジャーナル位置 を通じてジャーナルコピーされた物のみをスタンバイサーバのメタデータに適 用します。 これにより、スタンバイサーバ上の'メタデータ'と新しいマスターサーバとの 一貫性が確保され、古い'マスターサーバ'の参加なしにフェイルオーバーが発 生します。 'statefailover'ファイルは、不要になると自動的に削除されます。'フェイル オーバー'後も保持され、残りのスタンバイサーバの'ジャーナルコピー'の一 貫性が確保されます。' statefailover'ファイルを自動的に削除できるように、全てのスタンバイ(お よび転送スタンバイ')サーバのサーバ仕様にて、'ReplicatingFrom'フィール ドに'master server'が定義されている必要があります。 追加情報は、'p4 help failover'および'Helix Core Server Administrator G uide'の'Backup and recovery'の章の'Failover'セクションから入手できます 。 ---------------------------------------------------------------------- 2018.2のテクノロジープレビュー機能 ------------------ #1690230(Bug #48387)** 「Helix Core Extension」メカニズムは、Luaプログラミング言語で記述され 、メタデータやその他のリソースでパッケージ化された「管理者提供のスクリ プト」をサーバが実行できるようにする機能です。 サーバはこれらのプログラムをサーバローカルで実行する、"自動複製"と"プ ログラムAPI"を備えたポータブルなRuntimeを提供します。ディポおよびリポ の所有者は、スーパーユーザが関与することなく、所有する領域で動作するよ うに拡張機能を構成できます。 Runtimeは、「p4 --script」フラグを介してコマンドラインクライアントでも 使用できます。詳細については、「p4ヘルプ拡張機能」を参照してください。 注:Windows Serverでは拡張機能は使用できません。 ---------------------------------------------------------------------- 2018.2のその他の新機能 ------------------ #1707299 (Bug #91576) ** 別のクライアントによって'排他的にロックされた'ファイルの保留を解除する と、'p4 unshelve'は'info'ではなく'warning'としてエラーメッセージを報告 するようになりました。 'p4 edit/delete/reconcile/integ'の出力メッセージも同様に変更されました 。この変更はメッセージタイプにのみ影響し、コマンドの戻り値は変更されて いません。古い動作でメッセージを取得するには、p4オプション'-Zapi=[84 o r earlier]'を使用します。 #1701226 (Bug #94362) ** 'graph rebase'コマンドは、コミットを複製しなくなりました。リプレイ時に 差分のないコミットはスキップされるようになりました。 #1700123 (Bug #94681) ** 全ての'graph reference triggers'は、'%refType%'および'%refFlags%'のプ レースホルダーに入力されます。 #1697842 (Bug #96191) ** 新しい'auth-invalidate'トリガーが追加されました。このトリガーは、ユー ザーのチケットが'p4 logout'によって明示的に無効化されたときに発生しま す。 #1693278 (Bug #95956) ** 並列同期'db.sendq'テーブルがパーティション分割されるようになりました。 クライアントごとのテーブルが作成されるディレクトリに構成可能変数'clien t.sendq.dir'を設定することにより、並列同期によるロック競合を減らします 。指定したディレクトリは、パーティションディレクトリ'client.readonly.d ir'と同じに設定できます。 #1689195 (Bug #96066) ** 'p4 monitor show'コマンドは、ローカルジャーナルからのメタデータを適用 するスレッドに対して常に'pull -L'を表示します。'-L'フラグを表示すると 、このスレッドを他のプルスレッドと区別するのに役立ちます。 #1685442 (Bug #95168) ** 'p4 undo'コマンドがグラフディポでサポートされるようになりました。詳細 は、'p4 help -graph undo'を参照してください。 #1678111 (Bug #95713) ** 'auth-check-sso'トリガーがインストールされている場合の認証動作を変更す るための追加の構成可能変数が追加されました。'auth.sso.allow.passwd=1' を設定すると、データベースに対するパスワード認証にフォールバックするよ うに構成されたクライアント側の'P4LOGINSSO'トリガーなしでクライアントが 許可されます。 'auth.sso.nonldap=1'を設定すると、'LDAP'が有効なサーバの非LDAPユーザが 'auth-check-sso'トリガーに対して認証できるようになります。'auth.sso.no nldap=1'が設定されている場合、非LDAPユーザは、'auth.sso.allow.passwd=1 'も設定されていない限り、クライアント側の'P4LOGINSSO'トリガーを設定す る必要があります。 #1677404 (Bug #95408) ** 'p4 change -o'コマンドによるタグ付き出力には、'shelveUpdate'フィールド が含まれるようになり、チェンジリスト上の保留ファイルが最後に更新された 時刻が表示されます。 #1676951 (Bugs #43827, #95824) ** 'p4 user'コマンドの新しい'-D'フラグは、ユーザとすべてのユーザーのワー クスペースを削除し、すべてのユーザのファイルを元に戻します。 #1676343 (Bug #94823) ** 新しい構造化ログ'action.csv'が追加されました。これにより、サーバで発生 するユーザ開始イベントがログに記録されます。このログは、変更をポーリン グするダウンストリームツールによって利用されることを目的としています。 #1671478 ** パフォーマンスとセキュリティを向上させるために、さまざまなコンパイラの アップグレードが採用されています。これらの変更により、Linuxのファイル コミット率が10%改善されました。 #1666576 (Bug #92539) ** 'db.monitor.interval'のデフォルト値は30秒に変更されました。 これにより 、管理者は'p4 monitor terminate'を使用して古いプロセスを削除できます。 'p4 monitor terminate'を使用するには、'monitor'も少なくとも1に設定す る必要があります。 #1663100 (Bugs #95230, #95159) ** 構成可能変数'auth.sso.args'を設定することにより、追加の構成データがク ライアント側の'P4LOGINSSO'トリガーに送信されるようになりました。 この構成可能変数は、'%ssoArgs%'としてクライアント側の'P4LOGINSSO'トリ ガーに渡されます。さらに、サーバ側の'auth-check-sso'トリガーは、'%emai l%'および'%fullname%'のプレースホルダーを使用できるようになりました。 #1644456 (Bug #94149) ** 'p4 have'コマンドからのグラフディポ関連の出力が改善され、読みやすくな りました。ブランチと同期された'Commit sha'は同じ行に表示されます。 #1644554 (Bug #94184) ** グラフディポ用のクライアントに'P4IGNORE'のサポートが追加されました。 ---------------------------------------------------------------------- 2018.2 Patch 4のバグ修正 ------------------------ #1840011 (Bug #75382) ** 'モニターテーブル'で使用する共有メモリの最大サイズが小さすぎました(20 48 8Kページ)。 現在、メモリアドレス空間が厳しく制限されているWindows 32ビットを除くす べてのプラットフォームで32768ページが使用されます。 #1805688 (Bug #96532) ** 'p4 describe'は、追加されたファイルのファイルタイプを誤って'unset'と表 示しましたが、この問題は修正されました。 ---------------------------------------------------------------------- 2018.2 Patch 3のバグ修正 ------------------------ #1762665 (Bugs #97818, #97870, #97871) ** DVCSトリガー( 'push-submit'、 'push-content'、および 'push-commit') は、サブミットトリガーと同じ方法で排他マッピングをサポートするようにな りました。同じ名前とタイプを持つ複数の連続したトリガーエントリのパスは 、'単一マップ'に集約されます。 #1760683 (Bug #97566) ** フェイルオーバーが発生しているサーバのリスナーアドレスが、スタンバイサ ーバマシンに対して外部の'明示的なホスト'として定義されている場合、フェ イルオーバーが発生しているサーバは再起動に失敗しなくなりました。外部ホ ストは、継承されたサーバのリスナーアドレスを定義から削除されます。 #1760113 (Bug #97155) ** 'p4 submit -e'コマンドの実行中に保留を削除すると、元に戻せないファイル が開いたままになることがありましたが、この問題は修正されました。 #1754580 (Bug #97618) ** エッジサーバは、エッジサーバでサブミットプロセスが進行中に作成された保 留を削除できなくなりました。 ---------------------------------------------------------------------- 2018.2 Patch 2のバグ修正 ------------------------ #1750136 (Bug #95082) **** *** ** * Rpc :: Close()の最後のselect()は、SSL接続をブロックしなくなりまし た。タイムアウトは'net.maxclosewait'の影響を受けます。 #1750068 (Bug #96682) ** 'タスクストリーム'のコンテキストで'import+'ファイルのみの'p4 submit'が 失敗し、'Not permitted to update a task stream and Import+ file at th e same time'というメッセージが表示されていました。この問題は修正され、 'import+'ファイルのサブミットのみが'タスクストリーム'から許可されるよ うになりました。しかし、'import+'ファイルと'task stream'ファイルの混在 使用の提出は、まだ許可されていないことに注意してください。 #1748252 (Bug #87889) ** エッジサーバで実行された'p4 reopen'コマンドは、オープンされたファイル の所有者を変更するときに、コミットサーバへ'ロック'の更新を伝達しません でした。 この問題を修正するためには、コミットサーバとエッジサーバの両方をアップ グレードする必要があります。 #1746799 (Bug #95435) ** 'p4 undo'コマンドは、元に戻すファイルがサブミット前に'p4 edit'コマンド で変更された場合に誤った解決アクションを記録していましたが、この問題は 修正されました。 ---------------------------------------------------------------------- 2018.2 Patch 1のバグ修正 ------------------------ #1738306 (Bug #3933) ** 'p4 print -o'は、ワイルドカードを使用してパスを処理し、クライアントの ファイルシステムに複数のファイルを書き込みます。'-o'フラグ引数のワイル ドカードと'filespec'は一致する必要があります。 #1734880 (Bug #97134) ** グループ名にワイルドカードを含むグループのプロテクションエントリは、サ ーバのクラッシュを引き起こす可能性がありましたが、この問題は修正されま した。 #1730693 (Bug #97079) * ctrl-cによって中断された'p4 login'コマンドがハングしなくなりました。 #1730544 (Bug #96839) ** 構成された拡張インスタンスの'ExtRev'フィールドを変更すると、以前の拡張 インスタンスは複製のままで残されましたが、この問題は修正されました。 #1729566 (Bug #97065) ** 認証トリガーが存在する場合、'p4 -ztag info'コマンドの結果に'security' タグが表示されるようになりました。さらに、'auth-check-sso'が構成されて いる場合、'ssoAuth'タグも表示され、'P4LOGINSSO'が'必須'か'オプション' かが表示されます。 #1729420 (Bug #96450) ** 'p4 populate'コマンドは、クライアントの'ChangeView'を誤って考慮してい ました。このコマンドは'Client View'を無視するように、'ChangeView'も無 視するようになりました。 #1726738 (Bug #96662) ** 'ファイル転送スレッド'がエラーなしで終了した場合、並列サブミットはアー カイブコンテンツの転送に失敗する可能性がありました。この問題は、サブミ ットが続行され成功を報告する前にアーカイブがサーバに存在することを確認 することで修正されました。 ---------------------------------------------------------------------- 2018.2 のバグ修正 ------------------------ #1716935 (Bug #96569) ** 'p4 switch stream@change'コマンドは、ファイルを同期するときにストリー ムのインポートを考慮するようになりました。 #1716652 (Bug #96588) ** エッジサーバに対して'p4 fetch -t'コマンドを実行すると、サーバがクラッ シュする可能性がありましたが、この問題は修正されました。 #1716320 (Bug #96636) ** 'p4 describe'コマンドは、グラフディポのバイナリファイルを正しく処理し ていませんでしたが、この問題は修正されました。 #1716305 (Bug #96634) ** 'p4 revert'コマンドは、グラフディポ上のLFSバイナリファイルを正しく処理 していませんでしたが、この問題は修正されました。 #1715880,#1718570 (Bug #96580) ** グラフディポ上のバイナリファイルの衝突解決とマージが正しく処理されるよ うになりました。 #1715337 (Bug #96120) ** 'p4 undo'コマンドは、元に戻すファイルをワークスペースに配置するときに 現在のクライアントマッピングを使用します。'haveMaps'に保持されているフ ァイルの場所は無視されます。 #1714779 (Bug #91876) ** 'タスクストリーム'の親ストリームにあるファイルを消去すると、ディポから ファイルが誤って削除されましたが、この問題は修正されました。 #1712648 (Bug #94695) ** '+S'に移動したファイルを含むストリームの'p4 integ'コマンドが間違ったコ ンテンツを伝播する可能性がありましたが、この問題は修正されました。 #1712118 (Bug #86506) ** インテグレーションのためにオープンされ、以前にクライアントに同期されず 保留されていないファイルは、元に戻すときに削除されますが、後の同期エラ ーの原因となるレコードが残っていました。この問題は修正されました。 #1710647 (Bug #95908) ** マージされた'ktext'ファイルの改ざんチェックが復元されました。 #1709635 (Bug #96468) ** 競合するファイルでの'graph merge -n'操作は、マージが成功すると誤って表 示されていましたが、この問題は修正されました。 #1709629 (Bug #96469) ** 'graph merge -n'操作が正しくクリーンアップされず、後続のグラフマージ要 求が失敗していましたが、この問題は修正されました。 #1707891 (Bug #94445) ** 変更されていないグラフディポファイルの差分は、誤ったエラーメッセージを 報告しましたが、このメッセージ修正され、'file(s) not opened on this cl ient'になりました。 #1707354 (Bug #96381) ** チェックポイント操作中に'p4 journals'コマンドを実行すると、サーバがハ ングする可能性がありましたが、この問題は修正されました。 #1702795 (Bug #95804) ** ストリーム仕様で'import+'を使用してグラフディポパスを含めた場合、無視 される代わりにブロックされるようになりました。 #1702793 (Bug #94078) ** 誤って設定されたデフォルトブランチとリポを同期しようとすると、同期をブ ロックするのではなく、これらのリポジトリに対して警告が表示されるように なりました。 #1702779 (Bug #96093) ** '早送り'につながるグラフマージは、参照トリガーを起動しませんでしたが、 この問題は修正されました。 #1702778 (Bug #95055) ** エッジサーバは、コミットサーバ上のクライアントに固有のグラフメタデータ を複製しなくなりました。 #1702035 (Bug #96312) ** 多数の除外パス(exclude)や孤立パス(isolate)を持つストリーム仕様の処 理が高速化されました。 #1697165 ** 二要素認証機能は、多要素認証に名前が変更されました。これは、クライアン トに送信されるドキュメントとメッセージにのみ影響します。設定およびタグ 付き出力は変更されていません。 #1693712 (Bug #95114) ** 'p4 filelog'コマンドが実行中に、他のコマンドでデッドロックを引き起こす 可能性がありましたが、この問題は修正されました。 #1693683 (Bug #94452) ** 'update-ref'グラフコマンドは、'graph-push-reference'および'graph-push- reference-complete'トリガーの'%refFlags%'フィールドに正しい値を提供し ませんでしたが、この問題は修正されました。 #1693642 (Bug #96127) ** グラフコマンドのマージとリベースにより、作成したコミットに関連付けられ た新しいチェンジリストが作成されるようになりました。 #1692620 (Bug #96039) ** 予約文字を含むグラフ内のファイルは、標準のPerforceコマンドで指定できま せんでした。これらの文字は、指定時にエスケープされる場合があります。 #1691921 (Bug #96155) ** グループプロテクションのパフォーマンスを改善します。 #1690833 (Bug #95656) ** 'p4 stream edit'コマンドの後に、全てのクライアントワークスペースがスト リームビューの変更を確認するようになりました。 #1689825 (Bug #96001) ** グラフマージリクエスト中に、リポジトリおよび参照の許可が正しくチェック されるようになりました。 'submit'および'receive-pack'と同じモデルを使 用します。 #1689663 (Bug #96020) ** 複数のリポとソースコンポーネントが欠落している'グラフマージコマンド'は 、サーバをクラッシュさせる可能性がありましたが、この問題は修正されまし た。 #1688338 (Bug #90929) ** 'グラフ'タイプではない混合モードのクライアントビューでグラフファイルを 開くときに生成されるエラーメッセージが改善されました。'file is mapped read only'という文字列が追加されました。 #1688292 (Bug #90685) ** 'p4 graph receive-pack'コマンドの実行中にグラフのアクセス許可がチェッ クされる方法を変更しました。これにより、'サブミット'で使用されるメソッ ドがコピーされ、可能な場合は個々のファイルパスのチェックが回避されます 。 #1688251 (Bug #94895) ** スーパーユーザが'タスクストリーム'の空でないチェンジリストを削除するこ とは可能でしたが、この問題は修正されました。 #1686860 (Bug #95988) ** 並列同期の'-L'フラグが中断されてもサーバはクラッシュしなくなりました。 #1682979 (Bug #86492) ** 廃止された'バックアップ'フィールドは、クライアント仕様のコメントセクシ ョンから削除されました。 #1682468 (Bug #73624) ** 転送(エッジではない)レプリカを使用したレプリカパフォーマンスの保留が 改善されました。以前は、'p4 shelve -r'を指定すると、保留された変更の全 てのアーカイブが転送レプリカへ転送されていましたが、変更されたファイル のみを転送するように修正されました。 #1681302 (Bug #92509) ** 'p4 integration'の'-v'フラグは、'2016.1'でundocに移動されました。今回 の変更により、'-v'フラグがundocから'p4 help integrated'および'p4 integ rated'使用法メッセージへ戻ります。したがって、非推奨ではなくなりました 。 #1680899 (Bugs #90782, #85175, #75672, #85342) * 'コマンドライン'クライアントは、分岐したプロセスの代わりにスレッドを使 用して並列同期を実行するようになりました。 #1677801 (Bug #95012) ** '大規模な消去'、'削除'、または'タスク'から'開発'へのストリーム変換のエ ッジサーバ処理では、'rpl=4'でのジャーナルフックロギングでレプリケーシ ョンパフォーマンスの問題が発生する可能性がありましたが、ジャーナルフッ クロギングは、'rpl=4'ではなく、'rpl=5'で開始されるようになりました。 #1675879 (Bug #91061) ** ユーザが対象ファイルに対する書き込み権限を持っていない場合、'p4 edit/d elete/add'コマンドは警告を表示します。 #1673954 (Bug #95627) ** 'pull -L'は、実際にメタデータを適用しないエントリ(例:@nx@および@ex@ エントリ)のみを含む一貫性ポイントの終わりまで'state'ファイルを正しく 更新します。 #1673827 (Bug #69353) ** 'p4 pull -u'は、マスターサーバ上でコンテンツが見つからないか破損してい ることを検出すると、アーカイブコンテンツの'pull'を試行しなくなります。 #1671476 (Bug #95082) **** *** ** * Rpc :: Close()P4API関数はブロックselect()を実行しなくなりました。 タイムアウトを制御するには、構成可能変数'net.maxclosewait'を使用します (デフォルトは1秒)。 #1653848 (Bug #95033) ** マスターサーバのジャーナルがローテーションされるときに実行される'スタ ンバイ'または'転送スタンバイ'サーバ上でスケジュールされたチェックポイ ント作成は、以前にジャーナルコピーされたジャーナルを破損しなくなりまし た。 ---------------------------------------------------------------------- 2017.2の主な新機能 ------------------ #1547263 (Bug #92369) ** エッジサーバで、グラフディポからファイル情報を取得できるようになりまし た。pack ファイルおよび loose ファイル形式の両方で、グラフディポアーカ イブ用の複製がサポートされます。新しいデータは、Git Connector または'p 4 submit'や'p4 merge'でコミットを実行することによってプッシュできます 。 #1538827 (Bug #90551, #90550) ** 複製機能で、アーカイブデータにおける外部転送向けのメソッドがサポートさ れるようになりました。アーカイブファイルの外部転送を実行する --trigger や pull-archive トリガを実行するように、プルスレッドを構成することが 可能です。 さらに、通常の edge-content トリガを使うことで、エッジサーバからコミッ トサーバに対して、アーカイブの外部転送を行えるように'p4 submit'を構成 することもできます。この edge-content トリガで転送を実行するには、'p4 fstat -Ob'と外部ファイルの転送コマンドを呼び出さなければなりません。詳 細については、次の URL を参照してください。 http://answers.perforce.com/articles/KB/15337 ---------------------------------------------------------------------- 2017.2のテクノロジープレビュー機能 ---------------------------------- #1566758 (Bug #92605) ** グラフディポが機能改善されます。 git データモデルと併用する次のコマンドは、サポート予定機能としてドキュ メントに記載されています。対象コマンド: add/delete/diff/edit/filelog/f stat/merge/opened/revert/submit/switch/graph タグ。変更をサブミットで きるこれらのコマンドは、グラフディポに対してワークスペースの Type フィ ールドを設定する必要があります。これにより、書き込み可能とするデータモ デルを切り換えます (詳細については、'p4 help-graph'を実行のうえ、出力 される情報を確認してください)。 #1520950 (Bug #48959) ** 2 要素認証がサポートされます。ホストごとに、2 要素認証を構成できるよう になります。この認証方法を使うには、まず新しい認証トリガを 3 つ追加し て 2 要素認証を有効にしてから、ユーザ仕様でユーザの AuthMethod に 2FA 修飾子を設定します ('perforce'または'ldap'で使用可能)。新しいトリガは 以下のとおりです。 * auth-pre-2fa: 使用可能な2要素認証方式の一覧を表示 * auth-init-2fa: 指定の方式で2要素認証を実行 * auth-check-2fa: 2 要素認証におけるワンタイムパスワード/トークン/パス フレーズなどを検証。または現在のセッションの状態を確認 これらのトリガの出力は複雑です。詳しい説明や参考例については、'p4 help 2fa'を実行のうえ、出力される情報を確認するか http://answers.perforce. com/articles/KB/15334 を参照してください。 ---------------------------------------------------------------------- 2017.2のその他の新機能 ---------------------- #1559712 (Bug #50586) ** 新たに'p4 bgtask'コマンドが追加されました。このコマンドを使うことで、 スーパーユーザはサーバ上のプログラムをリモートから実行したり、起動コマ ンドとして実行したりすることができます。 #1558406 (Bug #75754) ** 'p4 pull -R'を実行することで、'p4 pull -u'で失敗した処理を簡単に再実 行することが可能です。 #1556644 (Bug #88636) ** コミットサーバ上で'p4 pull -l (および p4 pull -ls)'コマンドを実行する ことで、コミットサーバに複製されるエッジサーバ内のサブミットを一覧表示 できるようになりました。 #1553712 (Bug #92324) * ** filesys.checklinks 構成可能変数が'3'に設定されている場合、ディレクトリ を指すシンボリックリンクに対してファイルの追加や照合を行えるようになり ました。 #1538126 (Bug #91517) ** 別々のプルスレッドに対して、異なるサイズのファイルを割り当てるために、 'p4 pull -u --batch'で新しい'--min-size'と'--max-size'オプションを使え るようになりました。 #1536638 (Bug #92216) ** すべてのトリガにおいて、ユーザ指定の言語を提供する'language'変数が新た に実装されました。言語が指定されていない場合、この変数には'unset'が設 定されます。 #1536367 (Bug #80896) ** 'p4 shelve'コマンドに、新しく'--parallel'オプションが追加されました。 このオプションを指定すると、自動的に生成された子プロセスから個別のネッ トワーク接続を介して、並列で転送する必要のある複数のファイルを指定する ことが可能です。さらに、新しく実装された'net.parallel.shelve.*'構成可 能変数を設定することで、'p4 shelve'の実行時に並列スレッドを用いてファ イルを転送することができます。詳細については、'p4 help shelve'や'p4 he lp configurables'を実行のうえ、出力される情報を確認してください。 #1531997 (Bug #29410) ** 'p4 describe'コマンドに'-a'オプションが追加され、追加されたファイルの 内容を表示できるようになりました。 #1519158 (Bug #14944, #15488) ** 'p4 changes'コマンドに'-r'オプションが追加され、コマンドの出力を元に戻 せるようになりました。 ---------------------------------------------------------------------- 2017.2 Patch 3のバグ修正 ------------------------ #1620423 (Bug #90502) ** 分散環境における 'p4 resolve' による衝突解決でファイルタイプの '+l'修 飾子付きを '+l'修飾子なしに変更した後、孤立したロックが放置される問題 がありました。この問題は修正されました。 #1618401 (Bug #94152) ** 同一ラベルに対する作成と削除が競合したとき、ハングする問題は解決されま した。 #1616808 (Bug #94116) ** パラメータなしで 'p4 shelve -d' を実行したときにメモリリークが発生する 問題は修正されました。 #1614169 (Bug #94050) ** 'p4 keys -e nameFilter'コマンドは、キー名の中にピリオドをサポートする ようになりました。 #1611860 (Bug #92645) ** いくつかのケースにおける、プロキシを経由した並行取得のパフォーマンスが 改善されました。 #1609806 (Bug #93947) ** ファイルがコマンド内に指定され、かつチェンジリストに存在しないとき、sh elvedelete トリガが起動しませんでした。この問題は解決されました。 #1609792 (Bug #93973) ** スペックディポが存在すると、'p4 ldapsync -u'コマンドでユーザが削除され ない場合がありました。この問題は修正されました。 ---------------------------------------------------------------------- 2017.2 Patch 2のバグ修正 ------------------------ #1607486 (Bug #93936) ** 'p4 merge'のグラフモードにおいて、--squash オプションが認識されず、可 能な場合に fast-forward が実行される場合がありました。この問題は修正さ れました。 #1606983 (Bug #93931) ** 'p4 merge'のグラフモードは、--no-ff と --squash を同時に受け入れなくな りました。 #1606951 (Bug #93857) ** 破損した git パックインデックスに対してエラーが返るようになりました。 #1606799 (Bug #93925) ** 'p4 copy' および 'p4 integ' の要求は、グラフクライアントに対して拒否さ れるようになりました。 #1605825 (Bug #93871) ** 分割されたワークスペースまたは読み取り専用のワークスペースを用いて、レ プリカに対して 'p4 where' を実行すると、同一コネクションで実行される追 加コマンドからの出力が抑止される場合がありました。この問題は修正されま した。 #1605817 (Bug #93794) ** 空の repo ブランチに対して 'p4 files' コマンドを実行したとき、適切に ' no such file(s).' が通知されるようになりました。 OpenSSL のバージョンが 1.0.2n に更新されました。 #1603922 (Bug #93716) ** 'client -d -f'コマンドの延長で実行されるリバート(元に戻す)は、より少 数の大きなトランザクションで処理されるようになりました。結果として、こ のコマンドはより効率的に複製されます。 #1600238 (Bug #93691) ** 'p4 describe'コマンドは、削除されたファイルを含むコミットを適切にレポ ートするようになりました。 ---------------------------------------------------------------------- 2017.2 Patch 1のバグ修正 ------------------------ #1588156 (Bug #92867) ** p4 describe -n コマンドで、 に誤った リポジトリ (別のリポジトリ) が指定されると、誤解を招くようなメッセージ が表示されていました。"Blob data not found for sha..." ではなく、"Comm it not found in repo"というメッセージが表示されていた問題が修正 されました。 #1588156 (Bug #92123) ** p4 describe -n repo コマンドは、各差分のセグメント間でフ ァイル名を指定できませんでした。1 つ以上のファイルが変更された場合には 必ず、最初の差分セグメントがどこで終わり、次のセグメントがどこから始ま るかを知る方法がありませんでしたが、この問題は修正されました。 #1590975 (Bug #93382) ** あらゆる環境において、特定のサーバに関連付けられたクライアントの使用が 、それらのサーバに制限されていなかった問題が修正されました。 #1589629 (Bug #92849) ** 'p4 rec -a ...' または 'p4 add ...' をワークスペースルートから実行し、 そのルートディレクトリ名に過渡に円が指定されている場合、クライアントが 異常終了してた問題が修正されました。 #1587659 (Bug #92240) * ** *** **** バージョン 2017.1 の TCP のパフォーマンス改善に影響を与えた write/writ e のデッドロックの問題を解決するために、試験的な修正が行われました。こ の修正で問題がないことが十分に確認されるまで、本機能におけるデフォルト の挙動は無効化されたままとなります。この修正を有効にして検証を行うには 、クライアント、各中継プログラム、サーバ上で構成可能変数'net.autotune' を 1 に設定しなければなりません。例えば、P4V でこれを有効にする場合に は、P4V のスタートアップディレクトリにある P4CONFIG ファイルで'net.aut otune=1'を定義してください。 #1587040 (Bug #93117) ** 'p4 pull --trigger' コマンドを実行してグラフディポかからバージョン可フ ァイルをプルできず、"Permission denied" というエラーがログに出力されて いた問題が修正されました。 #1586858 (Bug #93136) ** 'rpl.forward.login' を使わないレプリカで、LDAP ベースのユーザの自動作 成を行うと、レプリカ上にしかユーザが作成されなかった (マスターにユーザ が作成されない) 問題が修正されました。 #1584626 (Bug #92894) ** 'p4 -ztag describe -S' コマンドにおいて、保留中の内容を表示できない場 合においても、shelveAccess の日付が更新される問題が修正されました。 #1583727 (Bug #93160) ** グラフディポのファイルに対して 'p4 edit -t type' コマンドを実行しても 、コミットされたツリーオブジェクト内のファイルタイプが更新されない問題 が修正されました。 #1579211 (Bug #92972) ** 'p4 help-graph opened' および 'p4 help-graph revert' コマンドでグラフ ディポ固有のヘルプが表示されるようになりました (サポート予定機能を参照 )。 OpenSSL のバージョンが 1.0.2m に更新されました。 ---------------------------------------------------------------------- 2017.2のバグ修正 ---------------- #1577859 (Bug #93001) ** ブランチへのアクセスが一部の反映履歴内において除外されている場合に、'p 4 annotate -I' コマンドが異常終了しなくなりました。 #1577673 (Bug #92882) ** 並列サブミット時に、エッジサーバからコミットサーバに対するバージョン化 ファイルの転送の失敗が、場合によっては検出されていませんでした。このよ うな状況でサブミットに成功した場合、コミットサーバ上のバージョン化ファ イルは消失していました。この問題は修正され、ファイル転送に失敗したとき には必ずコマンドの実行も失敗するようになりました。 #1573540 (Bug #92777, #92817) ** 'p4 reconcile -a' および 'p4 clean' コマンドは、'@' を含むディレクトリ からオプションを指定せずに実行されると、追加や復元を行うファイルの検出 に失敗していましたが、この問題は修正されました。 #1572571 (Bug #91927) ** ルーティングブローカから適切にログインせずに 'p4 have' を実行すると、 応答するレプリカによって、'restricted to use' または 'invalid or unset ' のいずれかのエラーメッセージが表示されていましたが、'invalid or unse t' だけが表示されるようになりました。 #1570784 (Bug #92648) ** ブローカからレプリカへ転送されるログインにおいて、クライアントの接続が 不適切なタイミングで破棄されると、レプリカ <-> マスター間の接続が確立 されたままの状態になっていました。 #1568172 (Bug #91885) ** バージョン 15.2 より前のワークスペースを用いて、リネームした 'utf8' フ ァイルをサブミットすると、アーカイブファイルが消失するという問題が修正 されました。 #1567257 (Bug #92360) ** グラフディポのバージョン化ファイルでは、構成可能変数 server.depot.root を利用しなければなりません。注意: アップグレード前にすでに server.dep ot.rootが設定されていた場合には、バージョン 17.1 -> 17.2 へアップグレ ードする前にグラフディポのバージョン化ファイルを手動で移動させる必要が あります。 #1561151 (Bug #92417) ** 整合ポイントの複製時における遅延によって、'journalcopy' スレッドが書き 込むジャーナルファイルが破損しなくなりました。 #1558115 (Bug #92327) ** +Sn ファイルのサブミットしても、'clone' または 'fetch' の同時操作が正 常に実行できるようになりました。 #1529453 (Bug #91971) ** 分散環境において、転送スレッド間の負荷が問題にならない場合に、並列同期 のパフォーマンスが改善されました。 #1526861 (Bug #90476) ** 'p4 sync -r ' コマンドは、ファイルがリネーム (移動) するファイル の'to(移動先)' または 'from(移動元)' のいずれかの状態の場合、エラーを 出力していました。 #1526302 (Bug #90686) ** Perforce API の受信章バッファサイズを 1MB に増加することで、一部の WAN を介した操作においてパフォーマンスの著しい改善が見られ、場合により、 ネットワークの遅延を防げます。以前の設定値は 32k でした。この値は net. rcvbufsizeで変更可能です。 #1526247 (Bug #90798) ** リポジトリ (グラフディポ) に対して 'p4 sync' を実行しても、ワークスペ ースオプション 'noclobber' が適用されませんでした。 #1525293 (Bug #90697) ** エッジサーバから並列サブミットする際、ktext ではないファイルに RCS キ ーワードが含まれていると、それらのバージョン化ファイルが破損する問題が 修正されました。 #1523244 (Bug #89630) ** サーバで並列処理される 'user-transmit' スレッドの合計数が、構成可能変 数'net.parallel.sync.svrthreads' に定義されている値を上回ると、同変数 によって sync コマンドが使用する並列転送時のスレッド数が抑えられます。 この新しい構成可能変数を有効にするには、サーバ監視機能を有効にしなけれ ばなりません。 #1521469 (Bug #88774) ** 未知のチェンジリスト識別子の値を使い 'p4 describe -I' および 'p4 chang e -I'で出力されるエラーメッセージの内容が不明確でした。これらのエラー の内容が、より明確に分かりやすくなりました。 #1519323 (Bug #91682) ** 'track' 構成可能変数にゼロを設定することで、'rdb.lbr' の追跡メトリクス がレプリカのサーバログに出力されないようになりました。 #1519279 (Bug #91568) ** dm.shelve.promote=1 および security=3 がエッジサーバで設定されている場 合、エッジサーバで実行した'p4 shelve' と 'p4 submit' のタグ情報に 'チ ェンジリスト' 番号が出力されない問題が修正されました。 #1516923 (Bug #91055) ** 'annotate -I' コマンドは、複数のブランチに反映される "from(反映元)" と なるディポファイルの必要なリビジョンすべてを、反映履歴からアクセスでき るもとのとして認識するようになりました。 #1506651 (Bug #90330) ** 'p4 copy' は、リネーム (移動) が複雑な場合、必要なコピーと過去のコピー を消失することがありました。