TIPS、使い方のコツ

ハードウェアに関するFAQ

Q東陽テクニカ製RFセレクタやRFバンドセレクタのINFORMATIONの内容を変更したい

A

東陽テクニカ製RFセレクタやRFバンドセレクタのINFORMATION部分は、システム変更などに対応するため、紙などに印刷した内容を貼り込めるように設計されています。

以下の手順にてINFORMATIONのパネルを取り外して、任意の内容へ変更して頂くことが可能です

INFORMATIONのパネルの取り外し方法

パネルを奥へ押し込みます。

パネルを下へずらします。

パネル上部の縁が出てくるので、引っ張り出します。


なお、貼り込む用紙は110mm x 65mmほどのサイズで製作ください。

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QSchwarzbeck NNBM8124 Artificial Mains Network背面にMAINS FILTER CAPACITORスイッチがあります。CISPR25 試験時はどのように切り替えれば良いでしょうか

A
CISPR25試験時は、CISPR16-1-2側にスイッチを切り替えて使用して下さい。 なお、ISO11452-4等のBCI試験時も、CISPR25試験時と同様にCISPR16-1-2側にスイッチを切り替えて使用して下さい。 なお、上記スイッチは内部回路図に記載の通り、内蔵1uF CapacitorのON/OFFを切り替えます。

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Qネットワークアナライザを使って、NSA(Normalized Site Attenuation)を測定しようと思います。 スペクトラムアナライザのようなMaxhold機能はありますか?

A
最新のネットワークアナライザの中には、Maxhold機能を持つモデルがあります。
そのような機種をご利用ください。

例) 
Keysight E5063A

[Display]-[Data Hold]-[Maximum]のボタン操作で機能します。
下記ヘルプファイルもご参照ください。
http://ena.support.keysight.com/e5063a/manuals/webhelp/eng/measurement/analyzing_data/holding_max_min_points_for_the_trace.htm
 

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QDecoupling Clampはどのような場合に使用するのでしょうか

A
Decoupling Clamp (例:AMETEK社製KEMA801A、FCC社製F-203I-A-DCN-23mm、等)は、IEC61000-4-6規格で規定されているDecoupling Networkとして使用されます。
以下に使用例を示します。
 

アース線と電源線(3線)を持つEUTと電源線(3線)を持つAEが通信線で接続されています。アース線への妨害注入にはCDN-M1、電源線(3線)への妨害注入にはCDN-M3、通信線への妨害注入にはEM Clampをそれぞれ使用する場合を考えます。
この時、EUTへの妨害注入は以下の3通りで行います。Decoupling Clampは、このうち[2. CDN-M1から注入]と[3. CDN-M3から注入]の場合に、通信線のDecouplingに使用します。

1. EM Clampから注入
2. CDN-M1から注入
3. CDN-M3から注入

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Q単相3線式の電源線への妨害印加にはどのようなCDNを使用すれば良いでしょうか

A
IEC61000-4-6規格試験における単相3線式の電源線の試験には、3線すべてが活線となるようなCDNをご使用下さい。一例として、AMETEK社製CDN M316-3Lが使用できます。

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QRFパワーアンプの使用方法

A

MILMEGA社製80RF1000シリーズ

<<注意:RFパワーアンプを使用する前に、RF INPUTに信号が入力されていないこと、RF OUTPUTにアンテナなどのトランスデューサーが接続されていることを確認してください。>>

起動方法

リアパネルの“MAINS SWITCH”をONにします。

フロントパネルの“STANDBY”ボタンを押します

フロントパネルの“ON”ボタンを押します。

<<注意:電源投入直後は内部の温度変化によりゲインが安定しないため、20~30分間ヒートランを実施してください。ヒートランの際はRF INPUTに信号を入力して実施してください。>>

終了方法

フロントパネルの“STANDBY”ボタンを押します

フロントパネルの“POWER SAVE”ボタンを押します

リアパネルの“MAINS SWITCH”をOFFにします。

MILMEGA社製ASシリーズ

<<注意:RFパワーアンプを使用する前に、RF INPUTに信号が入力されていないこと、RF OUTPUTにアンテナなどのトランスデューサーが接続されていることを確認してください。>>

起動方法

下図5番が電源ボタンになります。この電源ボタンをONにします。


フロントパネルのLINEの“ON”ボタンを押します

フロントパネルのRFの“ON”ボタンを押します

<<注意:電源投入直後は内部の温度変化によりゲインが安定しないため、20~30分間ヒートランを実施してください。ヒートランの際はRF INPUTに信号を入力して実施してください。>>

終了方法

フロントパネルのRFの“STANDBY”ボタンを押します

フロントパネルのLINEの“STANDBY”ボタンを押します

下図5番が電源ボタンになります。この電源ボタンをOFFにします。


Ametek社製CBAシリーズ(末尾が“B”のモデル)

<<注意:RFパワーアンプを使用する前に、RF INPUTに信号が入力されていないこと、RF OUTPUTにアンテナなどのトランスデューサーが接続されていることを確認してください。>>

起動方法

フロントパネルの“AC POWER”をONにします。

ディスプレイ内の“GAIN”が100%になるように“△▽”ボタンで設定します

ディスプレイ内の“STBY OPRT”ボタンを押します。ボタンが緑色に点灯し、STASUSがOPERATEに変わることを確認します。

<<注意:電源投入直後は内部の温度変化によりゲインが安定しないため、20~30分間ヒートランを実施してください。ヒートランの際はRF INPUTに信号を入力して実施してください。>>

終了方法

ディスプレイ内の“STBY OPRT”ボタンを押します。ボタンが消灯し、STASUSがSTANDBYに変わることを確認します。

フロントパネルの“AC POWER”をOFFにします。

Ametek社製CBAシリーズ(末尾が“D”のモデル)


<<注意:RFパワーアンプを使用する前に、RF INPUTに信号が入力されていないこと、RF OUTPUTにアンテナなどのトランスデューサーが接続されていることを確認してください。>>

・起動方法

フロントパネルの電源ボタンを"I"に倒し、起動します。


ディスプレイ内の“GAIN”が100%になるように“△▽”ボタンで設定します


ディスプレイ内の“Standby/RF ON”ボタンを押します。RF Onの表示が白色に変わり、Standbyの表示が灰色に変わること、StatusがRF ONに変わることを確認します。


<<注意:電源投入直後は内部の温度変化によりゲインが安定しないため、20~30分間ヒートランを実施してください。ヒートランの際はRF INPUTに信号を入力して実施してください。>>

・終了方法

ディスプレイ内の“Standby/RF ON”ボタンを押します。Standbyの表示が白色に変わり、RF Onの表示が灰色に変わること、StatusがStandbyに変わることを確認します。


フロントパネルの電源ボタンを"O"に倒し、終了します。

 

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QPACSユニット正面のFLICKER ON/OFFボタンを押してもLED表示がBYPASSのまま変化しません

A
ご指摘の動作はPACSユニットの仕様通りの動作です。問題ありません。


FLICKER ON/OFFボタンは、PACSユニットにリファレンスインピーダンスを内蔵している場合に、インピーダンスを切替えるボタンです。
当社よりPACSユニットを購入頂いたお客様は、外部のリファレンスインピーダンスをご使用されていますので、本ボタンは無効となっております。

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QPMM社製LISNを手動制御で使用しています。測定相のLEDが点灯しないのですが、故障でしょうか?

Q
ご指摘の動作は製品の仕様です。L2-16B型等のPMM社製LISNは、手動で制御している場合には、LEDが点灯しません。

なお、測定相の切替をリモート制御している場合、LEDが点灯します。
A

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Q擬似電源回路網(AMN)による試験結果の違い

Q

使用する擬似電源回路網(AMN)によって試験結果が異なります。
考えられる原因は何でしょうか?

A

最近、被試験物から発生する過大なノイズによって、擬似電源回路網(AMN)に内蔵された50Ω終端抵抗を焼損させたままご使用になるケースが増えています。
定期校正時には内蔵50Ω終端の性能も確認することをお勧めいたします。

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