我々東陽テクニカはAGM を開発するにあたり、全ての研究者の皆様に手軽に3D培養を実現できる、ソリューション 提供を使命としこれまで進んでまいりました。研究開発費が高騰する中、高額な装置ではなく既存の機材で3D培養を 実現できないか?・・・・
AGM はそれを実現できる唯一のアイテムです。 最小の研究費で最大の研究実績を! 我々は全ての研究者の皆様に、革新的な3D培養の手法をご提案します。
理化学研究所特許技術(特許第7018685号)を活用
“Agarose gel microcapsules enable easy-to-prepare, picolitre-scale, single-cell genomics, yielding high-coverage genome sequences” H Aoki, M Yuki, M Shimizu, Y Hongoh, M Ohkuma, Y Yamagata ;
Scientific Reports 12, article number :17014(2022)
生細胞のカプセル化技術は、生細胞を生体適合性のある保護カプセルに 埋入し最適な生存環境を維持できるため、細胞培養をはじめ、細胞移植、 細胞ベースの治療的送達、制御された薬物送達等多くに研究領域で使用 できます。
さらに、このカプセル化に伴う膜構成は自己免疫系からの攻 撃に対する抑制・防御機構としても機能するため、異種間移植等でも有 効活用の検討がなされています。
この度、動物の細胞にも運用できる【細胞カプセル化試薬(AGM™)】を開発しました。
既に【ヒト乳がん由来細胞株MCF7】をこのAGMカプセルに封入して培養を試み、培養が成功して塊状のスフェロイドの形成まで確認ができております。
予定している正式な製品化の前に、引き続き、その他多種細胞の培養、さらにはゲノム解析の例を増やしていきたいと考えております。
《試供品お申込み》
現在準備中の【細胞カプセル化試薬(AGM™)】の無償【試供品】をご希望の方は、
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試供品申込期限:2024年3月31日
日本患者由来がんモデル学術集会でポスター発表を行いました。
日本ヒト細胞学会学術集会で発表を行いました。
(ボタンを押すと、YouTubeへ移動します。)
アガロースのカプセルは、30~200nmの多孔質素材で細胞からの代謝産物を含め培地交換やガス交換にも迅速に対応できます。
また、膜外部からの異物混入などに対してもアイソレート機能を有するとともに、細胞培養で課題となる培地交換時の剪断破壊等に対しても優れた細胞保護効果を発揮します。
AGM(当技術) | ゲルビーズ | Water-in-Oil ドロップレット |
FACS & PCR plate | |
---|---|---|---|---|
形 状 | ||||
バッファー,試薬交換 | 容易 | 容易 | 困難 | ― |
カプセル内での拡散 | 容易 | 困難 | 容易 | ― |
1カプセルの単位 | 容易 | 容易 | 困難 | ― |
ゲノム増幅反応回数 | 1 | 2 | 2 | 1 |
カバー率(%) | 93.0∓4.7 | 58.6 | 70.4∓14.0 | 46.6 |
文献 | Aoki H, 2022 | Bigdeli S, 2015 | Hosokawa M, 2017 | Alneberg J, 2018 |
AGM | |
---|---|
形 状 | |
バッファー,試薬交換 | 容易 |
カプセル内での拡散 | 容易 |
1カプセルの単位 | 容易 |
ゲノム増幅反応回数 | 1 |
カバー率(%) | 93.0∓4.7 |
文献 | Aoki H, 2022 |
ゲルビーズ | |
---|---|
形 状 | |
バッファー,試薬交換 | 容易 |
カプセル内での拡散 | 困難 |
1カプセルの単位 | 容易 |
ゲノム増幅反応回数 | 2 |
カバー率(%) | 58.6 |
文献 | Bigdeli S, 2015 |
Water-in-Oil ドロップレット |
|
---|---|
形 状 | |
バッファー,試薬交換 | 困難 |
カプセル内での拡散 | 容易 |
1カプセルの単位 | 困難 |
ゲノム増幅反応回数 | 2 |
カバー率(%) | 70.4∓14.0 |
文献 | Hosokawa M, 2017 |
FACS & PCR plate | |
---|---|
構造 | |
バッファー,試薬交換 | ― |
カプセル内での拡散 | ― |
1カプセルの単位 | ― |
ゲノム増幅反応回数 | 1 |
カバー率(%) | 46.6 |
文献 | Alneberg J, 2018 |
対応細胞 | 動物細胞用 | 微生物用 |
型 式 | AGM-1000 | MCM-3 |
容 量 | 各モデルとも3回分(1回あたり3×106細胞に対応) |
保管方法 | 1部冷蔵保管要 |
保管期限 | 1年以内 |
納 期 | 受注後約2週間以内 |
上皮組織: CHO(Chinese hamster ovary)、MCF-7、HeLa、 Hep-2、U373
結合組織:293,3T3,COS
筋組織:血液平滑筋細胞
神経組織:Neuro 2A, PC12, C6
リンパ球もしくはリンパ芽球:HL-60,Jurkat
免疫関連細胞:ヒト単球系細胞株(THP-1)、ヒトPBMC・ヒト骨髄性白血病細胞(HL-60)
循環器血管系細胞:ヒト臍帯静脈血管内皮細胞(HUVEC)、HAoEC、ヒト大動脈平滑筋細胞(AoSMC)
骨再生・なん骨再生関連細胞:MC3T3-E1、Raw264.7、ウサギ軟骨細胞など
幹細胞系:iPS、MSC
美容系関連細胞等
展示会
「第23回日本再生医療学会総会」(開催場所:朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター)に、出展いたします。(2024年3月21日~3月23日)
展示会
「第18回日本ゲノム微生物学会年会」(開催場所:かずさアカデミアホール)に、株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズ様と共同出展いたします。(2024年3月12日~3月14日)
展示会
株式会社新興精機様のブースにて「第46回日本分子生物学会年会」(開催場所:神戸ポートアイランド)に出展いたします。(2023年12月6日~12月8日)
展示会
展示会
「日本微生物生態学会 第36回大会」(開催場所:アクトシティ浜松)に出展いたします。(2023年11月27~11月30日)
展示会
展示会
「日本患者由来がんモデル学会学術集会2023」(開催場所:国立がん研究センター)に出展いたします。(2023年10月24日~10月25日)
展示会
お知らせ
アプリケーションノート「大腸菌1細胞の培養」をアップしました。 画面右上の、AGM™試薬キット取扱説明書ダウンロードから、ダウンロードいただけます。
セミナー
7月13日(木)14時~ :“第2回「AGM(アガロースゲル・マイクロカプセル)」試薬キットご紹介オンラインセミナー(講師:発明者 青木弘良 氏)” を開催いたします。(お問い合わせはこちら )
展示会
「第41回 日本ヒト細胞学会学術集会」(開催場所:ウェスタ川越)にてAGMに関連した口頭発表と出展をいたします。(発表者:AGM発明者 青木弘良氏)(2023年8月26日~8月27日開催)
セミナー
4月18日(火)14時~ :「AGM(アガロースゲル・マイクロカプセル)」紹介セミナーを開催いたします。(お問い合わせはこちら )
展示会
「第96回日本細菌学会総会」出展に出展いたします。(2023年03月16日~3月18日開催)アクリエひめじ(兵庫県姫路市)
展示会