
AX GUI
AX/4000標準コントロールソフトウェア
AX GUI概要
AX GUIは、AX/4000シャーシに標準添付されるソフトウェアです。AX/4000ハードウェアの機能を手動できめ細かく設定し、 AX/4000のポテンシャルを限界まで引き出すことができます。
AX GUIは、主に次の4つの機能を提供します。
- ジェネレータ
- アナライザ
- ルーティングエミュレーション
- アクセスエミュレーション
AX GUI
ジェネレータ
AX/4000のジェネレータは、1つのポート内に複数の独立したトラフィックソースを装備しており、
それぞれのトラフィクソースで独立したパケット送信タイミングとレートを設定可能です。
これにより、例えば、固定レートの音声トラフィックとデータパケットのバーストトラフィックが混在するようなリアルなトラフィック生成を実現します。
また、パケットの編集GUIもグラフィカルで使いやすく、リアルなパケットの作り込みも可能です。
豊富なパケットテンプレートも提供され、ヘッダチェックサムなどの自動計算もAX/4000が行うため、
ユーザーはアドレスなどの主要なパラメータの編集にのみフォーカスすることも可能です。
さらに、パケット内のアドレスおよび各種パラメータにインクリメントやランダムを設定することもできますので、
大量のホストのエミュレーションやパラメータの総当り試験なども容易に実現します。
アナライザ
AX/4000のアナライザは、IPアドレス、MACアドレス、VLAN IDなど、 ユーザーが設定したパケット分類基準にしたがって自動的にパケットをサブストリームと呼ばれるグループに分類して統計情報を収集します。
このとき、一つの物理ポートでモジュールの種類により1023から32767サブストリームに対応し、 サブストリーム1つあたりで30種類強の統計情報をアルタイムに収集して表示できますので、その解析機能は非常に強力です。
また、リアルタイムに収集された統計情報は、棒グラフ、折れ線チャートにリアルタイムに表示可能で、その分解能は非常に精細なため試験結果の迅速な解析に大いに役立ちます。
さらに、キャプチャ機能を使用することで、AX/4000が受信するパケットをキャプチャして詳細に解析することも可能です。
キャプチャ機能においても、AX/4000は強力なフィルタ機能とトリガ(キャプチャの自動開始)機能を提供します。
ルーティングエミュレーション
AX/4000のルーティングエミュレーション機能により、
AX/4000が各種ルーティングプロトコルに対応したルータをエミュレーションすることができます。
AX/4000がエミュレートする仮想ルータは、
ルータのハロープロトコルパケットや近隣探索プロトコルパケットを実ルータと同じようにやりとりし、
試験対象ルータに対して経路のアドバタイズや各種ルーティング情報を交換することで試験対象ルータの
ルーティングキャパシティやコントロールプレーンに負荷がかかった状態でのパケット転送能力、
経路切り替え時間などを測定することが可能です。
また、リアルタイムデコード機能を使用すると、AX/4000が送受信するルーティングパケットをキャプチャし、
リアルタイムに翻訳表示することも可能です。
対応するプロトコルは、OSPFv2/OSPFv3、BGP-4/BGP4+、RIPv1/RIPv2/RIPng、IS-IS/IS-ISv6、LDP/CR-LDP、RSVP-TEなど多岐にわたり、 これらのプロトコルは同時にエミュレーション可能で、プロトコルの複合体で実現されるRFC 2547 MPLSレイヤ3 VPNやMartini、 VPLSなどのMPLSレイヤ2 VPNにも対応します。
アクセスエミュレーション
AX/4000のアクセスエミュレーション機能により、 AX/4000がPPPoX(PPPoE/PPPoA/PPPoEoA)クライアント、PPPoXサーバ、L2TP LAC、L2TP LNSをエミュレーションすることができます。 それぞれのエミュレーションにおいてネゴシエーションパラメーター、リクエストレート、タイムアウト時間などを設定可能で、 1ポートあたり数万にもおよぶPPPoXクライアント・サーバや、 数千のLAC/LNSをエミュレーションして試験対象アクセス機器に過大な負荷をかけることができます。
AX/4000のアクセスエミュレーション機能により、セッションセットアップ容量、セッションセットアップレート、 セッションを維持している状態での試験対象機器のパケット転送能力を測定することができます。






