リチウムイオン電池、燃料電池、太陽電池等、各種電池の評価から、
有機ELや液晶等の物性評価まで幅広く対応できる計測・評価システムを供給しています。

電気化学測定システム ポテンショ/ガルバノスタット 周波数応答アナライザ(FRA) 測定・解析ソフトウェア
バッテリ・燃料電池評価システム 誘電体測定システム サンプルホルダー・測定用セル 周辺機器/オプション
 
周波数応答アナライザ(FRA)1260型
   
インピーダンスアナライザ1260型 ソーラトロン社の1260型は、10μHz~32MHzの周波数レンジにわたって、インピーダンス、ゲイン、位相、グループ・ディレイを1台で分析できるインピーダンスアナライザ(インピーダンス測定器)です。
本器は、0.1%の基本確度をもち、周波数、振幅、あるいはバイアスの、ある決めた1ポイントで測定したり、複数のプログラムしたポイントで測定したり、自動スイープでも測定できる操作性の高い周波数応答解析器です。
1260型は、エレクトロニクス分野の多様な用途に最適で、例えば、半導体、絶縁体、絶縁材料の特性等の基礎分野から、コンポーネントを選別 (ビン・ソート)したり、統計処理ができますので、生産ラインの検査にも適しているインピーダンスアナライザです。
 
 
新素材、マテリアル、複合材料等の研究・開発に
1260型インピーダンスアナライザは、近年研究が盛んになっている新素材分野での、材料の導電性評価に威力を発揮する測定装置です。測定周波数範囲は10μHz~32MHzをカバーし、10mΩ~100MΩ(1296型誘電率測定インターフェイスオプションにより100TΩ)のインピーダンス測定ができます。演算方法には、電気化学系交流インピーダンスの高精度な測定で実績のあるSingle-Sine-Correlation法(SSC:単一正弦波相関法)を採用しています。
従来、電気化学系交流インピーダンスの精密測定は、広帯域ポテンショスタットとSSC方式の周波数応答アナライザを併用して行うのが一般的でした。しかしこの方法では、周波数帯域では1MHz、インピーダンス値では約1MΩが上限となってしまい、またコスト的にも高価なものとなっていました。
1260型は高精度の電流測定回路をアナライザ本体に設けSSC方式を用いながら、32MHz、100MΩ、基本精度0.1%、0.1°を実現し、コスト的にも安価なものとなります。

 
測定信号の条件を変えてのインピーダンス測定が可能
1260型は多様なインピーダンス測定に最適です。内蔵シンセサイザは10μ Hz~32MHzのレンジにわたって安定な電圧又は電流を出力します。また、その出力を最大40.95VのDCバイアス上に重畳させることができます。単 一周波数、プログラムした複数の周波数、あるいは周波数スイープにわたっての測定ができます。測定振幅あるいはDCバイアス・レベルはフル・プログラマブ ルです。またプログラムしたポイント間をスイープすることができます。
発生器と分析器はフローティングされており、ガード機能を使って回路全体、回路内部の個々の コンポーネントの測定を可能にしています。MOSデバイス、半導体材料からフィルタ、アンプ、 通信システムまでのあらゆるタイプの電子デバイスに携わる設計者にとって、1260型インピーダンスアナライザは価値あるツールとなります。

 
回路テストや設計の検証に最適
回路設計の検証には、広い周波数レンジにわたる伝達関数、あるいはグループ・ディレイの測定が必要です。例えば、フィルタの場合には、減衰特性をフルに測定するためには、広いダイナミック・レンジと高い周波数分解能が必要になります。 本器に採用されている“Single Sine Correlation法”は、これらの要求を満たしています。
グループ・ディレイあるいはグループ・ディレイ歪は、標準機能として表示できます。ユーザの定義機能によりさらにデータ演算処理を容易にすすめることができます。例えば、データをスケーリングし、規格化することにより、アンプの-3dB点を簡単に決定できます。
1260型インピーダンスアナライザのフレキシビリティの高さを示す例として、閉ループ応答の測定から、コントロール・システムの開ループ伝達関数の算出を上げることができます。これにより、フィードバックを切ることから発生する不安定化の問題を解消します。

 
コンポーネントのテストに最適
1260型インピーダンスアナライザは、広範囲の電子部品の評価にご利用いただけます。抵抗は10mΩ以下より100MΩ以上のものまで測定できます。 キャパシタとインダクタは、その値、等価直列抵抗、D/Qファクタで特性を表示できます。測定信号振幅やバイアスのスイープを組み合わせて、インピーダン スvs.周波数をプロッティングすれば、そうしたデバイスのダイナミック特性を分析し易くなります。 1260型の測定回路では、フローティングしたあるいは接地したコンポーネントをそのまま、高確度で測定します。プリント基盤上のコンポーネントのテスト もできます。
 
 
特長
 
インピーダンス測定10mΩ~100MΩ
1296型オプションで100TΩまで、1294型オプションで1GΩまで)
ゲイン/位相、グループ・ディレイの測定
広周波数範囲10μHz~32MHz
基本確度0.1%、0.1°
分解能0.001dB、0.01°
ソフトウェア(オプション) ZPlot交流インピーダンス測定・解析ソフトウェア

ZPlot交流インピーダンス測定・解析ソフトウェアは1260型をコンピュータからGPIBでコントロールし、交流インピーダンス測定を実行する WindowsXP/2000/98対応のソフトウェアです。測定したデータ(複素インピーダンス)を様々な交流パラメータ(L,C,R,Z,Y,M,E 等)に変換して表示することができます。
CNLSプログラムを使用して等価回路のシミュレーションを行ったり、非線型なデータに対してカーブフィッティングをしての解析も行えます。またソーラトロン社製のスキャナ(1281型)を使用して多サンプル自動測定も可能です。
 
 
コールコールプロットの例
等価回路フィッティングの例
 




固体電解質の開発評価 ●高分子、セラミックス固体電解質及びその応用製品
●固体電解質燃料電池、色素増感太陽電池
誘電材料の評価 ●電解コンデンサ特性評価
●高分子誘電材料
●電子ビーム用レジスト材評価
導電材料の評価 ●各種一次電池、二次電池、電極材料の開発評価
●高感度センサ(赤外線、酸素等)の研究
●エレクトロクロミックディスプレイ
半導体材料の評価 ●複写機、マイクロフィルムの感光剤
●太陽電池の研究
仕様
■アナライザ部
電圧測定(2つの独立したアナライザが並列動作
レンジ 分解能 フルスケールピーク入力 コモン・モード除去
30mV 1μV 45mV 5V
300mV 10μV 500mV 5V
3V 100μV 5V 5V
○カップリング:
○インピーダンス:
DC又はAC(-3dB@1Hz)
Hiと外部間1MΩ±2%、<35pF
外部とグランド間10kΩ、<330pF


電流測定
レンジ 分解能 フルスケールピーク入力 入力抵抗
6μA 200pA 9μA 50Ω
60μA 2nA 90μA 50Ω
600μA 20nA 900μA 50Ω
6mA 200μA 10mA
60mA 2μA 100mA
○カップリング:
○インピーダンス:
DC又はAC(-3dB@1Hz)
外部とグランド間100kΩ、<200pF
外部フローティング0.4V

 
測定範囲
電圧ゲイン ±120dB
Z、R、X 10mΩ~100MΩ D 1000~0.001
Y、G、B 100s~10ns Q 0.001~1000
キャパシタンス 1pF~10mF θ -180°~+180°
インダクタンス 100nH~1kH

 
■データ部
表示 入力V1、入力V2、入力VI、周波数、振幅、バイアス
パラメータ マグニチュード、フェーズ、インフェーズ、ゲイン、クオドラチュア、インピーダンス/アドミッタンス、グループ・ディレイ、インダクタンス、キャパシタンス、抵抗、Qファクタ、tanδ(D)
演算処理機能 規格化、スケーリング、積分、微分、ユーザ定義機能、リミット・チェック、ビンソート、統計処理、偏差
分解能 ゲインr(dB)0.001dB
位相(θ)0.01deg
他のパラメータ 5桁+指数
ヒストリ・
ファイル
最大400データ
記憶時間 1ケ月(typ)
確度 周囲温度20℃±10℃、シングル・エンド入力、外部接地、50Ωターミネーション、 入力信号>フルスケールの10%、積分時間>200ms、校正後1年間有効


インピーダンス測定
インピーダンス測定・図
ゲイン測定
ゲイン測定・図
 
■ジェネレータ部
周波数範囲 10μ H~32MHz
分解能 1/65536000
スイープ 周波数(ログ又はリニア)最大10,000ポイント、振幅(リニア)、DCバイアス(リニア)
振幅   電圧 電流
<10MHz 0~3V 0~60mA
>10MHz 0~1V 0~20mA
分解能
DCバイアス
範囲 ±40.95V ±100mA
分解能 10mV 200μA
 
■プロッティング部  
パラメータ 測定変数、又はジェネレータのパラメータはX軸又はY軸にプロットされます
軸のスケーリング オート、ユーザ指定、ログ又はリニア
プロット・ サイズ A3又はA4又は自由サイズ
インターフェイス GPIB
ランゲージ HPGL
 
■インターフェイス
シリアル出力 RS232とRS423
パラレル GPIB
 
■一般仕様
電源 90~126V又は198~252V、48~65Hz
寸法・重量 176(高)×432(幅)×573(奥行)mm  18kg
 
 
電気化学測定システム ポテンショ/ガルバノスタット 周波数応答アナライザ(FRA)
測定・解析ソフトウェア バッテリ/燃料電池評価システム 誘電体測定システム(~1014Ω)
サンプルホルダー/測定用セル 周辺機器/オプション