

Latency Test
Latency Testプログラムは、調査データよりGPS待ち時間を自動的に計算するプログラムです。データは、Latency Test用に取得したデータを使用します。Latency Test用のデータは同じ測線を反対の方向走行して取得します。このとき海底の状況はある一定の勾配をもっていることが理想です。
Utilities – Calibration - Latency Testを選択します。プログラム起動後File - Open Sounding Catalogを選択します。そして、テストラインを含むログファイルを選択し、OKをクリックします。ファイルのリストが表示されたら2つのテストラインを選択し(図1を参照) OKをクリックします。

Figure 1: Selecting files for latency calibration.
最初のファイルヘッダが読まれた後で、Read Parametersウィンドウが表示されます。(図2を参照)。ここで、使用しているデバイスを選択し、OKをクリックします。

Figure 2: Selecting devices in Read Parameters.
2つ目のファイルも同様に処理します。
2つの調査ラインの輪郭がグラフに表示されます(図3を見なさい)。ほとんどの場合、これらの線は完全に重なることはありません。このことは使用しているGPSのLatencyが正しく設定されていないことを示します。

Figure 3: Viewing overlaid data files.
File – Adjustmentsを選択し、Adjustmentsウィンドウを表示します。大まかな調整値を設定するためにCoarseボタンをクリックします。 Startボタンをクリックし、計算を開始します。終了後、結果を示すダイアログが表示されたら、Closeボタンをクリックします。
再びFile – AdjustmentsをFileを選択し、Fineボタンをクリックします。そして、Fine設定有効にした状態でStartボタンをクリックします。 データが再描画されると、2つのデータのずれはほとんどなくなっているでしょう。このときの値がLatency Timeとなります。 (図4を参照)

Figure 4: Use the value for your latency setting
適切なLatency Timeが求められたら、今後、このオフセット値が使用されるようにHardwareプログラムのポジションデバイスのオフセットを設定します。
Hardwareプログラムを実行します。Deviceメニューをクリックし、使用しているポジションデバイスを選択します。Offsetsボタンをクリックし、Latency Timeを入力します。 (必ず、Latency Testプログラムで算出された値と符号を逆にしてください) OKボタンをクリックし、再度OKボタンをクリックし、Device Setupを終了します。変更を保存するために、File – Saveを選択します。
既に取得済みのデータに関しては以下の方法で修正することが可能です。
Utilities - File Work – Data Adjustmentsを選択し、Data Adjustmentsプログラムを起動します。Adjust Positionsをチェックし、Latency Timeを入力します。また、作成するファイルの拡張子を設定します。デフォルトは、ZZZです。
OKをクリックし、処理を実行します。そして、ファイルリストの中から修正を適用したいログファイルを選択します。個々のファイルは、新しいZZZ拡張子が付加されてによって書き直されます。尚、Data Adjustmentsプログラムは、オリジナルの生のデータファイルに上書きすることはありません。
再びLatency Testプログラムを実行し、修正されたファイルを選択します。それらのデータがロードされると、2つのファイルのオーバレイが表示されます。ここで、それらのファイルがきれいに重なり合わさって表示されることが確認できるでしょう。(図5を参照)

Figure 5: Viewing corrected data files.
最後にHardwareプログラムを起動し、Deviceメニューからポジションデバイスを選択します。表示されたダイアログのOffsetsボタンをクリックし算出された値の負の値を入力し設定を保存して終了です。




