
DXF2LNW
HYPACKユーザーにとって有用なユーティリティがあります。大抵は、Channel
Designプログラムは、チャンネルで測線ファイルを区切る機能だけで十分ですが、時に、いびつなチャンネルのために、思うように測線ファイルができな
い場合があります。例えば、急なカーブやエレベーションがあるチャンネルです。Channel
Designは、エレベーションを扱うように意図されてはいないので、ここでエレベーションという言葉を使うのは正確ではありません。AutoCADに熟
練していて、AutoCADでチャンネルリミットを作成したり、計画側線を作成したりしたい場合に、便利なツールを用意しました。DXF2LNWという名
前のプログラムで、HYPACKのメンテナンスプランの契約をしているユーザー全ての人が使うことができます。
このプログラムは、私がクロアチアへトレーニングのために出張した際に、最近テストされたものです。Predrag
Vukadin of Brodarski Instituteが、クロアチアの水路保守機関であるHrvatske
Vode向けにテストのためのシステムを組み上げました。このシステムではRTK
GPSと、測深器を一つ、そしてHYPACKR
ソフトウェアが使用されています。一見、比較的簡単なように思われますが、エレベーションを扱っていることと、傾斜した河川の測量では、中央の深度が一定ではないことに気づきました。Channel
Designはエレベーションや変化する中央の深度を扱うには向きません。各々のクロスセクションに対して、別々にテンプレートを作成することは、手間がかかり過ぎます。そこで、DXF2LNWプログラムの出番が来たわけです。
彼らはマッピングとデザインをAutoCADを用いて行うので、dxfファイルに計画測線とチャンネルリミット情報が入っていると便利だと我々は思いました。Coastal社のプログラマーであるBill
Bergmannと、何度も電話やE-mailのやりとりをした結果、彼は我々のジレンマを解消してくれるプログラムを送ってくれました。
このユーティリティを使用してdxfファイルをAutoCADで作業できるようにする前に、少々の準備が要ります。斜面の中央線、左端、右端、そして上端
は、すべて3Dポリラインでなくては鳴りません。また、それらは皆、同方向でなくてはなりません。(エレベーションを扱う場合には、z値をマイナス値とし
て入力しないと、逆さまなテンプレートになってしまいます。)これら5つのポリラインは、それぞれ一つのレイヤー上に配置しなくてはなりません。計画側線
は全て、もう一つのレイヤーに配置しなくてはなりません。
このユーティリティの使用法はいたって簡単です。プログラムへdxfファイルを読み込み、レイヤーを選択し、「export」ボタンを押すだけです。プロ
グラムは、計画測線がチャンネルリミットに架かっている場所を探し、テンプレート情報としてlnwファイルへ書き込みます。
つまり、変則的なチャンネルやエレベーションでデータ処理をする場合や、CADでデザインや計画測線作成を行いたいときに、DXF2LNWが役に立ちま
す。メンテナンスプランの契約をしていて、このプログラムを使用したいのであれば、東陽テクニカ 営業3部へ連絡ください。




