HALT,HASS,HALT/HASS,高加速寿命試験,高加速ストレススクリーニング,信頼性試験
  高加速寿命試験(高加速ステップストレス試験)
 広範囲な温度変化ストレス(-100℃~+200℃)と6自由度ランダム振動で、製品の不具合を短時間で確認できます。
HALT/HASS試験システム > HALT/HASS FAQ

FAQ


Questions
HALT試験について
Q1-1:HALTの試験方法を教えて下さい。
Q1-2:HALT試験に関する規格は有りますか?
Q1-3:HALT試験は、どのような製品に有効ですか?
Q1-4:HALT試験は、どのような業界で使用されていますか?
Q1-5:HALT試験は、破壊試験と見なしてよいですか?
Q1-6:HALT試験には湿度のストレスはありますか?
 
HALT試験設備
Q2-1:HALT試験機に必要な設備は何ですか?
Q2-2:HALT試験機の設定温度範囲は?
Q2-3:低温試験時に結露しませんか?
Q2-4:高温試験時に発火・爆発しませんか?
Q2-5:振動テーブルの劣化を確認する方法はありますか?
Q2-6:HALT試験機での加振方法と、電動加振機での加振方法はどのように異なりますか?
Q2-7:なぜ、HALT試験機では、空圧式を採用しているのですか?
 
試験サービス
Q3-1:HALT技術センターでは、どのようなことができますか?
Q3-2:試験サービス時に試験対象物(UUT)は、何個用意すればよいですか?
Q3-3:HALT試験は、いくつの試験対象物(UUT)に実施すべきですか?
Q3-4:試験対象物(UUT)は、完成品でよいですか?
Q3-5:試験サービスを行ううえで注意点はありますか?
 

HALT試験について

 
Q1-1: HALTの試験方法を教えて下さい。
A1-1: HALTとは、工業製品に内在する欠陥及び弱点を迅速に露呈させる試験で、具体的には以下の5つの試験を各ステップで機能試験を行いながら進めます。
1:冷却ステップ
2:加熱ステップ
3:急速な温度変化
4:振動ステップ
 5:急速な温度変化と振動(複合)
 
Q1-2: HALT試験に関する規格は有りますか?
A1-2: 現時点では規格は有りません。
Qualmark社が、提唱する"HALTガイドライン"がデファクトスタンダードです。
 
Q1-3: HALT試験は、どのような製品に有効ですか?
A1-3: 製品分野を問わず電子回路を搭載している全ての工業製品に有効です。
 
Q1-4: HALT試験は、どのような業界で使用されていますか?
A1-4: 特定の業界に限定されません。
電機、自動車、メカトロ、医療、航空、船舶等の殆ど全ての業界で使用されています。
 
Q1-5: HALT試験は、破壊試験と見なしてよいですか?
A1-5: HALT試験はQualmark社が提唱する"HALTガイドライン"に沿って行う試験で、破壊試験の一種と言えますが、耐久・寿命試験や複合環境試験ではありません。
 
Q1-6: HALT試験には湿度のストレスはありますか?
A1-6: HALT試験には湿度ストレスは含まれません。
HALT試験は、工業製品に内在する弱点/不具合を短時間(標準5日間)に露呈させる試験手法です。
そのために不具合誘発率が高い環境要因として「温度と振動」という物理的ストレスを使用します。
「温度と振動」の次に不具合誘発率が高い環境要因は「湿度」ですが、湿度による発現する不具合は主に化学反応によるもので、発現するまでに数週間以上を要することが一般的です。
よって、「短時間で不具合を露呈させる HALT 試験」に湿度ストレスを含めることは、HALT 試験の目的に適しません。
HALT 装置を有効活用する観点からも湿度試験は「恒湿槽」での実施をお勧めします。
 
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HALT試験設備

 
Q2-1: HALT試験機に必要な設備は何ですか?
A2-1: 以下の設備構成例のように、電源、液化/気体窒素供給設備、排気設備、圧縮空気供給設備が必要です。
 
Q2-2: HALT試験機の設定温度範囲は?
A2-2: -100℃から+200℃まで設定が可能です。
但し、"HALTガイドライン"によるHALT試験機に要求される温度範囲は、-80℃から+170℃です。
 
Q2-3: 低温試験時に結露しませんか?
A2-3: HALTチェンバー内部は窒素ガスで置換して試験しますので、結露を防ぐことが出来ます。
 
Q2-4: 高温試験時に発火・爆発しませんか?
A2-4: チェンバー内は窒素ガスで置換して試験しますので、発火・爆発しません。 高温下での部品内部のガス圧の上昇による破裂の可能性は有ります。
 
Q2-5: 振動テーブルの劣化を確認する方法はありますか?
A2-5: Vib %を定期的に記録、確認下さい。これが上がってくれば、劣化の可能性があります。
 
Q2-6: HALT試験機での加振方法と、電動加振機での加振方法はどのように異なりますか?
A2-6:
HALT試験システム
・6自由度(3軸+3角速度)
・インパクト加振
・広範囲な周波数をカバー(10Hz~5kHz)
・アクチュエータの空気圧による制御
電動加振機

・1軸(Z軸)
・繰り返し振動
・周波数設定可能 (掃引もしくはランダム)
・コイルへの印可電流による制御
 
Q2-7: なぜ、HALT試験機では、空圧式を採用しているのですか?
A2-7: HALT試験機で採用している空圧式インパクトハンマー方式は、エアアクチュエータが振動テーブルを反復的に叩く方式で、6DOF(自由度)の振動を試験対象物に与えます。
空圧式は、大電流を用いる電動加振機と異なり電気的ノイズを発生しませんので、通電試験を行うHALT試験では、採用されています。
 
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試験サービス

 
Q3-1: HALT技術センターでは、どのようなことができますか?

A3-1: 東陽テクニカのHALT技術センターでは、米国Qualmark社の認定試験センターとして、 正しいHALT/HASS技術の普及のための活動をしています。
お客様の被試験物を使って試験サービスも行っております。
 
Q3-2: 試験サービス時に試験対象物(UUT)は、何個用意すればよいですか?
A3-2: 5種類の試験を行いますので、各々の試験で破壊してしまう場合がありますので、5個以上ご用意戴くのが理想です。
 
Q3-3: HALT試験は、いくつの試験対象物(UUT)に実施すべきですか?
A3-3: HALT試験は、主に設計上の不具合を見つけるための試験です。
複数実施したとしても同じ箇所が同じように故障するはずですので、複数実施する必要はありません。よってN数は、1です。
 
Q3-4: 試験対象物(UUT)は、完成品でよいですか?
A3-4: 完成品ではなく、基板レベルがよいです。
HALT試験は、いち早く製品の不具合を見つけるためのものですので、裸に近い基板レベルの方が、よりストレスを受けやすいので効果的です。
 
Q3-5: 試験サービスを行ううえで注意点はありますか?
A3-5: できるだけ多くの機能試験を実施することで多面的に不具合を見つけることが出来ます。
より多くの機能試験を評価できる準備をお願いします。
 
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